気づけば2023年も大晦日
とってもご無沙汰していますが、我が家は今年もみな元気に過ごしています
長女はこの4月に肢体不自由部門の特別支援学校に入学、長男は3歳半に、前回のブログで妊娠報告した第3子は現在1歳8か月、長女がくも膜下出血を発症した1歳7か月を超えて少しホッとしているところです
長男を出産した時は、男の子というのと2人がそんなに似ていなかったのもあり、昔の長女の面影を感じることはありませんでしたが、長女のお下がりのピンクの服や靴を身に付けている次女を見ると、あの頃の長女がふと記憶の宝箱から顔を出して切なくなったりもします
が絶賛いやいや期の次女の暴君ぶりに、そんなしんみりとした雰囲気は一瞬にしてかき消されますけどね
親は同じように育てているのに、子どもは三者三様で面白いです
さて、今年は私自身にも大きな変化があった1年でした
3子が1歳になった今年の4月から、近くの小学校で仕事を始めたのです
いやね、仕事を始める前は『私は家事育児と子供達の送迎の毎日なのに、父さんは仕事したり出張で都会に行ったり、いいなぁ』『私も仕事して生活にハリが欲しいーー』とか思ってたんですよ
でもいざ7年ぶりに仕事始めると、仕事のスキルが云々より、ほとんど決まった人(主に長女の療育センターや下の子らの保育園の先生達)としかコミュニケーションを取っていなかったので、職場でスッと言葉が出ない
上手い言葉が出てこず『ははは…』とめちゃくちゃ作り笑いではぐらかすことも多々あるし、もちろん仕事が上手くいかずそのまま夜まで引きずっちゃうこともあり
仕事さえすればハッピーとか勝手に思っていたけど、〝仕事をしていなかったということは、苦手な人とコミュニケーション取る煩わしさとか、失敗して落ち込んだりとか、そういうメンタルの辛さから逃れられていた7年でもあったんだなー〟と再認識(そういう中、長女の大病や家事育児をこなしてきた父さんに改めて感謝ですね)
我が家はお互いの両親が近くにいないので、子どもらが病気になった時が大変ですが(病児保育を利用して何とかやりくりしていますが、今年はヒトメタニューモウイルスとアデノウイルス2つも感染症にかかって大変でしたー)今はだいぶお仕事にも慣れてきて、気の合う職場仲間と時々夜の会にも入れてもらったり楽しくやっています
このブログを見ている人(が今もいてくれてるのかは謎ですが)の中には、今現在子どもさんが闘病中だとか、障害が発覚して悩んでるとか、そういったお母さん方も多いと思うのですよ
ブログを書いていなかった数年は、長女も卒園入学と変化が多かった期間でもあるので、そういったママさんに向けて長女や母の様子やメンタルの変化について備忘録として書かせて下さい
まず長女についてですが、予想はしていた事なのですが、4月の入学後は本当に大荒れで
これは私達親の判断ミスですが、それまで賃貸で住んでいた場所の近くに中古のマンションを購入して、長女が生活しやすいように中をリフォームして4月下旬から住み始めたのです
長女のためにと1年以上物件を探してはいたんですが、新しい学校、新しい家、新しいデイさん(私が仕事を始めたのを機に、デイさんを1ヶ所増やしました)と新しいの連続に、いつも通りの慣れた場所が大好きな長女はチックのような感じで指しゃぶりが止まらず、着けていたバンダナはビショビショ大きな声を出したり不安定な様子が続きました
ですが、担任の先生方に恵まれて(このまま6年間持って欲しいくらい、ステキな尊敬する先生方です)少しずつ学校に慣れて、夏休み明けあたりから本当に楽しそうに通えるようになり、今ではすっかり落ち着いています
私が仕事を始めたことで、週3、4日はデイさん、それ以外の日にリハビリや通院を詰め込むので毎日予定がパンパン(とはいえ、学校やデイさんでもゆったりのんびり過ごさせてもらってますが)、夜20時にはグッスリですが、充実した毎日のようで(なかなか平日に娘とマンツーで時間が取れないので、入学を機に余暇活動のサークルに入会し、土日はそちらも楽しんでいます)すごくいい顔をしています
そして私はといえば、娘が学校に入り、なんだか憑き物が落ちたかのように心も体も楽になりました
2022年は、次女の出産(まさかまさかの出産翌日に新型コロナ発症そのままコロナ病棟のある総合病院に転院になり、私以外の家族も皆感染楽しみにしてた産後ディナーも無くなり、散々な産後の幕開けでした)、夜間授乳、全介助の3人(乳児、障害のある長女、頼みの綱の長男も絶賛していやいや期)の育児にほとほと疲れていて、正直あんまり記憶も無いです
そんな日々を経ての卒園入学正直療育センターと学校は、大して差は無いだろうと思っていたんですが、本当に生活がガラリと変わりました
自治体にもよると思いますが、我が家の街は療育に力を入れていて、〝まずは親子の愛着関係の形成と色々な遊びを通して感情表現の機会を増やす〟ことを目標にしているので、まー母親の参加機会が多い週1〜2回の親子通園日の他に、訓練やら懇談やら行事やらでしょっちゅう呼ばれるし、保護者会活動も盛んでした
それに比べて学校は月1回の参観日と年2回の個人面談以外は本当に行く機会が無いですし、放デイを使うと朝8時半〜17時頃までと長時間預かってくれるので、仕事後にちょっとお茶したり、子どもを連れずにスーパーに買い物に行けたり、本当ーに楽になりました
これを読んでる今センターに親子通園しているお母さん方、朝から晩まで子どもと一緒、預かってくれる人もいないのでスーパーにもバギーを押して不自由な思いをして買い物していますよね
大丈夫‼️それは本当に楽になる時が来ます
療育に通っていた頃は、毎日一緒に療育に通ってリハビリ受けさせて、帰宅したら家事育児と100%娘中心の生活を送っていましたが、それって健常の子達の子育てと180度くらい違うので、時々『病気さえしなかったらなー』とか『私は何のために生きてるんだろう…』とか、心がしんどくなっちゃうんですよね
でも今は、スクールバスまでの送迎はあるものの、送り出したら私も仕事や買い物をしたり、もちろん介助が必要なので食事や入浴の手間はありますが、生活スタイルはほぼ他のお母さん達と何ら変わらないのではと思います
療育に通っていたあの日々になんら後悔は無いです大変なこともあったけど、それ以上に娘と一緒に成長できた4年間でしたし、それが土台にあるから〝私はこの4年娘のために100%頑張った❗️これからは娘中心ではなく、家族みんなが幸せに、自分自身のことも大切に生きていこう〟と今思ているんだと思います
さぁ、2024年が始まりますね
家族や友達とたくさん楽しい思い出を作りたいです今年はディズニーかUSJに行こうと計画中
皆様も、よいお年をお迎えください