ジェル状着火剤:バーベキュー中に飛び散り大やけど 愛知
愛知県警津島署によると、18日午後8時ごろ、同県大治町砂子の会社員、斉藤英明さん(25)方南側の宅地で、友人ら十数人がバーベキューを準備 中、別の男性会社員(27)が炭の火力を強めようとジェル状着火剤をコンロに投入したところ、火のついた着火剤が飛び散った。火は4~5メートル離れた場 所にいた同町三本木の無職、高屋麗魅香さん(22)の衣服に燃え移り、高屋さんは上半身を大やけどし、意識不明の重体になった。
同署によると、ジェル状着火剤は、火をつける前に木などに塗ってから使用するもの。引火しやすく、直接火の中につぎ足すと危険という。通常、成分 はメチルアルコール。【稲垣衆史】
毎日新聞 2010年7月19日 1時04分(最終更新 7月19日 22時10分)
こんな時,あなたはどうしますか?
最近すっかり夏らしくなってきて,アウトドアを楽しむ人も多くなってくるでしょう。
こんな時応急処置を知ってると知らないとでは傷病者の予後が大きく変わってきます。
アメリカ心臓協会(AHA;American Heart Association)は様々な救急コースの講習会を開いてるんですが,そのなかの「Heartsaver First Aid」というコースがいわゆる「応急処置」のコースになります。
今日はAHAが教える「熱傷」対する応急処置をお教えします。
小さな熱傷の時
1,傷病者とあなたにとって周囲の安全を確保する。
2,誰かに救急箱を取りに行かせる。もしあなたが一人の場合は,自分で取りに行く。
3,熱傷範囲が小さい場合,冷たい「水」で直ちに冷やす。(氷は×)
4,乾燥し,癒着しない,無菌の包帯で覆ってもよい。
5,次のような場合は緊急通報する。
・まだ燃えている場合
・傷病者が広範囲の熱傷を負っている場合
・あなたが何をすべきか確信できない場合
広範な熱傷を負った場合
1,現場の安全を確保する。
2,もし現場が鎮火している場合,ステップ7まで飛ぶ。
3,もし現場に応援がいる場合,緊急通報と救急箱を取りに行かせる。
4,もし傷病者の衣服が燃えている場合,傷病者に"stop, drop, and roll"をさせる。
これで炎が消える。走って消そうとすることは,逆に炎を煽ることになる。
5,傷病者をブランケットで包み,水で濡らす。
6,炎が消えたら,皮膚にくっついていなければ濡れたブランケット,燃えた衣服,装飾品を損傷部位から取り去る。
7,傷病者の反応はどうか?
・もし反応があれば,体温が下がりすぎないように毛布でくるむ。
・もし反応がなければCPRを開始し,救急隊が到着するか傷病者が動き出すまで続ける。
【禁忌】やってはいけないこと
・乾燥した包帯以外を熱傷部につけてはいけない。軟膏や自家製の民間薬は,医療者が指示しない限り使うべきでない。
・熱傷後の水泡は潰してはいけない。
へーそうなんか!と思うようなことや,確かにこの場合は迷うなあというようなときも,知っていれば確信をもって対処できますよね。
どうです?救急っておもしろいでしょ?
