『エリザベート』@帝国劇場10/19マチネ(花×育) | 毎日がミュージカル♬舞台好きのつぶやき(第一章)

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そんな毎日の中で感じたこと、これまでの振り返りなど、気ままに綴っていきたいと思います。

いっくんがトートを演る…っていう情報解禁に、踊り上がって喜んだあの日から…約3年笑い泣き

 

ついに、ようやく、いっくんトートに会えましたラブ

 

いっくんトートについての3年前の私の想いあれこれについては下差し

 

 

 

以下、ネタバレあります注意

 

 

いやぁ、あのですね……幻だったいっくんトートが目の前で歌い動いてることに、気持ちが上滑りしてしまってあせるあせる
あーキラキラいっくんトートがそこにいる…えはてなマークそこはそうやるんだガーン…あーねーそう歌うのね…おイヒそう来るか…ほぇーアップあーダウンあらま目………なーんて、ふわふわした感覚で観てたら、あっという間に終わってたーほっこり
 
久しぶりの生いっくん、やっぱり厚みがあって甘くよく響く歌声は、素晴らしかった拍手拍手←トート仕様のエコーかかり過ぎてて勿体無かったくらいよねー
 
 
で、私の目に映るいっくんのトートはどうだったのかと言うと…
 
全体的には、常に黄泉の世界に君臨する圧倒的な帝王感はなくて、今まで姿を持たなかった死という概念が、シシィの瞳に魅入られた(←かっ目と目を見開いたのよ、いっくんトート)その瞬間、人間の姿としてシシィにだけ見えるようになったのかなってひらめき電球…と解釈したくなるくらい人間っぽさ有りビックリマーク
で、初めて味わう恋心を極力表に出さないようにしつつ、気を引きたくてすました顔して、しつこくちょっかい出してる感じ…はてなマーク
ラストシーンの表情も、完全に”無”だったから、シシィが死んだ瞬間に、また死の概念に戻ったのかなはてなマーク
 
 
細かな部分としては、ゲネ動画でも感じてたんだけど、時々、「俺トート演ってるよ」ないっくんが垣間見えたり、照明の具合によって赤っぽく見えちゃう紫くるくるヘアーに一瞬ショーパブ感が漂ってしまったり、もっと感情むき出しで自由自在なのかと思ってたら、意外にもトートの型の中に収まってるように感じられたり…私が勝手に頭の中で作り上げたいっくんトートとはちょっと違ってたからか、私の脳内…只今、プチ混乱中あせるあせるあせる
 
後半、もう一度、観る予定なので、その時は、もう少し落ち着いて観られるかな…ウインク
 

いっくん、キャストさんたちとのツーショット、インスタに連投してくれてるけど

こんな優しいお顔のトート閣下は、舞台上では観られないから、貴重なツーショットラブラブラブラブラブラブお手手の重なりが萌えドキドキドキドキドキドキドキドキ



花ちゃんのシシィは、卒業がもったいないくらいの可愛さと美しさ、シシィの年齢の演じ分けも素晴らしく、そして魅惑の語り歌…いやぁ、お見事です拍手拍手拍手

 

 

 

 

それから、もう1人のお目当て…甲斐くんルドルフ

 

短い出番の中で、刻々と変わるルドルフの感情を、丁寧に丁寧に表現してくれていて、感無量ラブ

私が観たかったルドルフそのもの、いや、その遥か上を行く細かなお芝居に…えーん泣いた泣

 

あ、娘から、私の頭の中には、甲斐くんのお芝居から的確に感情を受け取れる特殊なフィルターがついていると言われていまして、今回もそのフィルターを通して観てると思いますし、甲斐ルドが舞台にいる間は、オペラグラスでひたすらガン観した結果の感想ですウシシ

 

 

革命運動が失敗して、エルマーたちが捕まってしまった時、1人離れた所で、どうしようあせるって下を向いて手で口元を押さえたのを見た時、あぁ、まだ中身は子供なんだ…って瞬時に感じたし、その後、自分も捕まって、名前を聞かれた時の「ルドルフ」の声の小ささ…からの「姓は?」の問いに対する、”ヤバいもう終わりだ”っていう絶妙な表情と、目をギュッと閉じて、はぁーと大きく息を吐き、観念したように絞り出した「…ハプスブルク」のかぼそい声の震え……芝居が繊細ラブラブラブラブラブラブ

 

 

シシィが帰ってきた時、しばらく呆然とシシィを見ていたのは、たぶん、長いこと会っていなかったから、信じられなかったのかな…その後、少しずつ表情が和らいでいって、”そうだ僕にはママがいる、ママなら助けてくれる”と思ってからの満面の笑顔キラキラ(←ここ、完全に小さな子供の顔)からの、「わからないわ、久しぶりなのよ」と言われて、すーっと笑顔が消え、でも、すぐ気を取り直して、まっすぐな瞳で希望を持った声で「打ち明けるよ」

 

必死に窮状を訴えて、ママの手を握るも、冷たく振りほどかれて、その手は宙に浮いたまま、振り返りもせずに去っていくシシィの背中を、床を這って追う姿が悲しすぎたえーんえーん

 

でっかい体が小さく小さくなって「ママは僕を見捨てるんだね」の表情はもう抜け殻ぐすん

 

トート閣下に「死にたいのか?」と問われた時、甲斐ルドはまだ、死にたいとは思っていない様子…トートダンサーに振り回される時も、ずっと抵抗してるおーっ!でも、閣下が、手でなにがしかの合図をした瞬間、目が宙をさまよい、トートに操られるように動き始めて、トートの導きによって、銃口をこめかみに当てたような感じ銃

 

あ、いっくんトート、子ルドルフと会う場面で、拳銃を子ルドの背中に向けずに、自分のこめかみに当てたのは、たぶん、あの時に”ルドルフの死に方はこれだな”とイメージしたのかな…ってひらめき電球

 
 
♪闇広は、いっくんと甲斐くん、両方同時に集中しなきゃいけなくて、結果、私の目と耳、とっちらかって、あんまり記憶がない…笑い泣き次は、落ち着いて両方ちゃんと観る!!
 
 
甲斐くんのバイト(エーヤン場面とミルク場面)は、しっかり観られましたほっこり
 
 
 
ゆん花コンビも観る予定なので、また別の世界が広がっていそうで楽しみ音譜