先日、届いたDVDは…
じゃじゃーん
2017年版『ダディ・ロング・レッグズ』
いろんな方の投稿拝見して、絶賛されていたので、娘にぽそっと「これ観てみたいなぁ…」って言ったら、娘、「あ私も観たいと思ってた
」って
我が娘、大人気だった連ドラ『恋つづ』にはまり、中でも上白石萌音ちゃんにロックオン生萌音ちゃん見たさに『ナイツテイルコン』に行き、作品の世界観と音楽性に完全にハートを射貫かれ
次の本公演は絶対に観る
と興奮して帰宅
その『ナイツテイル』を手掛けたのが、ジョン・ケアードさんとポール・ゴードンさんで、この『ダディ・ロング・レッグズ』もそのお2人が作られてるってことで、娘は観たかったんだと
意気投合したので、即ポチして一緒に鑑賞
※以下、内容に触れています
まずね、原作である小説”足長おじさん”
DVDの特典映像で、ジョン・ケアードさんと奥様の今井麻緒子さんのインタビューが収録されているのだけど、その中で、麻緒子さんが、日本人なら小学校の時に誰もが出会っている作品…と
ひゃー私も娘も、タイトルは知っているけど、ちゃんと読んだことなくて、恥ずかしや…
全編、ジル―シャの手紙で綴られていて、小説ではジャーヴィスは実際には登場しないんだとか…
そこから、ジョン・ケアードさんが、ジャーヴィスを登場させるこの脚本を書き起こしたっていうのが、まず素晴らしくて、さらにそれを日本語に訳す段階で、麻緒子さんがたっくさん苦労されて、日本での上演に違和感がないように工夫されたとのことで、ご夫妻の作品への愛がたっぷり詰まってるからこそ、観る側が温かい気持ちに包まれるんだろうなぁ…って
で
皆さんが、絶賛されている通り、とってもおもしろかった
ジル―シャとジャーヴィスのすれ違い?や、手紙の中と現実とのリンク、ジル―シャの語る手紙の内容、小道具を上手く使った場面転換、何よりもたった2人で、あの空間と時間を満たしてしまえるってすごい1瞬たりとも、退屈な時間がなかったー
目も耳もずっと集中したまま見続けて、あっという間にラストへ
観て良かったー
芳雄さんのジャーヴィスはい
可愛い
かなり年下のジルーシャの手紙に、一喜一憂して、オロオロ、ジタバタ
今年の公演では、さらにおもしろさと可愛さがUPしていたようで、どんなだったのか観てみたかったなぁ
坂本真綾さんは、初めましてなんだけど、ものすごく台詞が聞き取りやすくて、耳心地良きだからこそ、次から次への膨大な台詞を聞き続けても、しんどくならずに、最後まで快適に観られるんだと思う
後付けで調べてみたら、声優さんなんですね
納得
まだまだ細かな台詞の面白さや、きっと仕掛けられているであろういろんな小技や表現に気付いていない所もあると思うので、リピリピします
お2人とも、この作品はライフワークにしたいとおっしゃってるようで、こういう素敵な作品との出会い役者冥利に尽きますね