韓国版『モーツァルト!』配信鑑賞④(ナンネール) | 毎日がミュージカル♬舞台好きのつぶやき(第一章)〜完

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(第一章完了。現在は投稿していませんが、大切な記録として公開中です)
全力でミュージカルや演劇の世界を楽しんでいます。
そんな毎日の中で感じたこと、これまでの振り返りなど、気ままに綴っていきたいと思います。

そろそろ息切れしてきましたけど笑い泣き
せっかく拝見できた貴重な日本版訳付き韓国版『モーツァルト!』なので、気付いたことは、できるだけ書き残したいと思います爆笑

今回はナンネールについてひらめき電球


※以下、内容に触れています
さらに、以下の感想は、今回の配信についていた日本語訳を観た上でのもので、韓国版の実際の台詞や歌詞がどうだったのかは、正しくはわかりませんひらめき電球

《EMKさんのPVより》


ブルー音符ナンネール

日本 子役さん起用なし 
市場のシーンでは、テンション高く、弟ヴォルフの成功を本気で信じて、自分もプリンセスのような生活を送れるようになるに違いないビックリマークって、夢見てキラキラしてる
アルコ伯爵に「コロレド様が手を回したら、一環の終わりだぞ…」と予告されて、初めて、ヤバイかも…って、現実を知る感じキョロキョロ

韓国 少女時代は子役さん登場
市場のシーン、最初から弟ヴォルフを、案じてる風で、テンション低め
それでも、家族として、信じようと自分に言い聞かせて、いつか昔のように成功できますようにって、少し前向きになる感じ
家のお金も全部持って旅立ったっていう台詞?歌詞?もあるから、アルコ伯爵から「コロレド様が手を回したから、もう終わりだぞ」って聞かされた時の、絶望感が強いショボーン


ブルー音符♪終わりのない音楽…の時、子役ちゃん達が、キラキラしてた子供の頃を回想するように登場し、今の厳しい現実との対比が鮮やかだった


ブルー音符♪プリンスは出ていった…の時も情景が違った

日本 舞台中央の高い所で、小さなピアノの前に置かれたアマデ風のお人形に、目隠しをしたりしながら、遠くを見て歌い上げる感じ

韓国 机の上で、ヴォルフに宛てた手紙を書きながら、語りかけるように歌う感じ…その後、その手紙をヴォルフが手にしていて、「僕は家族を見捨ててなんかいない、姉さんが結婚するなら、お金を送るよ」って言う流れ、ちゃんとお芝居で場面が繋がっていてめっちゃ自然だった


日本版って、このシーンに限らず、あまりセットのない舞台で、キャストさんが1人でソロを歌い上げるパターンが多いような気がするキョロキョロだからか、なんとなくシーンがぷつ、ぷつ…って、切れてる感が…



あとはね、ナンネールの旦那さんは登場しない
その代わり、レオポルトがコロレドに、ヴォルフを呼び戻すのは諦めて、私の血を引いた新たな天才を…って言うシーンで、ナンネールの息子が実際に登場する
子役さんが、目の前に現れるとね、まるでアマデのアンドロイドのようで、また、ヴォルフのような悲劇が繰り返されるのかも…って、なんか怖かったよーガーン



ちょっとの演出の違いで、だいぶ受ける印象が変わるので、作品創りって奥が深いねーあせる


さてさて、あと1記事くらいで終われるかなーウシシ