『大地(Social Distancing Version)』配信鑑賞 | 毎日がミュージカル♬舞台好きのつぶやき(第一章)〜完

毎日がミュージカル♬舞台好きのつぶやき(第一章)〜完

(第一章完了。現在は投稿していませんが、大切な記録として公開中です)
全力でミュージカルや演劇の世界を楽しんでいます。
そんな毎日の中で感じたこと、これまでの振り返りなど、気ままに綴っていきたいと思います。

PARCO劇場オープニング・シリーズ 三谷幸喜さん作 『大地(Social Distancing Version)』7/25(土)マチネを、Streaming+で拝見目

 

 

以下、ちょろっと内容に触れています

 

 


 

共産政権下、演じることを禁じられ、広大な大地に立つ収容施設で、強制労働させられている俳優たちのお話し

 

三谷さん曰く、コロナ禍の状況を逆手にとった演出…ということで、きっちり2mのソーシャルディスタンスを保っているのかと思いきや、そこそこ顔が近いなぁと思う瞬間もあったり、皆さん、なかなかの大声で会話をされたり、なんで今この演出?って思うような場面もあって、キャストさんたち大丈夫かな…って、心配しながら観ちゃったわあせるあせる

 


個性的なキャストさんたちが、一癖も二癖もある俳優さんたちを演じられているので、芝居の濃度が高いーキラキラ

 

 

一部屋の中に、年齢も考え方も生き方も違う人たちが、いつ解放されて元の生活に戻れるかかわからない中、毎日、顔を突き合わせて過ごさなくてはならないという状況と、今現在のコロナ禍の状況がリンクしているひらめき電球

基本的には、抑うつされた環境に置かれている中でのやりとりなので、まぁ、喧嘩とまでは行かなくても、皆、何となくギクシャクしてるむかっ

そんな中、中盤あたり、それぞれの俳優さんたち(役の上で)の得意分野を活かしたちょっとした趣向に、お腹を抱えて笑わせてもらったーゲラゲラゲラゲラもう一回観たいくらいークラッカークラッカー

 

 

政治によって演じる機会を奪われた俳優さんたちを、コロナによって演じる機会を奪われたキャストさんたちが演じるひらめき電球

三谷さんっぽい、多重な仕掛けにいろいろ考えさせられたわうーん

 

 

どうか千秋楽まで、無事に公演が続けられますようにお願い