
このDVD、本作の演出家、ジョンケアードさんの解説付き
なかなかに思い入れがおありのようね


内野さんの舞台、映像で『モンテクリスト伯』と『メタルマクベス(途中でギブアップでしたけど
)』は見たことあるんだけど、ミュージカルをちゃんと観るのは初


以下、内容に触れています
なーるほどー
これは、劇場の前の方または舞台上のお席で観られたら、めっちゃ楽しいだろうなー
演者さんたちと一緒に、お芝居の中にいる感じだもん



ストーリーとしては
"18世紀初頭のロンドンで、指名手配中のマクヒースを中心に、その婚約者ポリーとすでに彼の子を宿しているルーシー、さらに娘をたぶらかされた二人の娘の父親たちが、マクヒースを絞首刑にする為に、あれやこれや…そして、マクヒースの周りにはさらにたくさんの女性たちが…というオペラ"
を、ベガーズ(河原乞食=大道芸人)たちが、一晩だけ大きな劇場で演じるっていう、二重構造

だから、ちょこちょこ、オペラの役から外れて、素のベガーズ達に戻るシーンもあるんだけれど、それぞれのベガーズ達のキャラクターは、橋本さとしさん演じるトム以外は、あまり詳しく描かれてないから、劇中劇を観ているんだという実感は、ラスト以外はあまり感じられないかも…
で、内野さんのマクヒース
かっけえ


女ったらしのお役、初めて拝見するかも…
どちらかというと硬派な役柄が多い様に思うから、この作品はある意味レアだぞ

そして、橋本さとしさんのトム、ベガーズ達が演じるオペラの脚本家であり、演出家なんだけど、素晴らしかったー
なんていうか、演じてる感ゼロ、トムそのものだった
グリブラで、お歌やトークは拝見したことあったけど、演じてるのは初めて
こりゃあ、エンジニアやバルジャンも観たかったぞー





まだ一回しか観てないから、今の時点での感想だけど…
とりあえず、この作品のメインであるオペラの中の登場人物、誰一人として共感できるキャラがいないー

だからか、オペラのお話に入り込めなかったのよねー

リピリピしたら、変わるかなー



それも楽しみよん
