原田さん演出・出演のミュージカル
『麒麟にの・る』
上映会中止を受けての、期間限定有料配信
有料配信って、初めてのチャレンジ
ホントにいろんな媒体があって、ついていくのに必死~
購入してから、7日間だけしか観られるないので、時間作ってリピリピ
※以下、内容に触れています
現代から時空を超えて、安土桃山時代~本能寺の変のお話し
…なんだけど、独自の解釈と切り口で、斬新な展開になってる
まぁ、本能寺の変と安土城消失については、謎だらけで、それこそ、ありとあらゆる想像がめぐらされ、様々な脚色がほどこされた作品があまた創作されてきたけど、これはまた新しい設定だわね
そしてね、キャストの皆様、お芝居も歌も踊りも殺陣もアドリブも悪ノリも客席いじりも
上手い
特に、セリフの聞きとりやすさに感動ノンストレス
わちゃわちゃ感はあっても、下ネタなしなのもグッ
原田さんの演出も、ごちゃごちゃせず、すっきりとわかりやすく、見せ場作りも自然にさらっーと、こちらの意識が向くようになってる
それでいて、おもちゃ箱のような、次に何がどう出てくるかワクワクする感じもあって、あっという間の130分だった
第六天魔王、影武者…というキーワードは、同時代を描いた劇団☆新感線の『髑髏城の七人』を彷彿させ
現代の若者がタイムスリップしてその時代の人物になるっていうのは、TEAM NACSの『LOOSER』を思い起こさせ
タイトル『麒麟にの・る』は、奇しくも私が第2話でギブアップした大河ドラマ『麒麟がくる』とほぼかぶりだし
劇中には、GI風の若者がぶら下がったヘリコプターが登場し、『ミスサイゴン』かって突っ込んだし
なんなら、もう一つのポスターは、どことなく『おっさんずラブ-in the sky-』のそれと似ているし
↓↓
なんかいろいろ頭が忙し楽しー

でも、発想を思いっきり飛ばした、信長と光秀の描かれ方は、とても面白かった
気になったキャストさんの感想をちょびっと
☆平野良さん(明智光秀役)
はじめましてだったけど、滑舌、お歌、殺陣、そしてお芝居、全てが素晴らしかった
☆大山真志さん(浅井長政役)
抜群の存在感、落ち着いた耳触りの良いお声と聞き取りやすい台詞回し、間の取り方、まとってる空気感とか、とっても魅力的だった
☆粟根まことさん(おっちゃん役)
髑髏城に続いて、これまた抜群の安定感
出過ぎず、引っ込み過ぎずの加減が絶妙、原田さんとのほっこりシーン良かった
☆加藤啓さん(キリン&麒麟役)
大事な役どころを、可愛く、愛おしく、演じられてましたじわるのよー
そしてもちろん
☆原田優一さん(演出&徳川家康役)
美しい歌声と素敵な演出ありがとうございました
芝居二幕の第一部
そして、第二部は、打って変わって、腹筋崩壊必至のごりごりのパロディショーらしいんだけど、この配信には含まれてないー
観てみたいー