ロイドウェバーさん
ちょいちょいインスタで、ご自身のピアノとプロアマ問わずいろんな人がそれぞれのおうちで歌ってる動画をコラボさせたのを披露して下さって、嬉しい
さらには、”The Shows Must Go On”と称したYouTubeチャンネルを立ち上げて下さり、週替わりで、時間限定だけど、ご自身の作品を無料配信して下さってる
で、昨日の配信が『Jesus Christ Superstar アリーナツアー』
観たことなかったバージョンなので、無理くり時間作って、一気見した
だって、48時間限定だから、見逃したら悔しいもん
※以下、内容に触れてます
ジーザス役は、ベン・フォスターさん
3月に観劇予定だった『voices of the Westend 2020』で、来日されるはずだったんだけど、8月に振替…
幸い振替日はどうにか行けそうなので、チケット手放さずにすみそうだけど、果たして8月はどんな状況になっているのか…
でも、コンサートの前に、この作品を観られて良かった
ベンさんのジーザス、ちょっとイメージと違ってた
っていうかね、このステージング、設定が現代なのね
びっくりしたわ
以前の投稿に書いた
『Jesus Christ Superstar コンサート2018 in USA』(記事はこちら)
の設定も現代で、洗練されててとっても素敵だったけど
今回は、さらにもっとリアルに現代感が…
携帯やクラブやネット投票とか出てきて、ん?これは、キリストっぽい立場の現代の若者の話なのか?って、錯覚しそうになる
でも、エルサレムとかヘロデ王とかの設定はそのままだから、やっぱりキリストなのよね
相変わらず、ロイドウェーバーさん、奇想天外
設定に合わせて、歌詞も変えてるようで、ティム・ライスさんもきっと、ロイドウェーバーさんの発想力にびっくりしながら、ノリノリで協力したに違いない
そういう設定だからか、ベンさんのジーザスは、わりとその辺にいる人感強め、カリスマ感薄め
磔刑シーンの最期の独白も、あぁ、キリストも普通の一人の若者だったんだなぁって印象
むしろ、ユダ役のティム・ミンチンさんが、なんかちょっと異質な雰囲気をまとっていらして、カリスマ性があるっていうか、ビジュアル的にもこちらの方がジーザスっぽいっていうか…
なんかね、かなり成熟した大人で達観してそうなユダで、ベンジーザスが若者感たっぷりなのもあって、これまで観たり聞いたりしてきたバージョンの2人の関係性とはちょっと違って見える
不思議なユダだった
で、お二人とも、歌は抜群
私的には、1996年再演のリマスター版CDの歌唱や演奏がすごく気に入っていて、それベースで観ちゃったから、このアリーナツアーはかなり斬新
でも、やっぱり、楽曲の良さは、どんなバージョンでも変わらないから、引き込まれたよ~
あとね、ピラト総督がね、すごい存在感
演じたのはアレクサンダー・ハンソンさん
出番は多くないけど、難しい役どころ
ジーザスを処刑すべきかどうか、迷いながらの熱唱は、ド迫力だった
先週、配信されたのは、本来なら、今、まさに日生劇場で上演されていたはずの作品『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』
ちらっと見てみたけど、お話しの内容を知らないから、日本語字幕なしではちと難しいかなぁと思って、あきらめちゃった
これから、どんな作品を配信して下さるのか、とっても楽しみ
ここのところ、ちょっと、気持ちが落ちていて、なかなかブログも書けず、ため息ばかりだったけど、JCSでちょっと元気でたかも…
ロイドウェバーさん、ありがとうございます