『レディベス』DVD② | 毎日がミュージカル♬舞台好きのつぶやき(第一章)

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劇場・DVD・CD・テレビ放送・動画サイトなどなど、あらゆる媒体を使って、全力でミュージカルや演劇の世界を楽しんでいます。
そんな毎日の中で感じたこと、これまでの振り返りなど、気ままに綴っていきたいと思います。

素敵なシーンたくさんあるし、音楽性も世界観もいいのに、私的に、なんか物足りない感がある『レディベス』という作品について、娘といろいろ考えてみたひらめき電球



※以下、内容に触れていますので、お嫌な方はスルーして下さいませ




(あくまでも私見ですが)


☆メアリー女王のプロテスタント弾圧で、国民が苦しんでるシーンがほとんど描かれてないもやもや


前半、酒場で、エミリー・レノックスが連行される場面と、後半、民衆を扇動したとして拷問を受けたと思われるトマス・ワイアットが連れてこられる場面くらいかなぁ


なんせブラッディメアリー(血の女王)ですから、処刑に次ぐ処刑で、民衆は震えあがってたはず叫び

さらーっとセリフや歌詞に出てくるだけだと、あまり深刻な感じが伝わってこない…かお




☆ベスは、♪聡明で真理を即座に見極める賢くするどい人の世の宝…って、アスカム先生が歌っているけど、観てる側がそう感じられるシーンがないもやもや


淫売の汚名を着せられたまま処刑された亡き自分の母への複雑な思いや、捕らわれの身である自分の現状を嘆く場面は多いけど、国の現状を憂えているベスが描かれていないガーン



そのせいか、ベスが王座につくことになった時に、これでイギリスが、アスカム先生の言う”愛と平和の王国”に生まれ変わるだろうっていう大きな期待感が沸いてこないショック!

 

 

 

ベスとその近辺だけに焦点が当たってるから、ちょっとスケールが小さいのかも…

もう少し俯瞰で見た国情とかを描いてくれたら、壮大で奥行のある作品になったのかなぁ…なんてひらめき電球

 

 

まあ、タイトルが『レディベス』だし、シンプルに捕らわれの身のベスが無事命を長らえて王座につきましたビックリマークっていうのを描きたかっただけで、そもそもクンツェさんは壮大さなんて描こうとしてなかったのかもしれないんですけど

 

腑に落ちないことがあると、つい、私ならこうするっていう視点で観ちゃう癖があるのであせる

 

 

 

 

とにもかくにも、これで、花ベスと育ロビの美しいラブシーンがいつでも観られるのは嬉しいぞーラブラブ

 

あ、そういえばね、レディベス初観劇の時、お席が下手前方だったんだけど、なんとこの貴重なラブシーンが、ベッドヘッド(っていうのかな?)にさえぎられて、よく見えなかったのーチュー

 

2回目の観劇は2階席からだったから、ちゃんと見えたけど、遠いから当然オペラグラス越し笑い泣き

 

 ※このお写真は東宝さんPVよりバルコニーのシーン     

     この後、世にも美しい2人のシーンが…

 

 

 

 

いやぁ、ホントにここまで美しいラブシーン

なかなかないラブラブ!

宝塚ではあるもしれないけど、生身の男性が演じてるのに、キラキラしてて、透明感あって

いっきゅんラブラブ    (すみませんアセアセ