キャストさんの感想続き
※内容に触れていますので、お嫌な方はスルーして下さいませ
☆エンジニア(ジョン・ジョン・ブリオネスさん)
エンジニアってこういう人なんだろうなって思わせてくれる、つまり、もうエンジニアそのものって感じ
ずるがしこくて、したたかで、うさんくさいけど、どこか憎めなくて、根は優しいんじゃないかな…って思わせてくれる
だからこそ、キムは、トゥイを殺めてしまった後、エンジニアに助けを求めに行ったんだろうし
とかく、派手目なパフォーマンスとノリの良さに目が行きがちなお役だけど、エンジニアの人柄や人生までもちゃんと透けて見えてて、素晴らしいです、ジョン・ジョンさん
☆ジョン(ヒュー・メイナードさん)
前半のちょっと荒っぽくて、いかにもGIっていう感じと、後半、ブイドイ財団で、自分の過去としっかり向き合って前を向いて生きてるスーツ姿とのギャップにやられる
そして、歌がサイコー
深みのある低音と、のびやかな高音
パンチの効いた迫力ある歌い方
何度でも聴きたい♪ブイドイです
☆トゥイ(ホン・グァンホさん)
いやぁ、トゥイに感情移入できるとは思わなかった
映画館で観た時は、そこまで印象に残ってなかったんだけど、何回かリピートして観てるうちに、トゥイが可哀想で
親が決めたことではあるけど、シンプルにキムとの結婚を望んでいたんだなぁって、タムを見た時の絶望的な表情からひしひしと伝わってくる
祖国のために、必死で戦って、キムを探して迎えに来たのに、キムの気持ちが自分に向いていない、さらにキムが想いを寄せているのは憎むべき米兵とわかって、悲しみとプライドと意地と怒りと未練とがごっちゃになって、自分を見失うトゥイ
ただのクレイジーじゃない、根底にはキムへの想いがあるってちゃんとこちらに伝わってくる役作りは素晴らしかった
とにかく、全キャストの方々が、完璧な役作りで、これ以上の『ミスサイゴン』は存在するのか?って思ってる
と、完全にサイゴンのハードル上がっちゃった状態で、今年5-6月の帝劇『ミスサイゴン』…どうしようかなって、迷った自分もいるけど
海宝くんがクリスって発表された瞬間に、観る!って心決まる
さらには、高畑充希ちゃんのキムにも興味ありあり
安定の昆ちゃんキムも観てみたくなってきちゃったし
ということで、無事、このお三方のチケット、確保できました
日本版『ミスサイゴン』この目で、確かめて来たいと思います