議員定数削減、ちょっと待った! | 将来へのツケを減らすために

将来へのツケを減らすために

僕たちはもっと、政治経済の話をしないと日本は良い方に変わらない。
「将来へのツケを減らすために」問題提起していくブログです。

ども、未来にツケを残したくない、りょうです!

安倍首相が議員定数削減を言い始めましたね。あからさまな選挙対策です。

何せ、安倍政権は消費税増税、2年連続の景気後退、TPP推進、規制緩和、その上また消費税10%への増税をする気です。第2次安倍政権発足後からだいぶ変わって、とても国民のことを考えているように見えません。僕も当初は期待したのに…

当然、国民が不満と分かっている上での選挙対策でしょう。議員定数削減は「身を切る」ことらしいですから。国民に良い格好を見せようとしているのでしょう。議員が多いという声も結構なものですからね。

個人的には議員が多かろうと議員報酬が高かろうと構わないので、国民が豊かになる政治をして欲しいものです。



さて、ネットの反応から見ると、議員定数削減をやれと言う人の理由のほとんどは、お金を問題視しているか、単なる不満のぶつけ先ですが、議員定数削減はお金じゃない問題を引き起こします。

議員定数削減は、国民の声が政治に届きにくくなると思うのですが、どうでしょうか?

議員定数を減らすほど、議員1人あたりの権力が強くなると思うのですが、どうでしょうか?例えば、国会議員が10人とかになったらどうですか?

あと、議員定数を削減したから、引き続き国民に苦しみを耐えてもらうとか、元に戻ったり、繰り返したりしないですかね。削減を支持する人たちは考慮してるでしょうか?



「議員の数は半分でいいよ」なんて意見が見られますので、各選挙区同じくらいの割合で議員が半分になることを考えてみます。一票の格差も大体今と同じですね。少ない方が分かりやすいので、参議院議員を例としてみましょう。

2016年1月現在、参議院議員の東京の定員は12人ですから、半分だと6人です。四国は現在6人ですから、半分で3人です。四国は必ず参議院議員のいない県が発生します。
人口の少ない地域ほど、1人の国会議員がカバーする範囲が広がります。これで過疎化を止めて人口を増やせるかといったら無理ですよ。
じゃあ、比例を減らして小選挙区を増やせばとか意見もあると思いますが、そこまでしてでも総数を減らすと今より良くなるなんて、幻想としか思えないです。

ついでに、アイドルとか有名人で政治経済の素人が、議員定数の少ない地域で当選することも大いにあり得ます。東京なら参議院議員1/6で済むかもしれませんが、1/1の県はダメージでか過ぎですよ。参議院は解散が無いし。



そもそもですが、議員定数削減に具体的に何の効果があるんでしょう。議員が減ると増税がなくなるんでしょうか?

お金なら、日銀がたくさんお金を作っているんだから、それこそ国会議員が国家予算を増やして、政府が使えばいいんです。でも、お金を問題視する人たちは、お金が作られる仕組みをほぼ知らないから、みんな借金ばかり気にしてしまいます。「家計と同じで」とか言っちゃう訳です。

今は議員が多いから、国民が豊かになる政治が行われないんでしょうか?議員が減ると、議員が国民を豊かにし始めるなら減らすべきですが、それ関係ないですよね。

僕は、政治家に議員定数削減という「身を切る」ことなんぞ望みません。むしろ議員増やしていいから、政府がもっとお金を使って、消費税を減税してくれないですかね。

削減するなら「民間議員」をゼロにするとかどうでしょう。それなら大歓迎です。