明日からは7月。
そうだ、オフィシャルブログのスキンを換えなきゃ。
月の変わり目なので、
生徒たちが使う
7月のタイムカードを新調する。
6月のタイムカードは、今日でおしまい。
カードに現れる彼らの勉強のようすをみると、
今月もなかなか「派手」だった。
今さらだけど、
ウチは授業がある日だけに来てください、という塾ではない。
休館日を除けば
週7日間、毎日使っていただくことを
強くおススメしている塾である。
だから、むしろ、
毎日、塾で勉強している中で、
アクセントのように「授業」がある、
というイメージかもしれない。
結果として、テスト前の時期などは
写真のような、毎日にわたって
長時間の勉強時間が記録されたタイムカードができる。
これが労働者のタイムカードなら
完全に労基法違反だ。
そう、今日から
1学期期末テストが始まっている。
明日から始まる中学校が3つで、
今日から始まったのは1校だけだけど、
とにかく、いよいよテストである。
必然、週末土日の彼らの勉強時間は
かなり長くなった。
だいたい1日10時間くらい。
長い時間、机に座って
問題を解いたりノートを書いたりすることには
みんなだいぶ慣れたようである。
そこで、次の段階が気になり始めた。
たとえば、おとといの日曜の夜、
ある生徒は、英単語の反復練習を
教科書の最初に載っているものから延々と繰り返していた。
またある生徒は
教科書ワークのすべての問題を
3回ずつノートに繰り返して解いていた。
いずれも、言葉だけとれば
勉強法として、必ずしも間違っているものではない、
僕らも、ワークは2回目・3回目が大事だ、と言うし、
単語がなかなか覚えられない子には
ウラ紙などに書き殴って反復練習せよ、と言う。
が、どうやら彼らには
次のステップとして
「時限」の観念が必要になってきたようだ。
要するに、残り時間についての意識というか。
「納期意識」とでもいうべきものである。
新人社員なんかにはこういう教育が必要になるけど、
たとえば、ある仕事を抱えていて、
クオリティとかクオンティティ、
いろいろな要素があったとして、
何よりも優先せねばならないものが「納期」である。
納期を優先する結果、
どこかに妥協点を見出すとすれば
それは「クオリティ」にもっていくしかない。
つまりは、
この時間内に終わらせることを絶対とするなら、
そして時間内に「100%」の仕上がりを見せられないなら、
「80%」で終わらせることが必要である。
間に合わなければ
「0(ゼロ)」だからだ。
中学生たちのテスト勉強は
これと同じことで、
おとといの夜、
一定のペースで、
落ち着いて単語練習をする彼の姿をみて、
長時間の勉強に慣れた彼の「たくましさ」と、
「時限感覚」「納期意識」の欠如した彼の「たよりなさ」を感じ、
納期を示す。
キミは明日、学校から何時にかえってくるの?
そうか、17時くらいには家にいるんだね。
それで寝るのは何時?
午前1時?ずいぶん遅いね・・・まあテスト前だもんね。
そうすると、寝るまで8時間ほどあるわけだね。
その間に、ごはんを食べたり、お風呂に入ったりするよね。
まあ長めかもしれないけど、2時間みておこうか。
明後日も同じようなスケジュールだよね。
すると、
キミがテスト当日まで
自由に使える時間は
12時間ほどってことになる。
その間に、キミは5教科の勉強をするならば
1教科あたり
2.4時間の時間が残された時間だ。
つまり、140分ずつ。
キミが、今やっていることも含めて、
テスト当日までにできる英語の勉強は
あと140分しかない。
今キミは、教科書の最初の単語練習をしている。
さあ、どうやったら140分以内に
今回の試験範囲の最後までたどりつけるだろうか。
そして、キミがいくら「終わらない」ってわめいても、
テストの開始時刻は遅くならない。
あと1時間、どこかからふってくるわけでもない。
そうだとしたら、キミが今すべきことは、
100%に仕上がるまで単語練習を続けることだろうか?
60%でも70%でも、先に行かねばならないのではなかろうか?
・・・ハナシの途中で、
彼の顔は青ざめ、
目の前の大量のワークの中から
これはいる、これはいらない、と
あわてて取捨選択をはじめ、
さっきまでの3倍くらいのスピードで
ペンを動かし始めた。
いったい、テスト勉強というのは
こういうことを学ぶ場でもあると思う。
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