先日、元精神科の看護師をしていたことを
ちょっとブログにも書きましたが✏️
精神科では色々な患者さんを観てきました。


今回は


その中で最も身の危険を感じ壮絶な印象に残った
薬物依存の患者さんについて
書いてみたいと思います。



私がいた病院では薬物が疑われる場合は
たいてい
救急車に乗って運ばれてきていました。
しかもはちゃめちゃに暴れまくりながらチーンあせる



なぜ暴れているかというと...


薬物依存の症状である

✔︎幻覚...現実にないものをあるように感じること。見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるという人間の五感に対応するさまざまな幻覚があります。

その中で特に多いのがダウンダウン

✔︎幻視...実在しないものが見えること。
✔︎幻聴...実際には聞こえないものが聞こえること。

✔︎被害妄想・迫害妄想
...害を加えられる,苦しめられる,責められるというような被害を主題にした妄想。

これらのことから
穏やかなコミュニケーションは取れず、

✔︎大声を出す
✔︎暴れる
✔︎暴力をふるう

このような状態に陥って周りも手に負えなくなった人が救急車によって運ばれてくるんです🚑


夜間の救急当番がひとりだったこともあるんですが(その病院も人手不足すぎて問題だったニヤニヤあせる)、

とてもじゃないけど女性ひとりで対応できる状況ではなく、必ず応援を呼んで対応していました。


男性スタッフがいれば男性スタッフを呼び、とりあえず誰でもいいので人手をまず集めます。


ドクターの診断により必要な場合は、注射で眠ってもらうことも頻繁にありました。


暴れまくっている人に注射を打つのですから相当な危険が伴い、自身への針刺し事故による感染リスクも高まります。

まわりの人にしっかり押さえてもらい自身も押さえながら注射💉となるのですが、集中力と労力と冷静な判断が一気に求められる緊張の場面でした。


危ないと身の危険を感じた場合は、
全館のスタッフに緊急で応援を要請できるシステムが精神科の病院ならどこでもあると思います。


でもそのシステムを使う前に薬物依存の患者さんに
肋骨をバキバキに折られて重症になった先輩の男性看護師もいました...チーン


それこそ拳銃までは私はみたことありませんが、ナイフを持って病院に乗り込んできた人はいましたし、精神科の医療従事者は専門分野によっては警察官以上に毎日危険と隣り合わせの命懸けの仕事だと思います。


そんな患者さんと接するにあたり安全のための立ち回りやコミニュケーション術、護身術は習っていたけど、もはや本格的に格闘技を学ばないといけないレベルだと今でも思っています。

薬物依存は眠ったら症状が落ち着くというものではなく、目が覚めたらまた暴れ出します。
それは薬物を体内から抜く際の離脱症状があるからです。


薬物依存で運ばれてきた日が凶暴な人だとしても、
薬が抜けて離脱症状がおさまり薬が効いてくると一見すると普通の人に見えてくるくらいになります。


それくらい薬物って怖いんです。


話しは戻りますが、
薬物依存は、大麻やヘロイン、
覚せい剤、モルヒネ、LSD、MDMA
などの薬物を原因として引き起こされます。


今回は緊急で運ばれるほどの重度の薬物依存の人の話しでしたが、


日常生活の中でも薬物依存が疑われる人ってよーく観察してるといるかもしれませんよ。SNS上でもこの人薬物やってるのかな?と疑うことって私の場合実はあります。

こんな人が周りにいたら要チェックですビックリマークビックリマーク

✔︎
感情のコントロールができない
✔︎被害妄想が強い
✔︎人を攻撃する
✔︎不眠またはずっと起きている
✔︎目の焦点が合わない
✔︎急に脱力感が出現する
✔︎何かに頼らないと精神の安定が保てない
✔︎嘘を平気でつく
✔︎イライラがおさまらない
✔︎目がギラギラして鋭い
✔︎家族や仕事、人間関係でトラブルが多い
✔︎目に力がない
✔︎妙に落ち着いている
✔︎何か薬を飲んでいる気配がする
✔︎薬が抜けない、抜かなきゃと周りに漏らす(睡眠薬と言ってカモフラージュする場合もあります)


もし周りの人でこんな人がいておかしいな?と感じたら距離を保ち
適切な機関に相談をしましょうビックリマーク

※多数当てはまっても薬物をやってないことも十分にあり得ますので、あくまでも参考程度に、他の部分の情報と合わせて判断してください。

警視庁薬物相談ダイヤル



病院の場合は即警察へ通報とならない場合もあるので(詳しくは薬の種類で対応が分かれたりもするのでご確認ください)、家族や大切な人が逮捕されるのが心配ででもどこに相談したらいいかわからない方は、まずは本人でなくても薬物依存の治療を行なっている精神科へご相談くださいね。

はやめの対応で防げることもあるかと思います。



また、以前薬物依存で治療したり逮捕歴があったりする方も芸能人でもいると思いますが、薬物依存は本人の意思でどうにかなる問題でもなく病気です。



過去に薬物に手を出してしまったとしても、現在はしっかりと薬物への欲求をおさえることに真剣に向き合い頑張っている方もたくさんいると思います。


なので、


このブログは過去を責めるためのものではありません。薬物依存の恐ろしさとその人たちと闘う医療従事者の現状をお伝えし、現在進行形で薬物依存に苦しむ人をはやく治療へつなげるためのきっかけになれば幸いです。



今回はとっても真面目な話になりましたが、

今まで私が経験したことは山ほどあって、



普段モデルのお仕事の側面だけでは皆さんにお見せしていないことも多いので

たまにはこんな経験談も書いてみたいと思いますキラキラ



自分を愛してHappyに

Aimomokaキスマーク



 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!


 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!