待ちに待った桜の花が咲いたばかりなのに

藍もも地方は小雨が降り続いています…。

そして今日、職場の先輩のお父様が亡くなったと

知らせを受けました。

桜並木を藍ももとお散歩しながら、最近ふと思うことが

あります。


それは、私はあと何回この素晴らしい桜を見ることが

できるのだろう…。藍ももと、あとどのくらい春を迎えることが

できるのだろうと。


若い頃は、花の美しさに酔いしれるだけで良かった。

けれど、歳を重ねていくうちに

儚い桜の花を愛でながら、漠然とそんな事を考えるように

なった。

先輩のお父様は今年の桜を愛でることができたのかな…。

こんなに美しい季節に逝ってしまうなんて。


私がミモザの花を見ると、虹の橋を渡ったぷーちゃんを思い出すように

先輩は桜の花を見ると、お父様の事を思い出すに違いない。

命の儚さに、せつない思いでいっぱいだけど

同時に、今この時を懸命に生き抜くことが大切なんだと実感する。

今日はそんな一日となった。