もう8年以上昔のことですが、とある看護師さんが
ご自分の経験から
「死に様は生き様と一緒なんだよ」と教えてくれました。
そんな言葉がいつも頭のどこか残っていた私です。
流通ジャーナリストとしてメディアに登場していた
金子哲雄さん。
彼が亡くなった後に出版された
「僕の死に方・エンディングダイアイリー500日」を
読みました。
彼の死に様はまさに生き様そのもの。
人としての尊厳を守って、理想のQOLの元に
旅立たれました。
それをそばで見守り続けた奥様の言葉も
あとがきに書かれています。
泣きました!なんと素晴らしいご夫婦だったのでしょう。
何かの奇跡で夫婦になり
いつかこの世でのお別れが必ずやってくる。
どちらが先に逝くかは分からないけど
与えられている時間を存分に生きて
金子哲雄さんのように、死を受け入れたいものです。