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「廃材を利用した多目的2段積み収納棚」製作記録

2006年ゴールデンウィークの過ごし方

左のイメージをクリックすると完成写真がご覧いただけます。

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2006/04/29 曇りのち晴れ間
丸太を縦半分に割る


今日から製作開始。

2階の廊下に収納棚を作る予定でまず材料集め。前々からとっておいた木材やらアルミ柱やらを道に並べた。
主柱にしようと檜の丸太を手鋸で縦半分に切った。だがこれはベンチにしたほうがよさそうだ。


昼食後晴れてきたので、まずは行楽と急遽出発、長浜城で一豊と千代の博覧会を見た後、焼鯖そうめんを食べてきた。


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2006/04/30 曇り
アイデアを練る

材料を並べて、製作する棚の形を考えているだけで一日を終わった。

1 収納棚の後ろにベビーベッド等大きな物を押し込みたいので、キャスタを付けて前後に移動可能な物とする。
  確か大型のキャスタがあったのだが、どこにしまいこんだのか見つからないので、当面小さいので代用する。
2 四隅の柱はアルミ柱を使う。他の部材は木、すべて手持ちの残材・廃材を使う。
3 棚板2段の下段部と、1段の上段部の積み重ね式にする。上段部は庭でベンチとしても使える物にする。
4 下段部、上段部の天板には床材を使う。この材料の都合で、奥行き53cmとなる。
5 置き場所の関係から、横幅は150cm程度、全高は180cm以内とする。
といったところ。
日程計画は、1日・2日は学校、3日は所用のため、製作は連休後半4日~7日の4日間を当てることとする。

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2006/05/01 晴れ 気温が上がり、汗ばむ陽気になった。
遠隔授業

夜、自宅から初めて遠隔授業に参加した。

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2006/05/02 朝雷雨、曇り午後晴れ
ハナミズキ

桜が終わるとハナミズキの季節、大学の庭もいま盛りで小さな花を咲かせる木が主流だが、
図書館の前は我が家と同じで大きい花だ。

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2006/05/03 晴れ 寒いか暑いかわからず、疲労感激しい。
5連休初日 本家の叔母の七回忌

朝・夕、収納棚製作の材料吟味。廃材はオービタルサンダーで磨いて蘇らせる作戦だ。

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2006/05/04 曇り
くたくた

ひどく疲れている。筋肉痛が出てきたし、4月に痛めた右足のひざの状態が相変わらず良くならない。
終日(夜9時まで)製作にかかりきりだったのだが、できた作業は
○アルミ柱を切って、4本の脚を作った
○その脚に側板を嵌めるため、8つの角穴を切るのだが、1つだけ開けた。
○この角穴に差し込むため、側板の左右を凹型にするための切込みを、1枚の片方にだけ入れた。
の3点だけ。道は遠い。

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2006/05/05 曇りのち晴れ 朝気温低かったがその後上昇
一日中製作作業に当たったが・・


なかなか捗らない。きょうできたのは
○アルミ脚に角穴を5つ開けた。あと2つ残っている。
○この穴に嵌める2枚の側板の切り込みを終わった。作業を進めるため日曜大工セットのジグソーを使った。
の2点だけ。
とにかく疲れる。角穴を寸法通りに削るヤスリの切れが悪いのが原因か。怪我をしないようにしなければいけないが、ヤスリが滑って右足甲に擦りきずを作った。


折れた金鋸の刃を利用した小型ノコギリに柄をつけたら使いやすくなった。無理に力を入れると折れるので要注意だ。


食後菖蒲湯にゆったり浸かり、疲れを癒した。

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2006/05/06 晴れ、夜 雨になった 筋肉痛、腰痛、疲労感
角穴開けの工程

8時少し前、残った1本のアルミ脚に2つの各穴を開ける作業を始めた。
1 2 3 4 5

1 まず罫書き線の内側にドリルで8個+3個の穴を明ける。
2 次に8個の穴の間をニッパーでちぎって四角の窓を開ける。
3 この窓の幅をヤスリで寸法通りに仕上げる。
4 折れた金鋸の刃を使い、残り3個の穴の方向に罫書き線に沿って切っていく。
5 3個の穴の所を手で折る。長方形の穴ができる。
慣れてきたが、ここまで30分かかる。
この後、側板の切り込みにぴったりのようにヤスリで仕上げるのにさらに30分かかって、ようやく1つの角穴が開く。
朝食休憩をはさんで、残り2つの角穴を開け終わったら11時になっていた。
作業場にした2階の廊下にアルミの切粉が貯まったので掃除をしたらもう昼。
午後は庭に作業場を移し、上段に積むベンチ部の脚を作る作業を開始。隣家への騒音が気になり、2本目からは玄関内で切ることして庭に出した資材を片付けた。
4本の脚を切り終わったら4時になった。
きょうの作業はここまでにして、組み立てに使うボルト・ナットが足りないのでホームセンターへ買いにいった。
手持ちのナットも使うつもりだったが、セット売りしかなく、6ミリ×40ミリのねじ15組入り2箱とワッシャー1箱を買ってきた。ワッシャーは1箱に90枚入っていて、2枚ずつ使ってもずいぶん余る。合計546円、今回の製作費用はこれだけ。
連休も明日限り、果たして組み立てまでたどり着けるかどうか?

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2006/05/07 
左右の枠組みが上下段用とも出来た

5072 雨のため玄関で作業、8時から8時まで。
できたことは
○下段部、横枠組み立て。
○上段部、横枠組み立て。
○上下段8本の足にはかせる木のげたを切り取り。
○下段のげたにキャスタを取り付け始めたが、木ビスが足りなくなった。
あとは上下の天板張りと、下段中間の棚板組み付けが残った。完成までになお2日必要だ。

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2006/05/08 朝ようやく雨上がりよく晴れ 暑くなり夏向きに衣替え、夜から下着も半袖に。
上段部仮組み

11時まで製作作業。上段部の脚に木の足、下段部の脚にはキャスタ付きの木の足をはめ込む。
弁当を持って車で登校し、3時限目の授業を受講。下校時、繰舟橋たもとの気温表示は29度だった。


3時過ぎ帰宅し、夕食時まで外で左右に渡す木材の切断とサンダ-かけ。
縦引きに使った丸ノコの騒音がひどく、隣家に謝っておく。

夕食後9時まで作業、上段部を仮組みしたところまでで終わる。

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2006/05/09  雨
今日も一日製作にかかるが未完成

5091 また雨になり、玄関で終日製作にあたる。
下段を仮組みし、昨日組んだ上段部分を積み重ねたところまでで昼になる。
午後、下段を本組みし、天板を支える根太(桁)を組み始めた。
根太を受ける角材のうち1本が捻っていて使い物にならないことがわかり、別の木を探した。タル木が見つかった。
8時にようやく終えたと思ったら、木の使い方(組み付ける位置)を間違えていた。
あとは明日。結局きょうは天板を張れなかった。

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2006/05/10 曇り、午後から雨
南極の氷


 上段部・下段部の天板に使うため、長尺の床材5本を切断。
11時半まで作業。

Antarctica
午後1時から、1年余の南極観測からこの春帰国された教授の講演を聴いた。
昭和基地の施設は充実しているようだ。室内が立派で棚のデザインがよかった。それに比べて自分のは劣悪。
隊員の捨てたゴミを200トンも持ち帰ったというから驚き。再利用を工夫してほしい。
受講者全員に南極の氷をもらった。紙コップに2かけら入っていた。溶けないように夜間講義終了まで冷蔵庫に置き、帰途車の空調を最低温度に設定して家まで持ち帰った。

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2006/05/11 雨、午後から晴れ間出る
あとこちキズが増えてきた

一日中製作作業にあたったがまだ完成しない。
朝、電気カンナを取り出し刃を研ぐ。初体験で時間かかったが思ったよりうまくいった。
下段部中段棚板のかんな削りと組み合わせに夕方までかかる。デザインを少しでも良くするため、化粧部分の剥がれた板を活用することを思いついた。
夕食後下段部分の天板合わせ。サンダーではダメ、手かんながよい。
天板用の床材1枚、角の切子位置を1か所間違えて切断してしまった。疲れがたまってきたせいか注意が一瞬途切れた。悔しい思いで入浴したのが10時。
気をつけてはいるのだがとげが刺さったのか、両手の指先が痛く、硬くなっている。
右脚ヒザの痛みは相変わらずで、屈伸するたびに痛む。

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2006/05/12 晴れのち曇り
下段部分2階へ上げる


少し早めに下校し、棚板の固定だけ残して出来上がっていた収納棚下段部分を2階に上げた。
息子に手伝わせて階段から上げようとしたが、途中で脚がひっかっかって上がらない。こんなはずじゃなかったんだが。そこで外から入れることにして、家内にも応援を頼み、3人かかりでまずベランダまで上げた。そこから室内に入れるのにもやはり脚がひっかかる。位置や角度をあれこれ変え、なんとか入れることができた。パズル、知恵の輪のようだった。
階段とベランダの手すり、それに2階のサッシにそれぞれ擦りキズをつけてしまった。でも人間に怪我がなかったから、ま、いいか。

右足ますます痛く屈伸困難、腰も張って痛い。右足親指の横腹もヒリヒリする。先週から右上腕がかぶれている。

中段棚板の前面に化粧板をボンドで貼り付けて就寝

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2006/05/13 
上段部もほぼ完成


朝ノミを研ぐことから作業開始、仮止めしてあった4本の脚の垂直を確認して天板部の枠に固定。
横木の穴開けは、この材だけ板が厚くて40ミリのねじでは締まらないので頭を5ミリほど埋め込んだ。ホールソーの径が大きすぎてワッシャーと合っていない。

天板(床板)との高さ(平面)調整=カンナかけ=に手間取った。

上段部天板枠の横木。この材は前に住んだ家で父が作ってくれたタタミの寝台で使っていたもの。父の遺したホゾ穴をそのまま利用して根太(桁)をはめる作戦。

ひじりを直すため長い木を三角に釘で打ちつけておく。


そして天板を5枚、長さ1445.5ミリに切り揃えてぴったりはめ込み、6時過ぎ遂に完成に至る。万歳!



      5133


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2006/05/14 晴れ
仕上げ


上段部(ベンチ部分)の天板を根太に固定。

手持ちの木ビスでは長すぎて上に出てしまうので短くする。

木片に固定して、半丸ヤスリのエッジで長さを切りグラインダで先を整える。10本作るだけに昼までかかった。全部で16本作成。

3時すぎ、とげが刺さらぬようペーパ仕上げ、ぞうきんで清掃してようやく完成、孫を乗せて記念写真を撮った。

gedan
片付けながら道具を写真に撮った。
夜、下段部の天板(床材)を固定する作業。こちらは釘〆を使って隠し釘とした。(上段の天板部は、横木に彫ってあった溝にはめ込んだので順序が逆になり、この工法が使えないので、下から木ビスで留めたのだ。)

11日に切り損ねた角は長い木ビスとボンドで修復した。

妻を頼んで上段部を2階に運び、2段に積んだ。ぴったりとはいかないが、なんとか4本の脚がぽこっと収まった。
この後入浴、部屋を掃除して、物を積んで眺めていたら2時になっていた。

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補遺1
お世話になった道具たち


 

 父の遺品

 サクラの皮の鞘がついたナタ、

 金槌

 曲尺

 のみ

 かんな

 金鋸



 


 昔流行った日曜大工セット


 今回は丸鋸、ジグソー、グラインダー

 を使用


 



 電気かんな


 大工セットのかんなはとうに壊れている。



 

 変速電気ドリル





 丸いのは木工用ホールソー


 各種錐、チャックハンドル

 折れて研いだ短い錐も役に立つ


 息子のサンダー







 鋸は息子からのプレゼント

 よく切れ、使いやすい



 工具もろもろ


 水準器

 かんな、木槌、引廻し鋸

 ノギス、メジャー

 ペンチ、ラジオペンチ、ニッパー

 平ヤスリ、半丸ヤスリ、万能鋏

 スパナ、釘〆、センターポンチ

 各種ドライバ

                                       

 そして

 なくてはならない三角台とクランプ

 

 サンドペーパー、マスク

 奥に落ちたナットを拾う先マグネット棒

 折れた刃で作った小型金鋸と切り出し

 短い鉛筆


 軍手

 古ビニール風呂敷、折込チラシ

 木切れはゲージや押さえ等に使う

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補遺2

曲尺(かねじゃく)について


製作途上、大学の先生から曲尺について教えていただいた。今回使った曲尺にも角目(√2倍)、丸目(π分の1)の目盛りがあるが、角目で丸太の直径を測ると、何寸角の柱が取れるかがわかるという使い方は知らなかった。なるほど平方根(というより三平方の定理)の説明に使える。


我が家には大中小3本の曲尺がある。大は尺目盛りなので長さの測定には使わないが、直角が正確なので板や角材を切るときの線引きにもっぱら使っている。これで角材の各面に4本の線を引くと頭と尻尾がぴたっと揃うので気持ちがよい。以前センチ目盛りで真鍮製の曲尺もあったのだが、直角が狂っていて、これで箱を作ると歪(いびつ)になってしまうので捨てた。

中のほうはセンチだが、直角がわずかにずれているので線引きには使えない。これには丸目がない。

小はセンチで角目、丸目とも刻んであり、角度も大に沿わせるとぴったり合うのだが、短すぎて使いにくい。

なお、大の曲尺には、先生から情報を得た三条市のメーカ(大桃度器製作所)のページにある「返し目」と「吉凶尺の刻銘」もあったが、ホゾ穴測定目盛りはない。


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2006/5/25 晴れ

反省事項


ようやくこの記事を終われそうだ。

昨日、棚板がまだ仮止め状態だった下段部を仕上げ、サンドペーパーと雑巾かけをして製作作業を完了した。このブログの写真も今朝まで若干手直ししたが、もうこの辺りでよさそうだ。

次に生かすために反省事項を書いておこう。

1 目標は達せられたか。

 ○残材・廃材を利用して収納棚を作るという目標は達せられた。

 ○この棚を使って2階を片付けるという目標はまだ緒に着いただけだ。

2 なぜ時間がかかったか。

 ○時間はあったのだが、作業能率が低すぎた。アルミ中に8つの角穴を開けるのに2日かかり、棚板1段を切って削るのに1日かかり、というような作業ペースが自覚できなかった。

 ○体力がない。少し作業すると疲れて横になりたくなる。休んでいる時間のほうが長い。

 ○ブログに手間取る。写真を撮って並べるだけのことなのだが、ずいぶん時間がかかった。

 ○大きな怪我をしなかったのは幸い。子供の頃、母に「生傷の絶え間が無い」といわれていた。何かすると必ず怪我をしていた。今回はヤスリで右足と左手を突いたものの、もう怪我は治っている。刺や切粉による指先のヒリヒリも収まった。

3 何を学んだか。

 ○当然のことだが、きちんと寸法通りに切ったり穴を開けたりすることの大切さ。今回のように、2つのパーツを上下に重ねるという作品の場合、5ミリも狂ったらもうはまらない。今回はかなりいい加減で誤差は許容範囲ぎりぎりだった。天板部の寸法が鍵なので、ます天板を正確に切りそろえることから始めるべきだった。

 ○はめこみ式の床板の組み方。隠し釘工法できちんと組めばきれいに継げる。プロの大工が施工した我が家の廊下は1枚板のようにぴったり合っている。

 ○道具の手入れ。かんなやのみの研ぎ方はむつかしいが、使う前にまず研ぐことが大切だ。

4 次の目標は何か。
 ○丸太を半分に割ったのが4枚ある。これでベンチを作りたい。

 ○残材・廃材はだいぶ減ったがまだまだある。何に使うか決めてないが、捨てられない。でも、製作はせいぜい春・秋各1作品くらいに限定しないと、そればかりに夢中になって、他のことが何もできなくなってしまう。長い目で日曜大工を楽しみたい。 (この記事完 平成18年5月25日 11:32)