詐欺師 | 象の夢を見たことはない

詐欺師

子供の頃、一休さんの伝記を読んだ。
たぶんポプラ社あたりから出てた。ノーベルとか。

で、その一休、悟りを得るくだりがあって。

夜明け前、
琵琶湖を渡る鴉が金色に見えた。
そのとき、彼はすべてを理解した。


的な。
創作なのか、なにかの資料に基づいたものなのか、そのあたりよくわからない。
今、考えるとこの本の中で至高の部分だったのだと思う。

それはさておき。
覚醒というのは、一種の酔いなのかもと。
おそらく全能感が彼を支配した。

そのとき、彼の前頭葉の統合能力の力が薄れて、
客観的に外部の状況やそれと自分との関係を把握する力が弱まり
それは同時に自己の能力に対する評価を上げる。
「自分は平均より優れている」という錯覚が強くなっている状態。

覚醒というのは、一種の「酔い」ではないのか。
唾棄すべき酔っ払い。電車でくだを巻いているアレ。

だが、しかし、ノーベルはその瞬間ダイナマイトを発明するに至る発見をする。
アインシュタインはe=mc2に気づく。
その違いとはなんぞや。

http://www.cyzowoman.com/2014/10/post_13350.html

ラップって演歌だと。言葉に酔うこと。
土俗的な何か。

でも、そういう場所でしか
人は何か革新的な真実を得られない。
紙一重なのだと。

2パックにしろ一休にしろ
それを貫いて伝説になった。だが、ドン・キホーテになる可能性もあった。
いや、むしろオレからは今でも彼らはそう見える。

だが、実物っていうのは強い。
ノーベルにしろアインシュタインにしろ。
でも、彼らはたまたま「合っていた」だけなのかも知れない。
無数の数学者や発明者の屍はそのあたりに転がっている。

凡そものが解るという程不可思議な事実はない。
解るという事には 無数の階段があるのである。
人生が退屈だとはボードレールもいうし、
会社員も言うのである。


by 小林秀雄

結局、実物があるかどうか。
モノを作れたか、否かってところにラインはある。
のかもしれない。

STAP細胞はあります!!苦笑
論文でコピペしちゃダメ。理系の基本。