約束 | 象の夢を見たことはない

約束

うれしい気配というのは、相手が見えてなくても寄ってくる足音でわかる。

今日、OCNの光フレッツを申し込んだ。
ビッグカメラでパソ見てたら、青い服のおなごが。なにげにパソの薦め方が店員っぽくない。
ふっと胸をみたら光フレッツの販促の人だった。いろいろ調べてくれて、今より安くなりそうだったのだが、契約には身分証が必要とのこと。後で来ると言って名刺だけもらった。

去年バリで現地の旅行会社にボロブドゥール遺跡ツアーを申し込んだ。電話したとき赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。家族経営の小さい小さい会社なのか。ちょっと不安になる。手続きのため明日ホテルまで来ると言う。
次の日にホテルの受付で待っていたが、セキュリティがしっかりしているホテルだったのでホテルの敷地内には業者は入れない。行き違いもあって、結局その旅行会社の人はホテルの前で2時間待っていたらしい。次の日に連絡が来て飛行機チケットを受け取ったときにその話を聞いた。申し訳なかったと謝ったのだが、ぜんぜん気にしてないと。ほんとに気にしてないような笑顔で。
ツアーの帰り、ライオンエアという怪しげな会社の飛行機はジョグジャカルタ空港を2時間以上遅れて離陸。デンパサール空港に着いたときには、すでに日付を跨いでいた。はたして帰りの迎えはないかもと腹を括ったが、ちゃんと迎えが待っていてくれた。

ベトナムの宿をこないだ予約したのだが、小さい代理店。予約確認のために送られてきたエクセル表にも誤りが。誤りを指摘して返送したら修正と謝罪メール。だいじょうぶかしらと思いながら、対応の早さにもメールにも誠意がみられたので次の日にままよと思いながら入金。そのまましばらくバウチャーの送付はなかろうと思っていたのだが、入金のあくる日にメールできちんと送付されてきた。

で、今日の話に戻る。
名刺をもらっていたし、こちらは名乗ってはいない。向こうも不安だろうと夕方に出向いた。
ちょっとウロウロ探してたら、うれしい気配がすっ飛んできた。
気配のあとから笑顔が。

約束は守らなければならない。

小さく手広くやっている会社ほど約束を破ったときのリスクが高い。そういう会社は大手などよりよっぽど信用できる。個人もそう。器のでかい人間ほど約束を大事にする。

会社対会社で、買い叩かれるとか、そういう経験を何度かすると、「まあいいや。この相手にはこの程度で」と値踏みをして手を抜いてしまう。仕事が手にあふれてくるとそうなってしまってくる。自分が大きい会社にいたりすると特に。そうなってしまっていた。

会社同士の約束というのも、自分が契約したなら、すべて自責である。

約束はたがえると言葉の呪のように自分に降りかかってくる。法則のように。
どんなかたちであれ、そこから逃げ切れることなどない。

結局は、すべて自分に降りかかる。どうせ、そうなら相手の笑顔をみるほうがいい。

あるブロガーさんは、目で約束したことも約束は約束だと。男前である。

ほんと約束っていうのはそういうもんだとあらためて今日心に誓ったのである。