Swades | 象の夢を見たことはない

Swades

2004年にインド内外で注目を集めた映画である。

Swades


Swadesとは、現在のインドで『国産の』という意味で使われる言葉である。スワデシ、独立前のインドの国産品奨励運動を意味する

主演はシャールク。この写真で真ん中に座っているのが彼である。


NASAでエンジニアチーフを勤めるモハン(シャールク)。子供の頃の乳母をさがして、かれの故郷に旅する。

電気さえもまともにこないインドの農村で、乳母と再会した彼は、幼馴染のギータとも再会し恋に落ちる。

そんなインドの農村で、彼は自分の技術を生かして、村人に光明を与えようとする。

衝突。インドの農村、慣習や考え方、生活を守りながら生活する村人を通じて、彼は自分探しをすることになる。やがて、村人から認められるようになるモハン。

その彼の旅の目的は、乳母をアメリカに移住させるためだった。

しかし、年老いた乳母は故郷を離れることはない。そしてギータも。モハンは一人でアメリカへ戻るが、村で過ごした日々が頭から離れない。そして…


有能な頭脳を持ったインド人が海外に流出している。

Swades。インドへ戻ろう。この映画は、そういう呼びかけなのである。


らしい。。


らしいというのは、この映画、わたしは見ていないからだ。

2004年12月、インドを去るにあたり、会社の日本語教師の女の子からCDを貰った。

それがこの映画のサントラCDである。


日本でサントラCDというと音楽的にはどうかっていうとこがあるけど、インドの音楽は映画で流行る。

そのため、日本とは逆のイメージで、サントラCDは映画のつけたしではないのである。力がこもっている。

ジャケ写もとても綺麗である。


綺麗といえば、インド人女子のきれいさ。下の写真は、CDジャケットの裏。ギータ役のGayatri Joshi である。

この映画がフィルムデビューとなる。


インド人女子


まじかよ。

そんなコがいるのである。


日本語教師の女のコは結構現地でモテていた。男も男前は多い。

そんな日本語教師のコたち、結構、はたで見てると恋愛中毒っぽく見えてたりもしたのだが。。

インド映画といえば、恋愛である。踊ったりとか、結構あり得ない感じだが、今、この音楽を聴いてこんな写真を見てると、そりゃ恋にも落ちるわなとそんなふうにも思う。


時間の流れを変える。

そういう力は自分ではなかなか生み出せないのだけれど、それを変える国があるのかもしれない。

いや、どこの国でもそうなのかもしれない。

けれど、それは生活しないとわからない。

時間の流れが変わると人も変わる。


自分も、日本語教師のコたちも、そしてこの映画もたぶんそうなのだけれど、かの地では、そういう流れにいやおうなく入る。

拒否してあがくか、受け入れるか。

自分はその両方に足をかけることになったのだけれど、両方に足をかけることでなにかが自分の中のなにかが変わったような気がするのである。


いろいろな葛藤がある。たぶん、これをくれたコもそういうものと日々戦ったり受け入れたりしていたのだろうと思う。それで、この映画に自分を写していたのかもしれない。同じ日本人として、そういうのがあってこのCDをくれたのだろうと思う。とんまな自分はそんなことなど今の今まで知らなかったのである。


帰国の前週にその会社に勤めてた日本人教師と日本人スタッフ全員にメシをおごった。これは、そのお返しだったりしたのだけれど、贈りモノにはそれぞれメッセージが込められている。自分が贈り物をするときもそうなのだけれど。。


受け取ったときには気づかない。

そういう流れというのも人生にはあったりするのだが、怠慢でそれを流してしまうようなことはこれからはしたくないと、今日心に誓ったのである。おっそー泣く