チャは栄養生長部である葉を収穫するため、栄養に富み湿度の高い所で栽培すると良いものが作れる。これはミカンのような生殖生長部を収穫するものとは逆の環境である。

土壌が酸性であることを好み、最適pHは5である。お茶の品質は一般に窒素を多くするほど向上する(ある程度以上では効果は薄い)。そのため多施肥化が進み、日本などでは硝酸態窒素による地下水汚染が問題になっている[7]。

チャは古くから種子を蒔いて増やしていたが、1955年(昭和30年)頃に挿し木技術が確立された[8]。種子から育てたチャは、親木の性質をそのまま受け継ぐことがほとんどなく、葉の色、形、芽の伸び始める時期などが様々で不均一である。一方、挿し木で増やしたチャは性質が同じで、よく揃って芽が伸びるので都合が良い。また、挿し木技術の確立と前後して、茶業研究機関によってチャに自家不和合性があることが明らかにされた。その結果、茶園への栽培品種の導入が促進されることになった。今日ある茶園の多くでは、挿し木によって増殖された同一品種が栽培されるようになっている。


茶がいつ日本に伝わったのかははっきりしていない。茶は薬用として禅宗の修行に用いられていることから僧侶が関わっているとみられる。かつては栄西によってもたらされたのが最初と考えられていたが、最近の研究によればすでに奈良朝の頃伝来していた可能性が強い。ただし、古代に伝わった茶は纏茶(てんちゃ)であったと考えられる。『日本後紀』では、弘仁6年(815年)の嵯峨天皇の近江行幸の際、唐から帰朝した梵釈寺(滋賀県大津市)の僧永忠が茶を煎じて献上したと記されている。だが、平安時代に入って文化が、純和風に変わりつつあったと同時に、茶も次第に廃れていった。茶の栽培は栄西が中国から茶の苗木を持ち帰ったのが最初と考えられていたが(そこから日本に喫茶の習慣を広めたとされた)、空海(806年に唐から種子を持ち帰り製法を伝えた)や最澄も持ち帰り栽培したという記録がある。当初は薬としての用法が主であった(戦場で、現在の何倍も濃い濃度の抹茶を飲んで眠気を覚ましていた、等)が、栽培が普及すると共に嗜好品として、再び飲まれるようになった。一時(貴族社会の平安時代の遊びとして)中国のように闘茶が行われることもあったが、日本茶道の祖・南浦紹明により、中国より茶道具などど共に当時、径山寺などで盛んに行われていた茶会などの作法が伝わり、次第に場の華やかさより主人と客の精神的交流を重視した独自の茶の湯へと発展した。当初は武士など支配階級で行われた茶の湯だが、江戸時代に入ると庶民にも広がりをみせるようになる。煎茶が広く飲まれるようになったのもこの時期である。茶の湯は明治時代に茶道と改称され、ついには女性の礼儀作法の嗜みとなるまでに一般化した。

茶は江戸時代前期では贅沢品として、慶安御触書でも戒められていたが、やがて有利な現金作物として生産が増えて大いに普及した。生産者にとっては現金収入となる一方で、金肥といわれた干鰯や油粕のような高窒素肥料を購入しなければならなかったので、生産地では農村への貨幣経済浸透を促した。

明治時代になって西洋文明が入ってくると、コーヒーと共に紅茶が持込まれて徐々に普及していくこととなる。昭和期に芸能マスコミの話題(ピンク・レディーが「減量のためにウーロン茶を飲んでいる」と言ったこと)からウーロン茶が注目を集め、缶入りウーロン茶が発売されると一般的な飲み物として定着した。また、この流行のため中国では半発酵茶が主であるかのようなイメージが広がった。缶入りウーロン茶の好評を受けて飲料メーカーは缶・ペットボトル入りの紅茶・日本茶を開発し、ひとつの市場を形成するに至った。その一方で堅苦しい礼儀作法が敬遠される傾向が強まり、茶道は一般的な嗜みから、趣味人の芸道としての存在に回帰しつつある。



Miracles happen every day

牡蠣料理の代表「牡蠣の土手鍋」!!こちらをドリアにしてみました


意外かもしれませんが、お味噌と牛乳って相性がいいのですよね~



和風の食材を使いまして、「和洋」な感じに・・・



【材 料】


バター 大さじ2  サラダ油 大さじ1  小麦粉 大さじ2  牛乳 300~400cc 塩こしょう 適量


ごぼう 小1本  ネギ 1本  マッシュルームまたは椎茸 1パック


牡蠣 10個ほど  塩こしょう 小麦粉適量


(A)味噌と砂糖とみりんをお好みの味にしたもの  大さじ2程度


ご飯 2杯分位  溶けるチーズ 適量



【作り方】


ごぼうはささがきに、ねぎは小口切り、マッシュルームは一口大にします。



「必殺☆拳切りで・・・」   だからうそよ~~~ごぼうは無理よ~~



フライパンにバターとサラダオイルを熱し、ねぎ、ごぼうを炒めます。マッシュルームも炒めたら


小麦粉を加え、全体になじませます。牛乳を加えてとろみをつけてから塩こしょうで味を整えます。



(A)のお味噌!味付けはお好みなのですが、少しやわらかめにのばした方がドリアとのなじみがいいと思います



牡蠣は洗って水気をとり、小麦粉をまぶしてオリーブオイルでソテーします



耐熱皿にご飯、ベシャメルソース、牡蠣をのせて、器のふちにお味噌を塗ります(土手鍋風)


上からベシャメルの残りをかけて、チーズをのせオーブンで焼き色がつくまで焼きます。




これ、大人にもおすすめの「ドリア」ですよ!ワインでいただきましたが、日本酒にもあいそうでした