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どのくらいの月日が流れただろう
僕を見上げて
ぎゅっと手をつかんでいた君が
いつの間にか
自分の進むべき道を
その足で歩いている
青く
美しい空の下
通り沿いを埋め尽くした桜の
舞い散る花びらに紛れて
かすむキミの姿は
はるか彼方に浮かぶ
蜃気楼のように
はかなげながらも
凛と煌めいていて
手を振る笑顔の中に
こぼれ落ちた光には
限りない未来が
輝いていた



