12月の東京講座、
テーマは、「一年の身体の歪みを整える。」

自分でできるセルフケアの骨格ストレッチと、
忘年会シーズン・・・食べ過ぎ飲み過ぎで、
疲れた胃腸を整える内臓ケアのストレッチを取り入れたプログラム
をお伝えしました。

土日の早朝から、ご参加ありがとうございました。
自分のからだを大切にする意識は自分を大切にする意識。

講座では、胴体で自由度を持つ肋についてのお話をさせて頂きました。
骨格の歪みの根本は骨盤にあります。
左右の足の長さが違うことから、骨盤の歪みが発生します。
ただ、身体はちゃんとバランスをとろうとしてくれます。

まっすぐが大事なのではなく、バランスが大事。これがポイントです。
で、自由度が高く、よく動く肋をもっていれば、からだは自然にバランスをとってくれるのですが、
この肋がみんな動かない。
どんなふうに動くのかと言えば、
上下、前後、左右、ななめ。自由自在です。

これが自在に動かないと上半身にひずみ、傷み、コリとして出てきます。
(腰痛、肩こり、背中が痛いなどなど)


ただ、この肋は、身体のストレス(主に内臓の疲れ。食べ過ぎ。飲み過ぎ)そして、心のストレスによって、縮んでしまいます。

縮むと肺に入る呼吸の量が減ってしまい、呼吸が浅くなる。
呼吸が浅くなると、疲れが取れない。落ち着きがなくなる、思考が浅くなる。いつも緊張している。
身体が冷える。眠りが浅い。などの症状。

といっても、これが自覚できていたら充分です。
自覚できる感覚=軸をもっていたら、感覚がすばらしいのですが、みなさんはどうですか?

肋のストレッチは、あっとウォーキングのコラム(12月15日更新) で、
ページの関係でほんの一部ですがご紹介させていただいています。


肋が自由に動くようになると自然に身体の重心が上がって、軽いからだになります。
なんといっても、びっくりするくらい身体が中からあったかくなる。
自家発電です。

自在に動くからだで、いつものウォーキングをすれば、歩くことで充分なケアになります。


で、ひとつ講座でお伝えし忘れてたのが、呼吸法。
息を吸った時におなかを凹ませて、吐いた時にふくらませる。
いわゆる逆腹式呼吸です。
内臓への血流がよくなります。


飲み会前の空腹時などにトライしてみたり、飲み会翌朝起きたタイミングでトライしてみると、いいかもしれません。
普段から慣れてないと、酸欠になったり、気持ち悪くなりますので、ご自身の体調も見合わせてくださいね。



以上、内臓ケアの呼吸法でした。

今回は、肋についてでしたが、
もちろん、骨盤も大事、股関節も大事。
順に、またあらゆる角度で見方を変えながら、
来年の講座でお伝えしていきますね。


いつも伝えたいことはただひとつです。
人間の野生を取り戻すこと。
歩き方ではなく、歩くということ。


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このテーマについて、
大阪でミニ講座を開催します!

■12月17日(金)19時半~

詳細については、メッセージにてお問い合わせください。