永遠のテーマとも言えるフック。



アカメに対して自分が太軸を使うのは絶対。
もっと詳しく書き記します。



ではなぜ太軸なのか。
それはつまり 魚が強いから です。



強いと一言で言ってもわけわからん。

他の魚種に対しても太軸なのか そうではありません。
自分はシーバスに関しては割と細軸重視です。
厳密に言うと、魚をバラさない針 が理想です。

自分の釣りスタイルからしてもタックルが強いことも有り 粘る針 が好きです。
タックルセッティングの利点を活かし、しっかり懐まで刺す。
ですが、タックルが強いと瞬発のランに対して針が負けます。
ここが重要で、大きなシーバスを上げた後、伸びてるけど紙一重の針が理想。
針が大きな役割を果たしている証拠ですね。
シーバスに関しては、口周りは自分的には弱いと感じています。
よく身切れでバラしたり。


本題です
アカメは強いです それはもうとてつもなく
初めて魚体を触った時はその硬さに驚きました
頭周りから背中にかけてとくにカッチカチです。



なので、身切れを心配するより耐久を という結論に至りました。
検証したフックの数は計り知れません

薄皮一枚にフッキングすることももちろん0ではないでしょうがアカメは口の肉もとても分厚いです。


アカメの場合、ギリギリを攻めても獲れない攻防が起きます。
:フックが曲がってデッドゾーンから剥がせず、バラした
:そもそも魚体の硬さに対してしっかりフッキングできたが、耐久不足でラン、あるいは首振りやジャンプで綺麗に伸ばされ、バラシ
:テコの原理で曲げられる(口周りの動作)

など。色々あります

どの様な場所で掛けるか これでセッティングを考えたほうがいいです。
自分は基本的にアカメを釣る場所はほぼ、強引なファイトが後にも先にも起こるような場所が8割。

橋脚、ブレイク、ガレ場、、、など


オープンで手前だけ気を付ける場所などであれば自分は3x軸をおすすめします。

強引なやり取りが必要な箇所は4x。

ランが全くさせれない場所などは5xでもいいくらいです
ですが、この時重要なのはドラグ値。
過去の経験上、アカメがバイト→強烈なラン の順なら3xでも2キロくらいのドラグ値でも割と貫通します。
バイト→ジャンプ→ラン この個体にあたると貫通不足がよく起きます。
そして伸ばされます

なのでバイトからフッキングまでの事を考えて自分は大体3xで4キロくらいのドラグ値でフッキングします。

4x軸なら4キロ。 アカメがうまくバイト→ランの順なら。
そうはいかないのが釣りなので 最悪を想定して5キロくらいかけてます。
また、フックの種類でその値は変動します。
例をいうならST-66などはバーブがデカいです。それゆえ刺す力ががまかつXHに比べて必要とします。
バーブレスなら気にしなくていいです。気にするのは軸の太さとその刺しこむ値を気にするだけ

一番良く刺さるのはやはりフルドラグです。
8キロくらい掛けてれば大体4軸2/0でも貫通します。

自分は面倒なので、ドラグを締め込んでおき、後に走らせたい場所なら緩めて開放してます。

もっと器用な人ならドラグをゆるゆるでバイト、ランで指で押さえてフッキング、開放とかできるかもしれません。
自分はそこまで器用ではありません。

フルドラグ、クラッチ切りは落水リスクがあります。



アカメは基本、口が大きく吸い込みが凄い魚です
その様な魚に対しては針が大きいほうが掛かりも耐久も良いと思ってます。
60センチでも丸呑みする そんな魚滅多にいません
口に入るを前提とし、尚且つ魚が硬い
細軸ではテコで伸ばされる  魚体負けします


だから太軸をおすすめしています

針のオススメは過去記事、フックの話などを参考にしてください。




END










ボラ(25センチ以上)、コノシロ、イナ(20センチ以下)サッパ、、、




アカメをルアーで狙う際、ベイトが何か、そのサイズはどれくらいの大きさかをいち早く知るうえで掛けるに繋がります。

ルアーフィッシングなら必ずテーマとなるベイト。



この時に、ルアーセレクトをしっかり合わせれるか合わせれないかで勝敗が決まるといっても過言ではありません。 とくにアカメにおいては、、、



一見、何でもいいと思われるほどの食性に見えます。
とにかく釣り場において頂点のフィッシュイーターであり、何でも口にします。
釣り上げたアカメの口にクロダイの背びれが残っていたり、70センチにも迫るボラを捕食したりと色々目撃しました。
また、橋脚打ちなどでは大きなアカメがいる場合セイゴ(シーバス)なども姿を消します。
捕食されるが故、、、


ならどんなルアーでも反応すると一見思ってしまいます
ですが、ここがアカメの難しいとこで 偏食する傾向を自分は多々経験しました。


特に偏食が起こりやすいベイトを挙げると コノシロ、サッパです。


コノシロならそのサイズも大きさが大から小までまばらなのでルアーセレクトの幅が多いのですがサッパとなるとかなりシビアになります。
自分は一度しか体験したこと無いですが、一度だけでも十分それが伝わるくらいシビアです。


その様な時にルアーの持つ特性(動き)アクション どの様な時にどんな動きが効くか自分なりの経験を書き記します。

まず王道 ボラパターン。
これは自分の感覚ではミノーならウォブンロールが非常に効きます。
なぜ? 経験と体感でいうとアピールが重要になることが多い。
ボラパターンになるときはそれなりにボラの数が多いです。
それとボラ自体がやはり波動が大きいのでアピール重視を考えてもいち早くルアーに気付いてもらえます。
あまりにも多くてボイルしてるのに食わない状況なら動きに関係なく、見つけてもらうことを意識したほうがバイトに繋がります。
カラーもドチャートや膨張色を使うと良いかもしれません。
点で誘うなども有効です。取り残されてるベイトを演じて見つけてもらいましょう。
まだ試せていないのですが、もしかしたらラトルも有効かもしれないと自分は思っております。 スネコン220など効くのではないでしょうか。検証してみます。

河川の脚打ちなどでもベイトが多く落ちてきたり落ち着いたり波がありますよね。
多いときは上記のような意識とアプローチによくバイトが訪れます。
逆に一度熱が落ち着きしけた瞬間などはラインスル‐トラウト250やスイムベイト、グライドベイトがよくバイトします。
要は状況に応じていかにナチュラルかを自分は重視してます。
上記のアピールの話はアピールという単語で攻撃的に見えますがその様な状況では極自然体の攻め、ナチュラルと自分は思ってます。

デカボラパターンは一年を通してとても長いパターンなのでこれは理解して釣れるようになるとかなりの確立でアカメを仕留めることが出来るようになります。

ビックベイトのジャークもベイトが多いときは きゅ、、、きゅ、、、きゅ、、、とかなりスローテンポで自分は攻めてよくバイトさせてます
あの凄まじい光景をみると気付いてくれー!と動きはキュ、キュ、キュ!とルアーを動かしまくってアプローチしたくなりますが逆に逃げてるベイトと同調させることとなり、なかなか見つけてもらえません。
残されたベイトを演出してみると良いかもしれません。自分はそれで何本も反応させ、バイトさせてます。
逆にベイトがいつもより少ないとき、あるいはしけてる時は キュ、キュ、キュ、、、キュ、キュ、、、とハイテンポにすると見切られにくくバイトがくることが多い気がします。

ミノーもジャークストップなど意外と効きます。

それとやはりベイトのサイズ感も少し意識したほうがいいです。
60センチ位になると世で言うジャイアントを投げてれば良いのですが25センチから30センチくらいのボラが多い時はルアーの選択肢が大幅に増えます。
やはり、マッチザベイトが一番秘訣だと思います。


:イナッコパターン(20センチくらい)

これも一年を通じて多いパターンです。
このくらいのボラになるとボラパターンとは異なり、色々反応の仕方も変わってくるというのが自分の見解です。

ベイトが多いときの考え方などはボラパターンとさほど変わりはありませんが、ウォブンロールがボラの時効くのに対してイナッコのときはよくロールも効きます。
コノシラススイマーなどは非常によく効きました。
ローテーションとしてロール主体も加えてみるといいかもしれません。
自分はそれでアカメを結構仕留めてます。

:コノシロパターン


これは非常に偏食が起きます。
反応の仕方、バイトの特徴、ルアーセレクト
どれをとっても合わしていかないとガッツリはめることができません。
間違っていると ツン  とか ツンツン とか極小バイトがよく起きます。
特徴的なのがコノシロパターン。
サイズ感やルアーを合わしているのにこのミスバイトが起きることもよくあります。
なにかがズレてます。 ただ、結構正解に近づくとバイトも段々大きくなってきます。
ガンッ!とか どすっ!ときたりと、ヒラスズキに近いバイトが訪れます。
あともう一歩です。
地合いであったり、攻めがズレてます。ルアーセレクトは合ってます。
もてる自分の技術を全て合わせてもガツーン!ときたのにそくバレるとかよくあります。
簡単に反応してくれてそう簡単にはいかないのがコノシロパターンと感じてます。

自分はボラパターンのほうがどうやら肌が合うのだと、自分の過去釣果を見て比例しても思います。
ボラパターンはまた、その大きさゆえにアカメの吸い込みが大きく、ルアーを丸呑みされるか強烈なバイトがよく起こります。
アカメならではの強烈なバイトがほしい方は是非ボラパターンを。
ガチーン!!!と腕が持っていかれるようなバイトも来ます。

コノシロパターンもイナッコ同様、ロール主体が効く場面が多いのを何度も経験してます。色々ルアーを試してみましょう。


:サッパ

最強の偏食ベイトです。

これに関してはサイズを合わせようが間違えようがミスセレクトなら一生ツンツン押されて確認されるようなバイトが続きます。
ジョイクロ148くらいの大きさが冬に大量に河川に入ってたときがあったのですがシーバスはそれで釣れどもアカメはひたすらミスバイトが起きます。
フラッグにこの日、釣友に完敗しました。
釣り人生に置いてあれほど完敗したのは初めてでした、、、
素直にレクチャーとルアーを借りれば良かった(笑)

その日友人がアカメ6ヒット 自分は全部ミスバイト 1時間30分くらいの出来事です






とまぁこのような感じが自分が体験してきた一部です。
全部を語れば多いすぎるのでこのへんで


END

 



:ライン


釣りをする上で釣り糸は必ず存在するもの

ラインというテーマ

自分は15年も前からベイトタックルビックベイトというカテゴリーの釣りをしてきました。
シーバスはもちろん、アカメ 現在までそれは変わりません。

そんな中でもライン。
自分はおそらく、一般とはかけ離れたセッティングなのだと自分はたまに感じます。
特に10年前の広島シーバスなんかはPE4号、フロロ80ポンドとかでやっていましたが、初見の方から必ず言われるのは 太すぎない?飛ばないし釣れにくくなる(プレッシャー)のでは?と散々言われてきました。



しかし一昔前の広島は 聖地広島 と言われるくらいハイクオリティのシーバスが釣れる時代でした。※現在は聖地というにはほど遠い

90センチ。9キロ 80センチ。7キロ、、、
そんなのは毎日、それも10本近く釣れるほどの釣れっぷり。

広島は干満差が時に4mまで変動し、自然河川からの流量も多いです
それに伴い、下げ潮なんかは爆流にもなります。腰まで浸かると踏ん張るのが精一杯になるほど

そんな中でシーバスはストラクチャー周りでよく釣れる魚。
橋脚、ブレイク、シモリ、ガレ場、人工物のストラクチャー等など


一昔前の広島は、シーバスといえばPE1号から1.5 リーダー30ポンドなどがマストでした。

なので、よく他のアングラーからは笑いの眼差しを自分は向けられたものです。
未だに根に持ってます(笑)自分、かなり根に持つタイプなんで、、、

そして自分がよく見た光景。
おっしゃきた! あー!切られたー! 
巻かれたー!
歯擦れでブレイクしたー!

などよく見てきました。過去の釣友ももちろんよくこれをやらかしてました。


時に10キロ迫る魚体が爆流の中で掛かるのですから当然でしょうよ。

自分がよく向けた言葉は 獲れないなら意味ないよ。 この言葉はよく言いました。
だいたい返ってくる言葉なのですが、太くすると釣れない。プレッシャーが、、、etc

しかし、釣果も自分は釣り勝つこともあれば、我先に掛けることも多いかったです。
自慢とかではなく。

それに、獲れなければ釣り人として恥です
プレッシャーを考えてこそ釣りプロ!細ラインで攻略!
んー。自分とは考えが全く違うのかもしれない、、、
自分は獲ってこそ釣り人。ラインの太さをも凌駕するアプローチしてこそ釣りうま。
なのです。

切れた、それすなわち敗北です
そして、魚にルアーを残してます。資源保護の観点からOUTです。

これはアカメは特にです。
アカメを守ろう!大事に扱おう! 未来に残そう! わかります。
自分はアカメ釣りが大好きです。

だから、ブレイク要素が少しでもちらつくならそれ相応のセッティングで挑むのみです。
これが釣り人として最大の保護です。 確実なキャッチアンドリリース。


ラインを細くしないとルアーの動きが、プレッシャーが、、、
ほんとにそうでしょうか?
自分はそんなラインを気にするようなアカメやシーバスに焦点を置いてません。
むしろ、自分には釣りきれないと判断さえしてます。

175ポンドフロロ、PE10号でも自分は普通に毎遠征掛けてますし、ルアー操作も不自由を感じたことはあまりありません。
さすがに、10g程度のスイムベイトとかは確かに動きを考慮して140ポンドとかに下げますが、、、


アカメはフロロ100が最低ラインと思ってます。やる場所ではその都度考えなければまりません。
一昔前の広島も、クオリティが高い魚、爆流、障害物
キャッチしてこそ釣り人

それが私の釣りの考えです。


END





アカメを狙う上で、自分が一番重要なのは

感、音、雰囲気、気配



アカメとベイトがしっかり居るところではなんとも言えない独特な雰囲気がします。
なにより、ベイトの逃げ方が異常です


シーバスとかヒラとかではない、アカメが居るときはどのベイトもまさにビビってるように逃げます。


自分がオカッパリをする時はこの、雰囲気でアカメの釣れる場所を見つけます




:音


音。 一言で言ってもなんのことかわからないと思います。
自分はアカメを狙うときは大体ナイトが主体になります。
当然、静かな夜になります。


アカメとベイトがリンクして水中でベイトを捕食した場合、音がします。
音でフィッシュイーターの有無を確認といえばボイルであったりライズであったり。
シーバスならそこが音の頼りになります。

しかしアカメの場合、水面ではなく、水中で捕食した際も音が出ます。

これも何度も記事で紹介してますが、この音頼りで自分は一気にアカメと地合いを掴んで数々アカメを掛けれるようになりました。


ベイトを水中で捕食した際、ゴッッ、、とか ドゥン、、、とか ボッ!とか聞こえてきます。
ランカーサイズにもなるとドーン!と響くような鈍い音がします。特に、ボラのサイズが大きい時、大きなアカメがリンクしたときはよく耳にします。
その後、大きな反転流で水が湧くようにザバァ!!となることもあります

この音なのですが、イナッコやコノシロなど比較的20センチくらいのベイトだとよくゴッ、、、という音が多く、これはベイトが見えない時自分はこの音頼りにルアー選択をすることも多いです。

それくらい、自分はアカメ釣りに関しては音が頼りになってますし、現にそれでたくさん仕留めています。


プラス、やはりベイトがアカメのポジションを交わすためによく引き波を立てながら逃げます。 しかも、割と特定箇所を交わします
よくいくエリアではアカメが大体どこにつくのか把握してますが、その日どこにつくかはばらつくことももちろんあります。
そういう時、特定の箇所を交わすベイトでアカメの位置が把握してアプローチできます。


これはどのエリアでも役に立ちます。
オープンだろうが脚打ちだろうが同じことが起こります。


雰囲気と音 アカメチャレンジされる方は是非、意識してみてくだい。
一度目の当たりにすると、これか!!となるはず。
そしてそこからアカメと距離の詰め方が一気に広がるはずです。

END

タイトル通り、アカメと対峙するとして自分なりのファイトであってり、扱いであったり、見極めだったりを書き記します。





:ファイト


アカメ。 日本で狙える魚としては最高峰の域のビックフィッシュです。
その全長なんと140cmに到達するほど、重さは40キロにもなることがあります(※コンディションが良好)

そんな魅力的なアカメなのですが、暴力的なファイト故、キャッチするまでの工程が一苦労します。

まず、最大の武器はやはり、あの魚体にしてジャンプをするという。
※しない個体もいます

自分は1年弱で50弱匹のアカメとファイトしてきました。
キャッチできた数は20弱。

おおかた5分5分です。
この数字を見ていただけると、なんとなくファイトが大変と想像できるかと思います。

まず、ファイトに関してなのですが、【どの様な場所でアカメを掛けるか】これが非常に重要です。


アカメが釣れる場所はたっくさんあります。

なにもないオープンもあれば、橋脚、杭、シモリ、ブレイクラインがガシャガシャ等など。

どれが楽だと思いますか?


はい、オープンですね。

オープンであれば走らせて体力を奪えます。
しかしアカメを掛けるにあたって、あの魚体、凶暴さ故、太軸の針を使ったりしなければなりません。

走らせるなら細くてもいけるのでは?と思われると思います。
アカメのやばい本質はあのトルクフルな引きではなく、自分的には口周りのパワーです。
もちろんそれプラスでトルクなのがやばいですが

そして最悪なのは飛ぶ個体を引き当てた時です。

もー最悪が重なりまくりです(笑)
※飛ぶ個体と飛ばない個体、自分の掛けてきた本数では6:4くらいの割合で6飛ぶ、4飛ばない


なので太軸針、太ラインは自分は絶対です。
細軸、細ラインで何匹か獲れて、なんだ!このセッティングで行けるじゃん!などと浮かれることなかれ。

針を曲げられるのはリア、フロント共にフックを付けた状態では特に起こります。
要はテコでやられます。
何度も記事で紹介してしつこいと思いますが、遠征からお金、労力、時間を使いようやく掛けた一本、、、
ぜひ手にして頂きたいし、アカメにルアーを付けたまま逃してほしくないから自分は何度も言います。
ラインは140ポンドであってもリーダーが口に入れば見るも無惨な姿で帰ってきます。

ちなみに、ラインブレイクでやられたのは一度です自分は。
それは、根ズレでやられました フロロから切られました
この時、PE6号 リーダーフロロ140ポンド(レベルワインドギリギリのヒロ)です
大体アカメの歯擦れでやられたくなければ、フロロ120くらいあればやられません。
ただ、もちろんファイトが長引けば長引くほどブレイクの可能性が出てきます。

アカメは潜らないとよく言われます。
確かに、よく水面をかき回して走るし、飛ぶしで水面近辺のファイトが多いです。

それが段々自分側に寄せてシャローに徐々になってズリあげれるような箇所なら特に気にしなくていいです。
気にするのはエラ洗いと強烈なムーンサルト、すり鉢のような歯によるブレイク又はフックアウトです

しかし、足場が高いあるいは、ブレイクが深いと話が変わってきます。

引っ張る角度が結構重要で、アカメは引っ張った方向と真逆に走りたがります。(ランの最中)
アカメが右へ左へとたまにそういうのを耳にします。
大体ですがランは直線です

右へ左へ動くのはランが落ち着いて寄せる時か、流れと同調している時です。
流れてる方向と同じ方向へ走りたがる傾向もあります。

アカメより下流に立って上流側で食わせたのに一気に流れの方向に下流へ走るのは何度も経験済みです

:角度

ラインの角度がつけばつくほどアカメはその角度へ走ります。
足場が高いところで、水深がそれなりにあれば真下に何度も走りたがります。

要はやはり対角に走ると自分は認識しております。
その検証故、わざと自分が引っ張る方向を変えてファイトしたことが幾度かあります。
結果、やはり対角に走りがちです。
つまりある程度は誘導可能ということになります。

ただ、100%ではないのでその判断は自己責任です。

自分は何度も障害物を交わすためにわざと障害物と同じ方向から引っ張り、その方向とは逆に走らせて交わしてます。ただ、これはランをする元気なうちでしかできません
なので、ある程度ファーストラン、セカンドラン、サードランを凌いだのならイカれたくない方向とは逆に鬼ファイトしてます。

基本的にアカメは観念し始めると体高ゆえに流れを左右にうけてドッグウォークみたいに泳ぎ始めます。流れが強いエリア、タイミングでは特に起こります。
これは体高ゆえの流れの当たり面で起きてると感じてます。

GTとかマグロとかではないので、横に左にとグイングイン走ることはありません。

:エラ洗い、ジャンプ

アカメの最大の武器です。
これで何度バラした事か。
正確には、丸呑みされるとよくバラします。
意外と、顎下とかわけわからんとこや、貫抜に掛かったほうがキャッチ率が上がります。
ただし、しっかりフッキングさせれる人です。
フッキングは竿をさばいて乗せるのがフッキングとは限りません。
自分は基本、向こう合わせです。強烈なバイトが来ても基本無視で巻き続けます。相手が走ってようやくフッキング。使うフックでしっかり刺さるドラグ値でランさせましょう。
そうすればしっかり刺すことができます。
中途半端にフッキングしてバーブの手前などで刺し込みが甘い状態でファーストランをされるとアカメに関してはどんな太軸だろうが簡単に曲げられます。
これはどの魚種も同じことです。
さすがにGTレックスのような7x軸なら大丈夫かもしれませんが(笑)

自分がアカメとファイトするにあたって特に気を遣ってる事は
ショートポンピングで寄せる  です。
大きく弧を描いて竿を曲げたくなると思いますが、ロッドを上まで上げきった直後にこちらに向かってあの強烈なエラ洗いをされると  バレます。
また、使うルアーが重ければ重いほどよくバレます。
バイブレーションがシーバスでバレやすいのはそういうことです

なので、自分はショートポンピング、エラ洗いで余ったストロークを使いたいので常に引っ張れる余裕を残してファイトしてます。
これでエラ洗いによるバレは僅かながら減少します。
どーしても無理な事案もありますが、、、 丸呑みで変なとこにちょい乗りとか。


また、アカメはランの最中、急に引っ張ってる方向に頭向きを変えることがあります。
あのデカさ故、その動作がロッドには大きく伝わります。
ひどい時は一瞬フリーにすらなるほど。初めての経験だと え?バレた? と思うほどです。

そういうのも含めて自分はロッドをあまり立てません。

それにプラス、自分は絶対何が何でもハンドルから手を離しません。
とにかく魚体がでかいので少しの首振りでもロッドの入力がでかい、急にこちらの頭を向ける、エラ洗いなど、とにかくフリーになる要素が多いです。
なのでフリーにならないように常に巻き取れる、ロッドの余力を残したファイトに持ち込むためにこの様なファイトスタイルになりました。


ここまで見てくださった方、ありがとうございます。
最後に扱いについてで締めます。

自分は初めて125cmが釣れた時、単独釣行なのでブツ持ちのとにかく苦労しました。
常にアカメを水中に入れていたとはいえ、やはり何度も取り直すのは魚のダメージ的によくないのは明白です。

なのでそれ以降、すぐさま誰かが一発で写真を決めてくれたり、特段クオリティフォッシュが釣れた時以外はブツ持ちは取らない、すぐに逃がすということを心に決めました。

で、現在は何センチを釣り上げた!という証拠写真としてメジャー写真を撮ったらすぐさまリリースという形をとっております。
これが一番魚に優しいし、次のチャンスも狙えます。
できるだけ色々釣りの検証をしたいので自分は次を狙いたいのでこれが一番ベストな形になってます。
水中計測ができればいいのですが単独ではまずほぼ正確に計測できません。

ブルーシートについて
これは場所と地面の温度で使うのか使わないで良いのか判断してます。
夏場のコンクリートの上ならいうまでもなく使いましょう。魚からしたら地獄です
それから場所、蠣瀬とか岩とか鋭利な箇所しかどうしても上げる場所がないときもあります。
そういうところでは必須です。魚からしたら地獄です(笑)
水が少しあるコンクリであったり苔がはえててマットの役割になる場所であったり、水温と地面の温度が近い砂地であれば、そこまでシビアでなくてもいいのかなと自分は扱ってます。
シートが有るに越したことはないのですが、準備がとろくさいなら上記の条件であればさっさと計測してさっさと蘇生したほうがいいと自分は思ってます。 
濡れたFRP材質やウレタンの上なら言うまでもありません。
鱗なども一枚も剥げたことありません。ボート上では。
さっさと逃がす。これに尽きます
アカメは少々では死にません。とても強い魚です。
しかし、過去に自分は4本タグ付きアカメを釣っています。
傷も修復してとても生命が強い魚です。
しかし、タグアカメが20弱匹釣ったうち、4本釣れることからしてやはり、アカメは格段多い魚ではないことが頷けます。
なので、アングラーが守ってこの素晴らしいエキサイティングな釣りができる様に、釣りのトラブル、駐車問題、アカメの取り扱いには十分気をつけていきましょう。
























今回は陸っぱり抜き、ボートアカメを2日ほど行きました。



見た感じ、イナッコが主体のように感じた

ボートなら楽勝で釣れるイメージがあると思われるのですがこれが意外とムズいのがボートアカメ。

オカッパリとはなぜかヒットの仕方や地合いが異なりますし、そもそもあまりポイントがない

アカメを釣るなら陸っぱりのほうが圧倒的に釣果は出ます。


ベイトが次第に増してきたが、反応はない。


流速が落ち始める予兆がでた頃、ペニーサック初代をドリフトで流すとルアーが縦になった瞬間 ゴチン!!!と鈍いバイト。

間を置いてランを始めたがファーストランというより首振りで一度止まる。
フッキングが完璧ではないこのパターン、、、

そしてセカンドランで一気にドラグが出された瞬間 スッ、、、とテンションが抜ける


回収してみると、ST-66 1番がリアだけ見事に真っ直ぐなっていた。

やられてしまった。
自分はフックをやられることはあまりなかったがこれで3度目。

2回目はもはやなにもランもくそもないときに大きくアカメが口を凄い勢いで開いた時にテコの原理でフロントとリア伸ばされました
アカメの口周りのパワーは凄いものがあります

フックが伸ばされる原因としてはまず1に貫通不足 2にそもそも耐久不足
3にテコ

アカメは主にこの辺りが多いです。


1の貫通不足  これはやはりドラグセッティングが大きく左右します。
どのようなフック線径を使うか、それが綺麗に貫通できるセッティング値を知る必要があります。
それとは別に、若干運がつきまとうことがあります
アカメがバイトしてから強烈なラン  そーだといいのですが毎回とは限りません。

バイトしてランより先に飛んだりエラ洗いしたりするやつ、ファーストランがしょぼい個体とかがいます。
それにあたるとやはり貫通不足がよく起きます

なので、それでも伸ばされないためには少しでも線径が太いものを使用してます。

まず自分はアカメをやるなら3x軸以下は使いません。
基本、4xです。

3xでいうならBKK 63  4xならガマカツXHやST66といったところでしょうか
基本このあたりを使います

しかし、太ければ太いほどやはり刺す技術がいります。

橋脚などや、やる場所がそもそも走られたら終わりみたいな場所でやるときはもちろん貫通しやすくなります ガチガチのドラグ値なんでね、、、

オープンや走らせていいならやはり走らせたいところです
なので、ちゃんと理解した上でセッティングする事をオススメ致します。


2の耐久不足 先に言いましたが自分は3x以下の線径はアカメには使いません。
2/0くらいなら2軸でもいけないことはないですが、それでも3軸以上を使用します。


自分的に優秀なフックを挙げると 
:ガマカツXH  バーブが小さく、掛け重視のストレートシャンク 耐久力
:BKKバイパー ガマカツと同じく4軸で耐久は申し分なし、刺さり重視のやや内シャンク。ガマカツ同様バーブは小さく、懐まで刺しやすい
:BKK63 3x軸 1番などはさすがに曲げられます。しかし2/0あたりをつかうなら正直一番コスパと質がいいです。
130のアカメをフルドラグ(7キロセッティング)で強引に寄せても曲がりません
※シングル、ワンポイント


3にテコ
これが非常に厄介です。
どういった現象かというと、リアとフロントにそれぞれフックがついてる時に起こりやすいです。
アカメの上口に片方のフック 下顎やほっぺにもう片方が刺さると特に起こります

要はアカメの口の動作でやられます。

3軸でもメータークラスになってくると簡単に曲げてきます

フックの数が増せば増すほど自分は軸を太くするか、そもそもシングル、フロントのみにする。
現状、ワンポイントセッティングが多いです
ワンポイントだとこの現象を大きく回避でしますし、そもそもリアを付けないと捉えれないバイトはなにかがズレてます。
そしてよくバラします。



話は戻り


セカンドランと重量的にMはありそうな手応え。
悔しさがつのる

そしてそのワンチャンスで何事もなく初日は終了 (笑)


後日なんとなくペニーは正解に近しい反面、少しズレているのではと思い修正をしていく。

そして前日同様、ベイトが薄れ、次第に流れが落ち着いた頃全く同じくらいのタイミングでラインスル‐トラウトをドリフト気味で流し込むと

ドスッ!!!と重たいバイト と同時にファーストラン。

これはしっかりフッキングできた感触。

強引に寄せてるが、手応えが小さい

小さいとはいえしかしアカメの引きはやはり強いですが







80弱のアカメ

しかしバイトの大きさとは裏腹に掛かりはくそ微妙。
顎下という

しかし案外アカメはこういうくそ微妙な掛かりがよくキャッチできます。

意外なことに、丸呑みが一番バレるリスクが高いです


奥が深い、、、、、、、


END
明けましておめでとうございます。


そんなこんなで行ってきました
弾丸アカメ釣行




実は去年12月にも一度足を運びました

がしかし、ホゲました笑


その内容も含め、書き記していきます。



2023 12月某日


冬アカメ、、、

去年散々やり込みまくったので大体どーゆう感じで、どういったシーズナルパターンかも掴めていたのでその経験を活かして組み立てました


高知に到着して1時間
到着時刻、タイドも合わせていたので着いて早々チャンスを引き当てる



去年とまったく同じであることに胸を撫で下ろしていた。

しかし、今回は釣友とボートを予定していたので自分が狙う場所でのタイドが若干ずれ気味釣行

不思議なことに、エリアごとに理想タイドがあります。



そして釣れる確信があったが、何かズレていることに3回目のチャンスくらいで気付き始める。


やはりタイドの問題か?

それともベイトの流入量の問題か、、、

去年と同じは同じでも、釣れるタイミング アカメから反応が取れるタイミングが去年と真逆。

それと、ベイトの量が去年ほどではない。


やはり、ベイトの量的問題な気がした。

何が言いたいのかというと

流れの質で食ってくるタイミングが逆。


ベイトの量が比較的まとまっているときは流れが強くなった瞬間がよくバイトがあり、ベイトの量が少なくまとまりがない時は逆に止まった瞬間や走り出しの瞬間にバイトがあると自分は感じていた。

その直感で何度も仕留めたしここは自分を信じたいところ


そういうバイトのタイミングやバイトの出方で推測はある程度立てれます
何がベイトで、どういった量なのか、、、傾向、、、

あくまで、自分は自分の感性で釣りをしないと気が済まないので自分の分析はということになります


で、止まった瞬間ピックアップ寸前になにやら大きな波紋が立つ
ルアーを水面からだした場所で大きく、、、


絶対アカメだ。

次のキャストでと気合いれたがなにもなし。

そして3投したあたりでまた潮が走り出した。

やはり走っているときもなにもなし

で、また次第に止まる予兆が訪れた

食うならここだろと止まった瞬間に丁寧にラインスルートラウト250をアプローチ



ガチン!!

案の定来た。 合わせまいと無視して巻き続けると重みがくる。

その瞬間、一気にラン!!!

よし乗った!!


エラ洗いをする様、割とでかめ。

慎重に体力を奪い、デットゾーンを一気にリフトして交わす
そして足元へ。

ここまで完璧。

同行者がランディングしてくれるとのことなのでお任せすることに。


しかしグリップで掴もうとした瞬間、ポロッ、、、

でた、、、
丸呑みあるある

ほんっっっとよくバレる。

皮一枚とか、骨にフックがちょい乗りとか、ベントカーブが骨に乗ってるだけとか、、、


正解な攻めな反面、バレる率は非常に高い

見たところ、120はありそうな個体だっただけに悔しさが、、、

仕切り直し

しかしまぁまぁもうチャンスは少ないとこまできていた


止まる瞬間、、、とにかくそこに集中。

すると

バシッ!!!

アカメ特有のバイト
今回は待つ暇もなく即座にラン!!

同じ作業をしてまた足元へ。

次こそは!!!!

がしかし、ここで掛かりが見える

頭上に掛かっている、、、
しかもめちゃバレそう


先程の事もありかなり慎重になる

で、エラ洗いした瞬間

ポロッ、、、


さすがに頭を抱えて座り込む(笑)

見たところ90くらい


無情にも、それで終了した。

それからボート釣行をしたが、こちらに至っては完全試合、デスリバー(笑)

ボートなら釣れると思う人が多いですが、ボートはとにかく難しいです。
地合いもオカッパリほど長くありません。
それに加え、ボートは陸っぱりアングラーから避難されがちなのでその辺も配慮してポイントがとにかくありません。

オカッパリのほうが圧倒的に釣果は出ます。

そもそも、釣れる答えなんて言うのは案外、岸から身近にあります。



気持ちよく2023を終えたかったが敗北で2023の幕閉じ。



リベンジに燃え2024 1月某日


今回もおかっぱりとボート


がしかし、期待とは裏腹に前回とは違う様子。

期待した地合いではなにも起こらなかった。

移動するべきか、粘るべきか

移動もめんどくさかったので粘ることに

はぁー だめかぁ。潮がもう止まる寸前まで来た頃急にベイトっ気が出始める


よーく見るとどうもベイトサイズが小さい。
見たところ15センチくらいの波紋


コノシロかイナが濃厚ではあるがどちらかまではわからなかったのでジョイクロをメインにその箇所を通すが何もない。


すると発砲事件でも起きたかのようなボイル発生。
静かな闇夜に パーーーン!!!!!!!とすごい音。

でかそうなアカメ。
興奮してその周辺をくまなく攻めるがバイトが得られない。

すると逃げるベイトが目で確認できた。

イナッコと確定

この感じはおそらくマサウオやこのしらすスイマーが強い。

まずはマサウオを試そうと準備した

所々で次第に激しくなり始める。
大体な捕食ゾーンも掴んできた。


がしかし、反応がない。
そして次第に沖に向けて帰っていく、、、

あえなく終了(笑)

地合いにして20分(笑)

短すぎる、、、
もう少し早い段階でイナッコに気付ければ、、、



ボート釣行


この日は名人さん、ほせおくんと

次第に流れが効き始めた頃、ちらほらイナッコが多く目につく

イナッコに強いルアーを通すがアカメのバイトは誰も来ない。

どんどん流れが増し、本流が入り始めだした頃

どうもボラも目につく。

時折スクールで回ったり、遠くで立つ波紋がそれなりのサイズに見えた


絶対的信頼のラインスルートラウト250をチョイス。


ドリフトして流し込むと


ドカンッ!!!!!!!


信じられないほど強烈なバイト。
ロッドが手から離れそうになりました

そして一瞬の間を置いて一気に走る。


やばい、、、とにかく止めないと敗北してしまう。
デットゾーンまでの区間が割りと短い場所なのでドラグはほぼフル。
7キロくらい

なんとかファーストランを凌いだ。

がしかし、ちょー重い。
リフトが死ぬほどお、おもい、、、

するとど迫力なエラ洗い。

ほせおくん(おおおお!!これでかいで!!!)

遠くでエラ洗いしたがすぐにでかいとわかる迫力

無情にも飛ぶ個体を引き当てる(笑)
アカメは飛ぶ個体とそうでない個体が存在する←何度も言ってますが


何度もラン、エラ洗い、を繰り返したが段々と近づいてきた。

間近でエラ洗いすると更に迫力が、、、
110は余裕であるなこれ、、、

で、次なる試練が手前の障害物。

そこで一瞬走られる。
一瞬デットをよぎったが自分のタックルセッティングを信じてフルベンド!
HUGE62がギッシギシ、、、
で3の試練
船べり

何度も船の下を走る、、、
とにかく船底にすられるとOUTなのでうまく交わす。

するとチャンス到来

ほせおくんが手慣れたランディングで速攻で決めてくれた。。






なんと新年早々、今まで目標だった130を手にするという。

やった、、、ようやく目標が叶った、、、
高知に散財しまくってあしげなく通いまくり苦節1年半。

初チャレンジで130オーバーを仕留める人もいるけれど、自分は苦労とお金が掛かりまくったから更に嬉しかった。
なにより労力。ほんとしんどかった




ラインスルートラウト250 丸呑み!
しかし見たら分かるように、案の定骨にちょい乗り。
よくバレなかったな。

一生忘れることはないでしょう。



52ヒット目のアカメ。
タックルデータ
HUGE62(デプス)
23カルカッタMD400
ライン PE10号 フロロ 175ポンド(万鮪)
ルアー ラインスルートラウト250




アカメを釣るにあたって仕掛けは非常に重要です



メインPE リーダー フック スプリットリング 補強 チューブ アシストPE
などなど。


人それぞれ、仕掛けは異なると思います



あくまで参考までに、自分の仕掛けを紹介致します






まずメインPE。
自分は6号~8号をメインに使用します





主に、こちらを仕様しております。




これを21カルカッタコンクエストに70メーターほど巻いております。
下巻きはしておりません

※下巻きはしっかりハイテンションで、ドラク滑りが起きない巻き付けにしましょう。




次に、アシストPE


アカメでアシストPEをしてる人はほぼいないんじゃないかと思います。
しかし、自分は念には念を入れてアシストを入れてます


アシストは12号。

ついでに、チューブとスナップ、スリーブも画像で載せます




続いて、フロロ




まるでGT、マグロでも狙うかのような仕掛けなわけです。

自分はアカメを狙う上ではフロロ一択です。


あくまで自分の思想、考えですが
ナイロンラインはフロロと同じ表記、150ポンドだったとしても
マイナス30ポンドくらいだと思ってます。



理由


まず、フロロは伸びが非常に少ない、そしてナイロンより線径が太いです。
つまり、ナイロンより太く、硬い 伸びない
擦れに強い    です。


対してナイロンの特性

非常にしなやかで伸びが多い
線径がフロロと同規格だとしても細い
伸びることにより、引張強度がフロロより強い
裏をかえせば、伸びる=細くなる  です。

※あくまで自分の理屈での考えです




ただでさえ、同規格でもナイロンのほうが線径が細いのに、伸びることによって更に細くなります。  多分


なので、同規格 150ポンド同士としても ナイロンの線径はフロロよりマイナス30くらいある
ゆえに、切られる

だから自分はフロロ一択です。


まだフロロを使う理由はその他にもあります


スイミング姿勢が良い。
ナイロンは上から引っ張られて頭が上向きになりがちですが、フロロは比重が重いため、スイミング姿勢が平行になりやすいです


泳がせていて非常にナチュラルです。


光の屈折度

ナイロンは常夜灯、太陽、月の光
水中でそれらを捉えてキラキラします

フロロはそれが非常に少なく、水馴染みが良い
ラインが見えにくいです。

ただ、これに関してはさほど気にはしてませんし、ラインの存在で食わせれないなどは自分はあまり考えません。

そもそもラインの存在がとかいうようなポンド数じゃないです (笑)

自分はフロロは175ポンドをメインに使ってます
正直、アカメに120ポンド以下は考えられません。

ナイロンなら最低150ポンドは欲しいところです






わかりずらいかもしれませんが、これは丸呑みで釣った時の175ポンドの状態です。
毎回、こんな感じで まぁまぁ瀕死です。

ラインスルー、メガロダンクル スイムベイト系は特に丸呑み率が高いので毎回こうなります

私はフロロ140以下は使いません。




フロロの長さなのですが、自分はレベルワインドぎりぎり手前までの長さです

アシストPEは6メーターほどとっております


122センチを釣った時も、スラスイ丸呑みでフロロ瀕死
それプラス岩にこすられてアシストPE12号が3メーターほどバサバサになっていました。

アシストをつけていたから穫れたと言っても過言ではありません。




結束






これはラインするーの仕掛けですが、スナップ結束も同じ要領なので画像はこれに致しました

自分はもともと140ポンドとかなのでイモムシノットが非常にやりずらいです。
なので元々、スリーブでアカメを釣ってきています。


抜けるんじゃないか?と心配な人が多いと思います。

しかし元々、マグロとかGTに使われる仕掛けですよ?
抜けるわけがない。


手順とやり方さえよっぽど間違ってなければ抜けることはまずありえません。



自分はスリーブ圧着をする際に気をつけることは
スリーブ端をカシメない。
適度な圧着力で行う。

人間、どうしても不安だと渾身の力で圧着したほうが抜けないと思いがちですが
ラインに負荷を与えすぎてしまいます。
なので、適度な力で 一番強度値が高い圧着を行いましょう。

ヤマリアから商品
マリア ファイターズプレッサーなどはカチ!と音がしたら圧着完了。
一番の負荷のとこで圧着してくれる優れものです。


少々お値段がはるので、自分はヤマシタさんのごついのを使ってますが



それと抜け防止で尻手側ラインを焼きコブを作ってます。

ラインの摩擦防止に、チューブを1センチほど
※チューブはちゃんとフロロの線径を見てそれが入る径を選びましょう。









注意書き

これはあくまでフロロの話です


スリーブ抜けをよく聞くのはナイロン。


先にも話しましたが、自分の理屈ですが
ナイロンは伸びる

つまり、縮む
理屈で考えるとそうなります。

だからスリーブを伸びてない時にカシメたところで、伸びた際に縮む。
抜ける。に繋がっているのではないかと思っております。



それが証拠に、そうであれば ナイロンはやはり、フロロと同規格でもマイナスポンドです。


よく、アカメをナイロン100ポンドで瞬殺された!
とか耳にします。

フロロだったら穫れていたかもしれませんよ



おわり






アカメのルアー釣り


よく言われてるのが、レンジを一枚入れたほうが良いとか、シンキングでしか食わせにくいとか。。



フローティングは食わせづらいとか、、、





自分は今まで47本アカメを掛けてきました

キャッチは20本ほどという  情けない




あくまで参考程度に聞いてもらえたらと思います



結論


レンジはオールレンジ


当たり前です。


特にイナッコなどは水面を漂って流されることが多い魚です。

おのずと、アカメもレンジが上がります


広島シーバスなんかは干満差4m 激流の流速で、流れが早くなるとやはりシーバスのレンジが上に来ます

これはアカメも同じで、流速が増したら上になる傾向をよく体感します。



シンキング設定のほうが食わせやすい

これは自分はあまり気にしてません。

ふつーにフローティングで釣ってることがシンキングと五分五分くらいです。


ペニーサックとか、ジョイクロとか、このしらすとか
ラインスルーのFバージョンとか

基本、自分はシンキングルアーはあまり買いません。

なぜかというと応用がきかない。

フローティングなら後からでもシンキングにできます。
鉛を貼るなど

使い勝手がいいんですよね。

だから、基本フローティング一択です



で、じゃあシンキングが不正解なんかというと
それはそれで合ってると思いますし、シンキングだから食わせたかもしれないシチュは多々体験してます。



特に、厳寒期

やはり水面がかなり冷え始めると、アカメにしろベイトにしろ二枚潮レンジを好む気がします。


あと、厳寒期でなくても、ベイトが少数な場合、うわずっていない時はレンジがやや入ってる感じがします。



ゆえに、水面直下ではバイトが得られないのに鉛でレンジ調整を細かく探ると釣れる事が多々あります。


参考までに、12月アカメ釣行、1,2月

これはレンジを意識して釣ってます


ラインスルーを二枚潮が引ける様にしてました

マグナムミノーはそもそもそれなりに巻くとレンジが入るので、竿の上げ下げで調整が効きます


やっぱフローティング楽 


ゆっくりアプローチしないとアカメは釣れないから!

そういうのもよく耳にします。


しかし、厳寒期に釣ってるアカメは自分はそれなりにファーストリトリーブで釣ってます。

てか、ほとんど結構巻で食わしてるかもしれない




自分は特に、明暗の釣りをする時はいきなりレンジはいれません。


考えてみてくだい。

いきなりレンジいれてルアー流したら上にアカメいたらラインが触れるじゃないですか。(笑)

プレッシャーを考えてます


基本的に、シビアな時ほど自分は水面を意識します。


一枚入れて食わない。しかし魚はどう見ても上を意識してる

そういう時、サーフェスが恐ろしく強いです。


自分のホームエリアのシーバスなんかはびっくりするくらい水面を引くか、一枚いれるかで釣果に差がつきます

それくらい、水面の釣りは騙しやすいのだと思ってます。



バス釣りも自分は昔からやってますが、水面スキッピング釣法とか天才バスを騙すのによく使います



ただ、アカメはそこまでシビアにならなくても直下で釣れる感じです
水面もわもわしなきゃでないシーバスに対し、アカメはそこまでやらなくてもなぜか釣れちゃいます。

そういった面でも、やはりアカメは少し変わってます



おわり


アカメを釣るにあたって、ルアーの選択は釣れるか釣れないかはやはり大きく左右すると思います。


一般的に、高知でやるなら1年を通じて向き合わなければならないのはやはり
ボラ、イナッコでしょう。




その他に、コノシロパターン、サッパパターン、などなど。


1年の中で多分そうそう起きることはないと思いますが、メッキパターン、エソパターンも経験しました

あと、ニロギなど






まずボラパターン。

これは今や一昔前では考えられないですが世の中はジャイアントブーム真っ只中。


自分が10年前、ビックベイトを中心にエスドライブ、ジョイクロ、エスフラット、ティンバーなどを使っていた頃では信じられない光景です。


散々魚を散らすな!など多々陰口を叩かれたもんです。。(笑)




そんなこんなでルアーもどんどん進化を重ねていき、いまやビッグベイトを投げてない人のほうが少ないほどです




しかし、ただでかけりゃいいという問題でもなく
ルアーの特性を理解してアカメに合わせていったほうがバイトに持ち込めます。

その時々の状況に合わせるようにしています




ゆったり動くワイドS字
アカメがでかいボラを意識している時、またはかなりうわずっていないときに有効です。

スライドスイマー250、クラッシュゴーストなどが有名です。
自分はゴーストは使ったことありません
手に入らなさがストレスゆえ。
使い勝手、手に入りやすいルアーを使います

なのでよくスラスイを使用します
よく釣れるしね。



うわずっているとき、ベイトが多い時

でっかいボラパターンでも、一面ボラだらけで中々アピール不足でバイトに持ち込めない展開があります。

そういう時は、動きが激しいマグナムミノーシーバスエディションなどが非常に効きます。


このルアーに関しては、非常にアカメに効くルアーで
他のルアーではバイトすらしない、チェイスすらない状況でも何度もバイトに持ち込んだり、チェイスさせてバイトなど多々目撃してます。


ラインスルートラウト

これも自分にはなくてはならない1軍ルアーです

正直、1番アカメを掛けてます






コノシロパターン




これはもう、言わずとしれたジョイクロ 
やはりアカメのときも非常に強いです。

クラッシュ9なども試してみましたが、自分的にはジョイクロに軍配が上がりました。
ひいき抜きです。

なにより、手に入りやすい


ペニーサック
これはもう自分にはなくてはならないルアーです

これもコノシロパターンのアカメでお世話になりました。
ジョイクロでミスバイトばかりするなか、ローテーションでペニーサックを通すとガッチリバイト よくあります


このしらすスイマー

これが何気に強い。

これもローテーションで使います
丸呑みでバラしたこともあり

メッキパターンの時も丸呑みで釣れました



ちょくちょく試してはいるのですが
ストリームデーモンにまだバイトがとれません。

シーバスでは散々コノシロパターンで釣りまくったルアーなのですが、その点はやはりシーバスとはズレてる感が否めないです



その他、色々試してます




イナッコパターン


どこからどこまでがイナッコパターンなのか
自分は 10センチ~20センチまでを総じてイナッコパターンと感じてます



まぁ非常に強いのが
マサウオ。

10~15くらいの時の威力は底しれません


他、スイムベイト
ビビットクルーズや馬力シャッド、ラインスルー20センチ、鮎クローン、など、たくさんいろいろ試しましたが

マサウオがかなり強いです。



このしらすスイマー

これもがっちり食わしました

ペニーサック
これも同じく



意外と使う人がいないルアー達ですが
現在の人気ルアーに劣らないくらい強いルアーだと思います。



メガロダンクル


これはあからさまにメガロダンクルに近いイナッコの時
あからさまに良い反応が出ます

丸呑みで110くらいのをランディングまでファイトしたのですが、バラしてしまいましたが、効くのがうなずけます




サッパパターン


これは自分は一度しか経験したことないのですが
意外とむずいのがこのパターンでした。



何がむずいかと言うと
あきらかにフラッグ170に完敗させられましたね。



名人さんが1キャスト1ヒットでアカメを釣っていく中

自分は同じとこを通してもことごとくミスバイト。

使用ルアーはジョイクロ148や、鮎クローン

とにかく釣り負けました


フラッグ強すぎ問題


しかし、フラッグの内部構造が非常に恐ろしい作りで
ワイヤーがくるくる巻き付けてあるだけなんですよね。


なので、自分はラインをかえして補強しております

要は、ラインスルーに近い状態の仕様


動きも問題ありません








最後に


何が言いたいかと言うと


アカメは特別、人気ルアーでないと爆釣しない


そんなことはないということです。


むしろ、自分はシーバスの頃からお世話になってるルアーでばかり掛けます。
要は、信じて攻め倒せるかが問題です。


疑心暗鬼でころころルアーを変えまくるのが意外と罠だったりします


自分が使いやすい、信じて投げれるルアーでよっぽどズレてなければ普通に食うし、むしろ釣りやすかったりまであります

ペニーとか このしらすとか


あからさまに強いなぁというシチュエーションは存在します

とくにラインスルートラウト250

これはもう自分にはなくてはならないルアーです

トゥイッチのアカメの反応の仕方がえぐい。
何度サイトで目の前で食わしたか



とまぁそんな感じで、みなさんも色々試してみてください
きっと自分だけの好きなルアーが見つかるはずですし、なにより現在の皆釣れども同じルアーよりかは少し満足度が高くなりますよ (笑)

終わり