4月22日・・・
一年前の今日、警戒区域という場所ができて私たち、警戒区域内に住んでいた住民は自分の家に自由に立ち入ることも国から禁止された日です。
勝手に入ったら…10万円の罰金。
なんだよそれ!
自分が産まれ育った場所に、自宅に入るのに勝手に入ったら罰金って!!
って、私は最初に避難させられた長野県の避難所で思ってたこと…
それと同時に警戒区域になって人が居なくなった町に残されたペットや家畜が、飢えで餓死していき…
強い動物は弱い動物を食べたり、共食いしたりもした。
長野県の避難所で私がTwitterで読んだ話。
大型犬と小型犬を飼っていたお宅の人はペットのワンちゃんを連れて避難することができず…
やむ終えず…2匹一緒に屋外の大型犬が居た檻にに入れて避難をしたという。
やっと一時帰宅ができて自宅へ戻り一番に置いてきてしまったワンちゃんの檻へ行くと…
大型犬がまだ生きていた!!
喜んだのも束の間…
すぐ傍には頭部だけが無い小型犬が亡くなっていたという。
一緒に飼っていて飢えなんて知らないうちは仲良く暮らしてたペットたちも、空腹には勝てず…
仲良かったはずの一緒に飼われてた家族までもを食べて生き延びていたというケースもあった…
うちも猫を6匹飼ってて置いてきてしまったから…その話を知った時は、もしかしたらうちも…?
と…今でも考える。
あれから一年…
今日は亡くなった動物たちの慰霊祭です。
うちの猫たちも、家の中のどこかで餓死し、骨だけになってるかもしれない。
このワンちゃんみたく自宅で飼い主を待ちながらミイラになってるかもしれない。
このワンちゃんは、どれだけお腹がすいて…喉が乾いて…苦しかったろう。
それでも飼い主がいつ戻ってきても迎えられるように…じっと待っていたんだよね。
餓死していった警戒区域のたくさんのペット…家畜たち…
どれほど、空腹で喉が乾いてたか計り知れない…。
飼い主が一緒に連れて避難できれば良かったのに…
2・3日くらいの避難だと思って政府の話を信用し取る物も取らないで、とりあえず、ありったけの餌さと水をあげて避難したのに…
それが、もう帰れなくなるなんて…
あの時は想像もしてなかったんだよ。
あんな嘘ばかり並べた政府や国の言葉を信じて置いてきてしまって…ごめんよ。
避難しても君たちを忘れた日は1日もないよ…毎日、君たちを考えながら、涙し、助かってて欲しいと願っていたよ。
今も願ってる…
置き去りの動物たちを餓死すると分かりながらも、すぐ助けてくれなかった政府!
一年経ってやっと生き延びてる牛やダチョウを無理やり殺している政府!
あなたたちは、いつかその罰が自分に必ず返ってくることを頭の隅にでも置いておけ。それだけのことをしたんだから!
そして今日、あの時間…
2時46分に亡くなった動物たちに一人でも多くの人が黙祷をしてくれることを私は祈っています。
避難する時に一緒に行けなくてごめんね…
あの時、避難なんかしないで一緒に思い出の詰まった家で一緒に餓死してたら良かったね…
バカな飼い主でほんとに…
ほんとにごめんね。
みんなが居なくて…
今の方がすごく、すごく寂しいよ…
みんなのフワフワな毛をまた触りたい。
2時46分…
私も黙祷させていただきます。
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