今日は最後のニューハーフプロパガンダの日。経済的に厳しい状態で、当日予約の往復で行くしかなく、LCCでも片道万単位になる。また、翌日の夕方にため、厳しい。夕方、家族には郊外でイベントがあって夜通しになるということを伝え、バイクで駐車場まで行き、自家用車の中でメイクして、バイクで行くが、結局、迷った末に福岡空港から自宅に引き返すことにした。プロパの運営ををつとめた、さつきさん(さつきぽんさん)、もかさん、ねこみみのメンバー、最先端ガールズのメンバー、佐々木さん、助川さんやパンダKeikoさんたちとは、今度はいつどこで会えるのかはわからなくなる。

 

とはいえ、このイベントも新宿歌舞伎町、新宿2丁目といった歓楽街の盛り場のイベントである。

 

プロパガンダの告知コーナーではニューハーフやGID関係の求人などもあって、一時は、MTFのお仕事紹介などもやりかける方向になり、私も家族の不動産事業がもっと良い状態になれば、何とか、GIDの当事者の自立支援につなげられるようなものが協同してできないかとも思っていたが、結局は。プロパガンダの運営はそれ以降はうまくいかず、仕事紹介事業は、女装、ニューハーフ業界くらいのものが少しあったというだけで、FTMについては何もなし。予定されていたSNSも開始されずに、すぐにつぶれ、イベントも次第にマンネリ化して、単なる女装趣味者たちの一時的な性欲による肉体的快楽追求のイベントのようになってしまった。会場も歌舞伎町の風林会館からキリストンカフェ、そして、新宿2丁目のClubArchと移動していったが、退屈な時間つぶしという感じのときもあった。運営はかなり厳しい状態ではあるものの、そのような状態では続いていかなくなる。女装・ニューハーフ業界の枠だけにとどまってしまった。

 

シルバーバーチなどの霊的世界から見ると、プロパがなくなったのは、私にとってはさらに霊的向上へ向けての新しい局面になったのかどうかという感じもあった。GIDの自立支援に向けたイベントなら、わざわざ、夜の歌舞伎町や新宿2丁目などの歓楽街のバーなどでやる必要はないし、公共の会館などを使うことも可能だし、土曜開催ならなおさらである。歓楽街はシルバーバーチなどの英国スピリチュアリズムでいえば、肉体的な快楽と欲望におぼれた低級霊(シュタイナーでいえばルシファーやアーリマン)のたまり場である。霊感・霊媒体質の性同一性障害当事者には、憑依による危険も高い。私もこのイベントの参加には細心の注意を払い、危険をおかす感じでの参加だった。変な者からからまれそうになったこともある。しかもその後でヒーラーの奉仕活動に向かうため、活動に入る前は、その前に邪気浄化をかねてのヒーリングをやってからだった。地上天国の時代へ進むにつれて、性がオープンになり、中性化へと進んでいくことでなくなっていく。その時代には、歌舞伎町も新宿ももっと良い街になっているだろうと思う。

 

プロパガンダがなくなっても、ヒーラーとしての奉仕活動は継続である。新たなプロパガンダのようなイベントが出ても、日程が同じ日程になり、双方を天秤にかけないといけないなら、そのイベントには出ず、そちらの奉仕活動が絶対優先である。

 

福岡空港からバイクで自家用車の駐車場まで行ってメイクを落として家に戻り、イベントはなしになったと家族には伝えた。