「出生率1.2で過去最低、東京0.99埼玉、神奈川、千葉1.1の出生率(1人の女性が産む数)」との記事。
「未婚化、晩婚化、第一子出生時の母親の年齢31歳」の記事にそれなら仕方がないと思う。
次女ファミリーと同居するようになって13年余り。
私と同居する次女も40代半ばで小5と中3の息子を育てながら東京の会社に勤めている。
ニ所帯住宅に建て替えたのは中3の孫が1歳半の時でした。
次女は育児休暇を終えて正社員として会社に戻るために、親との同居が必要と考えたようです。
私の子育て時代よりも、企業も社会も子育てに理解あるかのような現代でも、母親の負担は変わりません。
今、中3の孫は近くの保育園に入れずに少し離れた認可保育園に入れたので、送り迎えが大変でした。
迎えが間に合わない娘に変わって時々私が迎えに行ったものです。
娘も娘婿も東京の会社に勤めて当時は主人もまだ東京に出勤していました。
当時は私も占い師として週に2回ほどデパートに出社していましたが、
私が保育園に一番近かったから、熱を出したり、娘が迎え時間が間に合わない時は私が行きました。
時代が変わっても子供の面倒をみるのはやはり女たち(母親や祖母)です。
対面鑑定していた時に多かったのはやはり恋愛相談でした。
既婚者も多くて男女の愛の移ろいやすさと結婚に対する認識の薄さを感じました。
特に男性の子供に対する情の薄さに現代の家族の危うさを感じました。
恋愛も結婚も自分の気持ち優先(相手の気持ちは知りたいらしい)で、家族の中の自分の責任は二の次。
時間の制限ある対面鑑定では、
算命学の「六親法」にもある家系の重大さや、責任を放棄するマイナスなどは説明できませんでした。
いつ、1人で子育てをする立場になるかわからない女性たち、
親の無責任な恋愛で親子関係を解消されるかわからない子供達。
娘にも「今は仕事よりも子育てを重視すべき」なんてとても言えない時代。
総合職で勤務する長女も次女も、家事(育児)負担は夫たちの何倍も
学校の親に対する要求(役割)は私の子育て時代以上のような気がします。
そして、その負担を担うのは9割は母親。
共働きする今の主婦の負担は多すぎます。
既婚者の自由恋愛や独身者の自由恋愛(相手が既婚者でも)に寛大なら、
子供の養育に関する責任をもっときちんと制度化してほしいものです。
(養育費を支払わない親が多いと聞きます)
小学生と中学生を育てる家事と育児に忙しすぎる40代の娘たちの健康を案じながら、
「仕事をやめたら」なんてとても言えません。
私の子育て時代以上に経済的な自立も要求されながら家事育児負担を課される娘たちを見ながら、
こんなに負担がかかる子育てをしたくない女性(男性)が増えるのは仕方がないのかもしれないと思ってしまうのです。