朝ドラの「虎と翼」の今週は猪爪家の母・長男嫁・寅子3人が夫を亡くす話です。
悲しみのどん底で生きる力を得るために「自分だけの贅沢の飲食」をする3人。
物語に戦争を挟むと必ず「食べる」ことが命をつなぐことだと教えられます。
十大主星は行動や性格を表す星。
火性の陽の十大主星の鳳閣星は伝達の星で生きる力の星。
最大の伝達は命の伝達で子供を産み育てる。鳳閣星は子供の星でもあるのです。
もちろん話す書くなども伝える伝達の星。
食べる、料理をする、美味しいものを食べる作る味覚を持つ星。
鳳閣星は自然体でのんびりと人生を楽しむ星と言われて、楽しいことや美味しいものが好き。
自然体で無理をしないから長寿の星とも言われています。
それでいて、話す書くも聞く人にわかりやすく客観的な表現力はアナウンサー的。
思考法も柔軟で、偏らずに、状況に合わせられる。
温厚、情報、伝達、柔軟、自然界と歩調を合わせられる。
のんびり無理しないの星ですが、土を相生する流れで財も作ります。
木(貫策星)の自立心・真面目⇒火(鳳閣星)人生を楽しみ恋愛し家庭を作り子供を持って
⇒土(禄存星&司禄星)でお金を貯めて家や財を作って行く。
「木⇒火⇒土」の流れがあれば財運に恵まれるのです。
一見、のんびり楽しいことや美味しいもの大好きなことが何故財運に良いのか?
土の財を漏らすのは攻撃本能の金の車騎星(競争・賭け事)牽牛星(プライド)だったり
財を剋するものが木の貫策星(独立心)石門星(政治や兄弟、友人、組織、宗教)なので、
木⇒火⇒土の相生の流れが財を作るのです。
敗戦後の食糧事情も住宅事情も最悪の日本でも戦地から命からがら帰還した男たちも、戦場になった日本で生きのびた女たちも、衣食住の不安定な日本で結婚し命の伝達をしました。
私自身、戦後の第一ベビーブーム生まれの団塊世代のひとり。
賢明に働く親たちに育てられて、自分たちも働くことで豊かになることを実感しました。
鳳閣星を持つのんびり屋の私も、子供がいたから働くことを頑張れたのです。
(大運天中殺と車騎星の大運も回ってきていました)
次女が大学卒業したとたん、働く気力がなくなったのを感じました。
私が生まれた時よりも私が結婚した時よりも豊かになった今、
働かない、結婚しない、子供を作らない生き方に誰も何も言わない。
五行の相生の流れ 木→火→土→金→水
食べること、趣味、のんびり暮らす鳳閣星が土の司禄&禄存星につながるのか?
水原一平の命式には、土(禄存×2・司禄)・金(牽牛)・水(玉堂)で木と火がない。
32歳からの大運に命式にない調じょ星が来ている39歳の今年、26億円の詐欺が発覚。
調じょ星の前に鳳閣星が来ていたら少し事情が変わっていたかしら?なんて思ったりします。
相生されない土が3つ、大運の火星でも調じょ星は不平不満、批判、孤独の星では相生にはならなかった。
鳳閣星の多いのんびり屋の我が家族は努力や労働が嫌いにならないように気をつけないといけないのですが、
「生きることを楽しむ力、生きる力」があるようです。
けしてマメではない私ですが、週に5日は家族6人の夕食をつくり週1回は孫たちが大好きな餃子を100個以上夕食に作ります(もちろん夫婦朝昼夕毎日)。
anan「中森じゅあんの算命学」十大主星のイラスト↓