「ある愛の詩」と言うアメリカ映画の中で夫を残して死んでしまうヒロインが夫に言い残す言葉だった。

富豪の息子の青年(ライアン・オニール)とイタリア移民のパン屋の娘(アリー・マッグロー)、

青年のアイスホッケーの試合、クリスマスツリーを抱えてつましい二人のアパートの階段を登るシーンが心に残る。

今日の新聞記事にライアン・オニール氏が12月8日に死亡した記事が載っていた。82歳とのことだからあの映画製作の頃は(1970年)の時は29歳か30歳のころ。

ライアン・オニールの白い肌が若々しく素敵だった。

ハート

この映画のこの言葉を覚えているのは、この言葉が結婚への後押しになってくれたから。

若くて生活のメドも立てられない彼(夫)との結婚、

2人とも何の計算もなく結婚したことが半世紀以上になってもお互いの信頼になっているように思う。

結婚だけでなく、何かを選択しなければいけない時に、

「どちらを選択した方が、後悔しないか」を選択の基準に考えている。

沢山の道を示されても自分の意思で「後悔しない方」を選択する。

ルンルン

多感で迷いが多かった若かったあの頃、

小説「ある愛の詩」を読んで、映画の「ある愛の詩」を見たことが、

今の生活に結びついている。

小説よりも映画の方が鮮明な記憶に残る。

若かったあの頃だから素直に心に響いた映画と言葉。

「ある愛の詩ありがとう」と心からライアン・オニール氏のご冥福をいのります。