着物好きな友は何人かいるが、中でも代表は胸が「玉堂星」のMさんと「龍高星」のKさん。
八頭身のような現代的体系のMさん(玉堂星)が和服を着るようになったのは、
娘さんの成人式の着物を着せたいからと着付け教室に通ってから。
それから「着付け教室の先生」にまでなって、素晴らしい着物をみると買ってしまう。
収納の桐タンスも増やしてしまうほどの収集ぶり。
「娘も着ないというし、タンスの肥やしになって処分されるのももったいないから」
と、食事会でも素晴らしい和装で来ることが多い。
胸に「龍高星」を持つKさんに最初に会ったのは海外旅行のクルーズ船の中。
フォーマルの時は訪問着の和装で、アトラクションの時は紬でと着物姿が印象的だったのに、
観光の時のカジュアルな軽装にビックリ
「あの方、昨夜は着物着ていた方」と主人に聞いたら主人も首をかしげていた。
長い船旅だったので、すっかり仲良くなって、夜も一緒に行動していたら、
彼女が着物姿で現れると、演奏者たちが「上を向いて歩こう」や「サクラサクラ」を演奏してくれる。
海外での着物効果に同行の私までとても良い気持ちになれた。
彼女の和装は2部式で、帯も2部式だから、荷物にもならないし気軽に着られるとのこと。
日本に帰ってからも何度も一緒に旅をするほど仲良くなって、
ある日、Kさんから「安い温泉旅行」を誘われて、彼女も友人と来ると言うので私もMさんを誘った。
温泉地の途中の駅で待ち合わせてKさんの車で宿に向かう行程で、指定の駅に着いたら、
Kさんは着物姿、山の温泉と言うことでMさんはウオーキングシューズにカジアルウエア。
「着物好きな友達と来ると聞いて私も着物にしたの」と言ったけれど、
運転する時はパンプスに履き替えて運転。
Mさんは2部式着物にパンプスのKさんにビックリ
「私はとってもあの真似はできないわ、和装の邪道よね」と、
この旅の時を思い出すたびに「玉堂星」と「龍高星」の違いを思ってしまう。
伝統や基本に忠実な「玉堂星」、常識に縛られずに改良、工夫をする「龍高星」。
Kさんは子供が生まれるまで大手メーカーの開発の仕事をしていた。
旅行大好きで海外旅行は特に好き、日々の生活も発想力で改良する。
Mさんは情報出版社(私の同僚)の仕事をしていた。
学ぶことが趣味で、伝統や基本を大切にした習いものが好き。
去年の食事会で右がMさんで、左の友も着物大好きな友。
(左の友は胸が司存星で初年大運は玉堂星)
Mさんの着物は白大島と言っていたけど、(顔出しは許可なし)
(Kさんの二部式和装の写真見当たらなくて残念)