もともと作家ですから表現力がある方ですが、このたびの辞任記者会見は解り易かったですね。

知事として3期以上中央政府との摩擦で感じた「時代の変化に対応しない中央官僚と国政という山にトンネルを掘る掘削機の先端となって風穴を開けるのが自分の宿命。開通式のテープカットには興味なし」???私の独断と偏見の耳にそう聞こえて、なんだか拍手喝采したくなりました。

学生時代書いた小説で若くして芥川賞をとって華々しく文壇とマスコミにデビューした時はもう結婚しておられました。

同じ生年月日の作家・五木寛之氏はそのころはまだ無名で、エレベーターで乗り合わせた石原氏と自分の境遇の差に

「向日葵と月見草の差」を感じたそうです。

himawari☆☆

10年ほど後に五木氏も直木賞作家として注目されて、文壇、マスコミ界で華々しく活躍されています。

1932年(昭和7年)9月30日生まれのお2人は80歳。

算命学でみるとけして政治家が持つ石門星や強いエネルギーの天将星はないのです。エネルギーは天馳星(魂)天報星(胎児)天極星(死)の星で、少ないエネルギーの星ですが、その分感性が鋭く、見えないものを観る力が強い。

少ないエネルギーを補う専気大運をもっておられるからこんなに活躍されるのでしょう。

五木氏の著作に「人間の運命」があります。

運命は変えることができるか、私は変えられる、と思いたかった。だが、過去からひきずった宿業は変えることができない。できることは
自分の運命を見つめ、その流れをみきわめ、ありのままの自分の運命を明らかに究める」ことだけだ。
「自分の運命をみつめ、その流れをみきわめ、それを受け入れる覚悟を決めることである」との内容を

人間の運命

お2人ともに精神力、責任感・行動力・創造力・直観力・霊感力・宗教心ある人だと思います

若い時に一家の中心にならざるを得なかったお2人が、収入を得るために文才を開花させて、体験や人脈を蓄積させて今の大活躍があるのでしょう。
半世紀以上も第一線で活躍されている2人は60代70代により働かなければいけない星が回ってきています。でもそれも82歳まで、77歳からはそろそろパワーダウンしないと健康に影響でる時期でした。そして、今年来年は天中殺なのです。

石原氏の掘削機の先端として開通式のテープカットに興味なし・・・・最後のご奉公のつもり・・・その言葉の意味も・・・大運天中殺の終わるのも81~82歳(大運天中殺63~82歳)なので心配です。