父の事  (原発不明がん) 全身転移まで) | take-ひまわりのブログ

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2011年 春 胃がんの告知
ステージ3Bと
深刻なステージでした。
一年で 検査漬けの病院を去りました。
2011年から12年。
思えば長い旅でした。
生かされている事への感謝と共に
古希を迎えて これからの人生を
より楽しく生きたいと思っています。

 
 
父は  病院嫌いでした
 
亡くなる一年前から 体調の異変を感じていたものの
家族が 病院に行く事をすすめても
聞き入れず、
 
腰が痛くて 立てなくなるまで病院に行きませんでした
 
もちろん
かかりつけの医院(家庭医)もない
 
救急車を呼んで 
受け入れてくれる 順★堂に運ばれました
 
その日に 検査をして
 
その日に  余命を言われました
 
3月半ば過ぎに 救急車で運ばれて
余命は 
もって ひと月言われました
 
その通り 5月5日に亡くなりました
 
全身転移の がんです。
 
病院に行って
早く見つかっていれば・・
 
しかし
 
わたしは
 
当時も
今も そう思っていません
 
むしろ、
腰が立たなくなるまで
 
ずっと、家にいられて
 
愛する妻のそばにいられて・・
 
父は 幸せだったと 思っています
 
父は
 
亡くなる一週間前まで
 
自分が がんである事を知りませんでした
 
告知しなかったのです
 
父に告知しなかったことを
詫びましたら
 
ありがとう
 
今で  ちょうどいいタイミングだよ
 
今は
死ぬ事を受け入れられる
 
とまで言ってました。
 
私は
 
父のその気持ちは本当だと思う