8年前、母が子宮癌になった
発見されたのは、パパとの結婚式のあと。
12月の終わり。
クリスマスが近づき、素敵な季節だった。
母は腹水がたまり緊急の状態だった。
年末だった為に、受け入れてくれる病院がなかなかみつからなかった。
やっと受け入れてくれた病院で、抗がん剤治療が始まった。
癌を少しでも小さくしてから手術する為だそうだ。
父は抗がん剤で弱りきっている母に自家製のイチイの実の果実酒を飲ませた。
母は不思議に、元気になっていった。
年が明けて、春が近づく頃、母は子宮全摘出の手術を受けた。
私のお腹の中には長男の新しい命が宿っていた。
母は『私の命に代えても無事に生まれるよ。』と呟いた。
『ちゃんと生きて初孫を抱いて!』と泣きながら訴えた私。
初めて母はなれるというのに、その時母がいないなんて想像もしなかった。
そう、お母さんがいなくなるのは…もっとずっとずっと先だと思っていた。
手術は無事終わったが、先生は信じられない事を父に伝えた。
「癌はみつかりませんでした。念のため、予定どおり全摘しました。」
『え?…どういう事?』意味がわからなかった。
でも、母がいなくならないでいてくれて嬉しい。
まだ、まだだよね?
先生は首をかしげながら、細胞検査にまわしてガンを見つけると言ってくれた。
癌は術後の生存率で、治癒率を数える。
これから先もずっと母は癌の影におびえながら暮らさなければならないのだろうか。
数週間後、細胞検査の結果が出た。
なんと細胞レベルでも癌は発見されなかった。
消えた??
父はいちいの実に抗がん作用があると言う。
私もそう思う。
通常、腹水が溜まっているのはもう末期の症状だと先生から聞いた。
奇跡が起きたのだ。
父はその後、勢力的にいちいの木を育て、
実をひとつひとつ摘み、いちいの果実酒を作る。
そして、癌で苦しんでいる人に分けるようになった。
奇跡を願って。

この赤い実が奇跡を起こした。
発見されたのは、パパとの結婚式のあと。
12月の終わり。
クリスマスが近づき、素敵な季節だった。
母は腹水がたまり緊急の状態だった。
年末だった為に、受け入れてくれる病院がなかなかみつからなかった。
やっと受け入れてくれた病院で、抗がん剤治療が始まった。
癌を少しでも小さくしてから手術する為だそうだ。
父は抗がん剤で弱りきっている母に自家製のイチイの実の果実酒を飲ませた。
母は不思議に、元気になっていった。
年が明けて、春が近づく頃、母は子宮全摘出の手術を受けた。
私のお腹の中には長男の新しい命が宿っていた。
母は『私の命に代えても無事に生まれるよ。』と呟いた。
『ちゃんと生きて初孫を抱いて!』と泣きながら訴えた私。
初めて母はなれるというのに、その時母がいないなんて想像もしなかった。
そう、お母さんがいなくなるのは…もっとずっとずっと先だと思っていた。
手術は無事終わったが、先生は信じられない事を父に伝えた。
「癌はみつかりませんでした。念のため、予定どおり全摘しました。」
『え?…どういう事?』意味がわからなかった。
でも、母がいなくならないでいてくれて嬉しい。
まだ、まだだよね?
先生は首をかしげながら、細胞検査にまわしてガンを見つけると言ってくれた。
癌は術後の生存率で、治癒率を数える。
これから先もずっと母は癌の影におびえながら暮らさなければならないのだろうか。
数週間後、細胞検査の結果が出た。
なんと細胞レベルでも癌は発見されなかった。
消えた??
父はいちいの実に抗がん作用があると言う。
私もそう思う。
通常、腹水が溜まっているのはもう末期の症状だと先生から聞いた。
奇跡が起きたのだ。
父はその後、勢力的にいちいの木を育て、
実をひとつひとつ摘み、いちいの果実酒を作る。
そして、癌で苦しんでいる人に分けるようになった。
奇跡を願って。

この赤い実が奇跡を起こした。