独歩ちんの話を聞いて、本当、俺っちじゃなくってよかったと思う反面、ちゃんと話して欲しかったんだけど(汗)。あのマンション、独歩ちんが働いている会社から結構近いんで、引っ越すにしてもどうしよっかなって状態なんで。
まあ、俺っちも例外じゃなくあの部屋で見たり、聞こえたりするわけです。
店が終わって、適当にアフター(閉店後に客と会ったりすること)をかわして、タクシー飛ばしてもらって帰ったんすよ。
ちょっと飲み過ぎて、眠いし胸焼けもしていたんで、アフターは無理だってオーナーにも伝えました。
酔っている状態で風呂に入るのもやべーなーって思ったので、とりあえずスーツとワイシャツは脱いでハンガーにかけて、蒸し暑かったし、下着でベッドに寝転がってそのまま熟睡。みんなが思うよりホストって、ハードなのよ?
マジでよだれとかたらして、ぐおーって寝てたらいきなり「パキパキッ」て、なんかモノが弾けるような音が聞こえてきた。
え、今のなに?ってなってたら、もう金縛り。ガチの。指一本動かせないやつ。
ちょっとお、ここまですんのかー?って、眠いのにってあたふたしてたんすよ。
金縛りだけなら、俺だって疲れてんのかなって思うじゃん?
そうじゃなくて、あーもう、なんて言ったらいいかな?
ベッドのマットレスあるっしょ?あの、敷き布団みたいなの?
そこから、灰色の、女の腕がにゅって生えて、ぐいって、すっげえ力で締め付けてきた。チョークスリーパーとか、ほら理鶯さんが左馬刻黙らせる時に使う技っすよ、それそれそれ!(やってみる理鶯、苦しがる左馬刻)
マジでパニックっすよ、やめろー!離せっ!て必死に、かすれた声で叫んだりしてたら、独歩ちんが「どしたー?」って、来てくれたから助かったんだよ、やっぱり引っ越そう?
このまんまじゃやばいっていう話でした、おわりっ!