小生が幼い頃に、学校の先生から伺ったお話です。

 先生がまだ少女だったころ、近所に住む同級生とよく遊んでいて、彼女の家には老猫がいたそうです。
 
 人形やおはじき、ビー玉などでかわいらしく、はしゃいでいた時でした。
 
 眠っていた老猫がむっくり起き上がり、縁側からととと、と中庭に出た。

 そして、物干し竿を立てかける柱にするするとのぼり、天辺ですとんと座ると、ふいと空を見上げて、
 
「もうすぐ、雨が降る」
 
 と、男の声で言ったそうです
 
 数分のち、さらさらと細かい雨が、庭をぬらしはじめ、老猫はそそくさと家に入り、何事もなかったように眠りはじめたそうです。
 
 老猫は言葉を話すといいますが、帝統を止めた地域猫も、同じように長く生きてきたのやもしれませんね。

 さて、この話嘘かまことか?

 3巡目、これにて終わりです。皆さん、やればできるじゃないですか。