花椒的香味儿
我去留学的时候,一位同学让我听的故事。
他的老家在东北的农村。农村有各自个样的口碑。
听到他说的是這样的。
从远方,散发花椒的香味儿,就一定人死了。
我说‘不会吧?’
不过,他认真的说‘请相信吧。我说真的。那是,小学的入学
典礼之前晚上,发生啊。’
当时,他七岁左右。
他还在老家生活,跟他的父母,奶奶,爷爷一起住在寒舍。
那一天,小学的开学典礼前夜,他跟奶奶准备典礼的衣服,文具,鞋子等等。
蓦然,从哪儿散发来花椒的香味儿。
他问了奶奶‘啊,奶奶,妈妈在厨房做麻婆豆腐呢?有不辣的吗?’
奶奶,听到他说的,就往走厨房,不回来。所以他一个人做准备了。
晚饭时,没有麻婆豆腐。妈妈和奶奶,有点儿疏远。
他问了妈妈‘妈妈,刚才散发花椒的香味儿,有没有麻婆豆腐?’
奶奶说‘我不闻那么香味儿,赶快吃吧,吃吧’
妈妈点了点头,不出话来。
翌晨,他起床后,为了吃早饭去居室。
妈妈一看他的脸子,就说
‘奶奶的朋友昨晚去世了。入学典礼,你跟妈妈两个人走吧’
原来,奶奶也参加入学典礼。我吃惊了,很遗憾,不过奶奶已经去朋友的家。
回家后,奶奶对他道歉说弄假。
其实的说,奶奶也闻了花椒的香味儿。
不过,奶奶不让我可怕,就弄假了。
朋友的噩耗,奶奶就想起来农村的口碑。
从远方,散发花椒的香味儿,就一定人死了。
结束了。好,我开动了。’
他开始吃麻婆豆腐。
我以为,他的胆子很大。
花山椒の香り
留学していたころ、ある学生から聞いた話です。
彼の実家は東北にある、ちいさい村なのだそうです。
村には、それぞれの言い伝えがあると聞いています。もちろん、彼の育ったところにも。
遠くから、花山椒の香りがしたら、だれかが亡くなる。
そんな言い伝えが、あったそうです。
私は「まさか」と、彼に言いました。
でも、彼はまじめに「信じてくれよ、本当だってば。俺と、ばあちゃんが……」と切り出しました。
当時、彼はその村で両親と、祖父母と一緒に暮らしていました。
その日は、入学式の前日でした。
彼はおばあさんと一緒に、入学式に着ていく服とか文房具とか、靴とかを準備していました。
すると、どこからか、花山椒のかおりがしてきたのです。
「おばあちゃん、今日は麻婆豆腐かな?」
彼が訊くと、おばあさんは、慌てて台所に行き、戻ってきませんでした。
夕飯の時間になって、彼は「お母さん、今日は麻婆豆腐じゃないの?花山椒のにおいがしたよ?」と訊いたそうです。
すると、おばあさんが慌てて口をはさんできました。
「何を言っているんだか、花山椒のにおいなんかしなかったわよ、早く食べなさい」
お母さんはうなずいて、なにもしゃべりませんでした。
翌朝、起きてきた彼に向って、「おばあちゃんのお友達が、急に亡くなったんですって。入学式は、二人で行きましょうね」と、お母さんが言いました。
本当は、おばあさんも一緒に三人で行くことになっていました。
お母さんの話では、夜遅くに亡くなったそうで、知らせを受けてすぐに、おばあさんは友達の家へ、お手伝いをしに出かけてしまったそうです。
入学式が終わって、家に帰ると、「今日はごめんね」とおばあさんが、彼に謝りました。
「本当は、おばあちゃんにも、山椒のにおいがしたんだよ」
おばあさんは、言い伝えを思い出し、彼をこわがらせないよう、とっさにうそをついてしまったそうです。
「ああ、しゃべったら腹が減ったなあ。いただきます」
目の前で、彼はおいしそうに麻婆豆腐を食べ始めました。
「嫌いになるもんか、麻婆豆腐に罪はないからね」
ずいぶんと肝の太い男だと、私はひとりで感心したのでした。