芭蕉と龍眼
転載元:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:・(点だけ)
 
 私は農村の生まれで、今からお話しすることは実際に体験した話です。
 子供のころ、家の裏には芭蕉や龍眼がはえて、うっそうとしている場所がありました。
 
 家から見下ろすと、昼間は木々が広がり、夜には漆黒の闇が広がります。
 
 そこにはなぜか、20個ぐらいの骨壺が並んでいるところがありました。
 
 骨壺の蓋を開けてみましたが、空っぽでした。
 ただ、その蓋が氷みたいに冷たかったことを、よく覚えています。
 そのせいで、熱を出したことは両親には秘密にしています。
 
 中学に入って、村にも経済発展の波がおしよせてくるようになりました。
 用地拡張のために、みんな、今まで農耕用に使っていた、ため池を埋めたりしました。
 
 家の裏にあった龍眼の木は残さず切り倒され、芭蕉の木は一角をのぞいて、切り倒されてしまいました。
 あの骨壺は、どこか別の場所へ移してしまったようで、見つかりませんでした。
 
 そこは舗装され、車が多く行き交う道路になりました。
 
 高校三年の夏でしょうか、父が資金を出して、道路の近くに家をたてました。
 
 家の向かい側には芭蕉の木が植わっている一角が見えて、マンションにしたこともあり、部屋のひとつを拝み屋の女性へ貸す形になりました。
 
 その拝み屋さんが住むことになってから、私たち家族に運が回ってきたというか、父の仕事がうまくいったり、母が宝くじをあてたり、私は試験の結果がよくなったり、推薦をもらえたりしたんです。
 ギスギスしたり、喧嘩するようなこともなくなりました。
 
 
 ある日、母といっしょにリビングでお茶を飲んでいた、拝み屋さんがこんなことを話していました。
 
「そういえば、芭蕉の木のそばでね、白い女の影を見たのよ。じっと立っているだけだし、まあ何かするわけでもないし、誰かに危害を加えたりもしたいようだから、様子を見ていたわ。万が一ということもあるから、気を付けてね。車や、バスが止まるとふっと消えてしまうけれど、なにかあったら呼んでちょうだい」
 
 母も私も、話半分に聞いていました。
 
 高校を卒業し、私にも恋人ができました。
 
 彼はいつも車で帰りに自宅まで送ってくれるのですが、まだ離れたくなくて、車の中でおしゃべりしたり、いい雰囲気になっていました。
 
 車は、芭蕉の木のそばに停めていました。
 話に夢中になり、はしゃいでいたときです。
 その日は暴風雨で、外に出ている人はだれもいませんでした。
 ただ、芭蕉の木だけが風に吹かれ、びゅうびゅうと音をたてながら、揺れていました。
 
「なあ、ここちょっと気持ち悪いよな」
 
 そんなことを、彼がつぶやいたときでした。
 
 窓ガラスごしに、白いかげが、すうっと、通り過ぎてゆきました。
 
「え?なに?」
 
 甘い雰囲気も消え失せ、私は窓ガラスにくぎ付けになりました。
 白い影は、ふわり、ふわりと車の周りを、踊るようにして動いていました。
 
 そして、ふうっと高くあがったかと思うと、そのまま消えてしまったのです。
 
 彼にも見えていたらしく、送ってくれるときはいつも、私の家に横付けするようにして、停めるようになりました。
 
 あとから聞いた話ですが、芭蕉の木を残しておいたところはもともと、ため池だったそうです。
 しかし、そこへ女性が身投げをし、命を絶ちました。
 その後、まるで呼び寄せられるように、身投げをする人が相次いだので、埋め立てて芭蕉の木を植えたそうです。
 
 やはり、呼び寄せられたものたちが動けずにとどまっているのでしょうか。
 
 彼はあの時、こう言ったんです。
 白い影に、囲まれたって。
 
 私が見たのは、ひとつだけだったのに……。
 
飘过的白影
原文转自:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:・(点だけ)
我家在农村,这是我亲生经历的事情,家的后面曾是一片芭蕉林,龙眼树,从楼房望下去,白天还好,晚上乌黑一片,令我心生恐惧的大概就是,芭蕉林中有20多个摆放整齐的骨灰坛,真正知道恐惧的大概也在成年之后了,毕竟我小时候还调皮的揭开来开,这也是后话
 
随着村里经济发展,村里为了增加用地,把家后面的池塘填埋,龙眼树也砍光了,芭蕉林也只剩下那么一小片,骨灰坛也搬迁了其它的地方,村委给村民分了地,后面也修了一条宽敞的大路,大路的另一边仍是一片芭蕉林
那是我上高三的时候,我爸为了赚多些钱,就在马路的这边盖了房子,房子对面就是芭蕉林,一马路之隔,房子出租给了一位做拜神的阿姨,不知道你们那时候有没有那些请神上身的那一种,那个阿姨来我家租了房子,后来也跟我家关系很好,那次,她来到我家,
跟我们说:她下班回来走回去的时候,看见芭蕉林那里有个女白影子,就那么直直的站着,我阿姨说,她住的那个房间就是对着这片芭蕉林,一到天黑,那个白影子就那么站在那里,什么都没有做,也不去伤害人,撩别人什么的,有车如果停在那里,她就慢慢消失了,我也没有当一回事,直到我毕业,然后谈了个男朋友
 
我男朋友每次送我回家,就停在芭蕉林前面,每次也都没有看见我阿姨说的什么白影子,直到那天天气暴雨,我男朋友又把车停在了芭蕉林前面,按平时,我男朋友一定会亲我一下再让我回家,那天我也莫名其妙的盯着芭蕉林,就是我男朋友一边亲我一边盯着芭蕉林那边,我这辈子都不会忘记,有个白影子就那么直直的从我眼前飘过,我一直看着她飘,飘到了我头上方,然后消失不见,那天我死活让我男朋友把我送回家,以后也没敢让我男朋友送我到芭蕉林那边,然后我再回家。
后来我把这件事情告诉了我妈妈,我妈妈和我说,芭蕉林隔5米的地方曾有一片池塘,那里曾掉过一个女人下去,而且听老一辈的说,那里是死过非常多点人,以前她们看到的不止是一个,是一群这样的白影子。