
転載元:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:高冷部-不良智孝
リーリは待ちに待った大学生活に、胸を躍らせていた。
しかし、ある問題を頭に抱えていた。
登校すると、いつもどこからか視線を感じる。正体がわからず、気になっているけれども確かめてつきまとわれたら、それはそれで問題である。
あえて知らないふりをしようと決め、過ごすことにした。
彼女は美しく成績優秀で、分け隔てもなく、皆に好かれていた。自分の立場を悪くすることは、なによりも避けたかったのだ。
「あのぅ」
帰宅途中、リーリは見知らぬ男子学生から声をかけられた。彼は花束を抱えていた。彼女が好きな、薔薇の花束だった。
「ど、どうぞ……」
「まあ、あたくしに?ありがとう」
リーリはにっこりとほほえみ、それを受け取った。
花束には、カードがそえられていた。ミミズが這ったような字で「七彩霉瑰花」と書かれていた。
「まあ、薔薇はふつう『玫瑰花』と書くものだわ。きっと書き間違えたのね。良い香り、部屋に飾りましょう」
鼻歌をうたい、上機嫌でリーリは下宿している部屋は戻っていった。
翌日、花瓶にいけた薔薇の花は赤から、オレンジ色に変わっていた。
「色が変わるのね、薔薇は種類が多いと言うけれど、図鑑でしらべようかしら……それにしても、頭が痛いわ、喉も……」
咳き込んで、体温計を持ち出すと微熱があった。リーリは学校を休んで、ゆっくり治そうと決めた。
その翌日、花は黄色に変わっていた。
リーリの熱は下がらず、ベッドから起き上がれなくなった。
緑、青、藍色、紫と花の色が変わるにつれ、リーリはインフルエンザ、気管支炎、肺炎と様々な病気に悩まされるようになってしまった。
最期、とうとう胃がんを患い、苦しみながら若い生涯を終えた。
部屋には、枯れた薔薇の花束がぱさりと、床に落ちていたそうだ。
嘆き悲しむ家族や友人が、リーリの病室に集まっていた。
そのなかに、花束を渡した男がいた。
男は「あと〇人」と呟いて、病室から出ていき、煙のように消えた。
「霉」で「嫌な目にあう」という意味があるようです。
なるほどな。
以下原文
原文转自:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:高冷部-不良智孝
丽丽上大学了,上课的时候总感觉有一双眼睛在看着她。这也不见怪,她是校花,人长得漂亮,学习也好。
一天她回到家,发现有人给她寄了一个包裹,里面是一枝美丽的玫瑰花,她高兴地收下了包裹。发现里面有一张纸条,上面写着"七彩霉瑰花”。
她想是哪个坏学生,字都能写错。
但她没想到第二天玫瑰花变成了橙色!丽丽觉得很奇怪,突然想到七彩两个字,却感到身子有些不适,原来是她感冒了。
她不打算上学,她要看玫瑰花。第三天玫瑰花变黄了,她稍微有点儿发烧,但她觉得这是自然现象,所以就没在意。
后来玫瑰花不断的变色,绿色,青色,蓝色,紫色。她的病也越来越严重,高烧,气管炎,胃癌。直到下一天,人们发现她死在家中,旁边还有一朵枯萎的玫瑰花。