転載元:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:PX97

「こうして、お姫様は幸せにくらしました。めでたしめでたし」

男は書斎から持ってきた昔話の本を、我が子に読み聞かせていた。

ベッドの傍らに座り、我が子が興味しんしんに聞き入る姿を見ること、それは男にとって心から、癒やされるひとときであった。

「パパ、お化けや幽霊って、本当にいるのかな?」

子ども部屋の明かりを消そうと、立ち上がった男に、我が子が問いかける。

「ねえパパ、教えて」

男は言葉につまりながら、きらきらと目を輝かせている我が子を見下ろしていた。

答えが浮かばず、先延ばしにしようと考えながら。

「明日教えてあげるから、今日はもう寝なさい」

「え~」

「もう遅いだろう、寝坊したら先生に怒られちゃうじゃないか」

「はぁい。おやすみなさい、パパ」

「ああ、おやすみ」

我が子の頭を優しく撫で、男はにっこり微笑んだ。

「さあ、目をつぶって……と、そうだ」

「なあに?パパ」

男は振り返り、我が子に言った。

「さっきの質問は、パパとふたりだけの秘密だ」

「ええ?どうして?」

「どうしても、いいかい?ママには秘密だよ。お友達にもね」

「……でも、でも」

「いいから、パパの言うことを聞いて欲しいな」

我が子はうーん、うーんと考えて、「はぁい」と納得いかない感じに頷いた。

男はもう一度、我が子に「おやすみなさい」と言って、部屋のあかりを消した。

それから足音もたてず、夫婦の寝室へと戻っていった。

部屋の壁に、自分の写真がかかっている。

写真はモノクロで、作り笑いをさせられていた。

月の光に照らされた写真はどこかわざとらしく、寒々としていた。

「……」

男は、ふっと静かに息を吐くと、暗闇のなかへ消えていった。

あ、なんか切ない。
以下原文。

原文转自:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:PX97

“今天就到这里了,明天爸爸再来给你读故事好吗?”

他把一本厚厚的睡前故事合上,正准备从床边站起,儿子的小手忽然从被子里伸出,拉住了他的衣角“爸爸,你说这个世界上真的有鬼吗?”他愣了一愣,想了一想,又重新坐到儿子的小床边,看着儿子忽闪又好奇的大眼睛,“想知道的话就好好睡觉,明天我来再告诉你。”儿子听了后有些失望的“噢”了一声,他笑了一下,摸了摸儿子的头发,向房间的门走去。

突然他又像想到了什么,回头对儿子说“对了孩子,你要保守我们之间的秘密呦,不要告诉妈妈我每天来给你讲故事,不然妈妈会生气的知道吗?”看到儿子听话的点了点小脑袋,他这才放心的关上了儿子房间的灯,慢慢的打开门走了出去。

客厅里的灯没有开,屋里一片昏暗,他看了看妻子的房间,又看了看墙上挂着的他的黑白照片,映着月光,照片里的他笑得有些不自然。他静静地站了一会儿,叹了口气,转身消失在黑夜中......