転載元:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:穿过地狱的风(この人もしや怪談職人?よく名前が……)

旅行中通りかかった町で見つけた、おせんべいの屋台を営む、刘莲さんという女性から聞いた話です。

「ここに屋台を出す前はね、5歳になったばかりの息子とふたりで暮らしていたの。主人が突然亡くなってからは、何もする気が起きないし、働きたくても預けられなくてね、ずっと苦しい生活をしていたわ」

どうにかして、息子だけはいいものを食べさせたい。

そう思った刘莲さんは最後の手段として、自分の血液を売ることにした。

「丈夫な身体じゃなかったんだけれど、いいお金になったのよ。息子がお腹を空かせないようにって、必死だったのよ」

しかし、身体はだんだんとやせ細り、黄疸が顔に出てきてしまった。

「それでも、血を売ることはやめられなかったわ。息子が元気でいてくれるなら、という一心だったもの。貯金もしたかったし……」

冬になり、例年よりも寒い日々が続くなか、刘莲さんにはもうひとつ、心配の種がふえた。それは暖を取るために使う、ストーブに必要な練炭を買うお金がなかったことだった。

無理を承知で売血を続けていたため、身体の調子もかんばしくなく、息子さんには「お母さん、だいじょうぶ?」と、かえって心配をかける羽目になった。

そんな、ある朝のことだった。

息子さんが「お母さん、練炭がつんであるよ」と言った。

刘莲さんが、息子さんに手を引かれて行った玄関口には、ぼろきれにつつまれた練炭がつんであった。もちろん、買った覚えなどなかった。

「家のなかは凍えそうに寒くて、私たち母子は薄い布団一枚で身を寄せ合って寝ていたのよ。どんな理由で我が家に置いたかはわからないけれど、背に腹は代えられないし」

刘莲さんは、さっそくストーブに練炭をくべた。家の中がぽかぽかとあたたかくなり、息子の頬がぱっと赤くなる。

「お母さん、あったかいねえ」

刘莲さんの心も、ほんわかと赤い灯がともるように、あたたかくなった。

同時に、「こんな貧しい母子ふたりぐらしの家に、練炭をくださるとは、なんて心のお優しい方かしら。一度お礼を申し上げなくては」と、決めた。

「私たち母子が住んでいる村自体も貧しくてね、他の家へ練炭を分け与える余裕など、どこにもなかったわ。それなのに、おかしいでしょう?ほぼ毎日、玄関口には、練炭が積まれるようになったんだから」

もしかしたら、村の皆さんが、あまりにも不憫だと思って、寄せ集めてくださったのかもしれない。

刘莲さんはそれとなく、村の人に訊いてまわったが「まさか、自分ちで精一杯よ」という答えが返ってくるばかりであった。

「もちろん、手がかりがないか、練炭を調べてみたわ。でも、なにもなかった。ちょうだいするばかりでは申し訳ないし、いつかお礼をしたいとは考えていたのよ」

息子さんは、やきもきする刘莲さんに、にこにこ笑って言った。

「僕はね、神様がくれたんだと思うな」

いかにも子どもらしい発想ではあったけれど、つじつまが合わないこともない。

「そうね、そうかもしれないわね」

この子が言うとおり、神様かもしれない。
ありがたく受け取り、なにかの際にお礼しよう、お供え物をしよう。
刘莲さんは息子さんに諭されたような、気分になった。

こうして一ヶ月間、ずっと玄関口に、誰かが置いてくれた練炭のおかげで、母子は冬の厳しい寒さを、乗り越えることができた。

春が来て、刘莲さんはこのことを、近所に住むおばあさんに伝えた。

すると、おばあさんは浮かない顔をした。

「誰かが盗んだものを、置いて行ったんじゃないかねえ……」

おばあさんは、申し訳なさそうに話し始めた。

「疑うわけじゃないんだけれど、あたしは老いぼれでひとりぐらしだろう。練炭を使う量だってたかが知れている。だけども、どうもここ何日か、減りが早いんだよ。老いぼれのひとりぐらしだからって、誰かが拝借したんだとしても、大きな声で言う気はないけれどもね。まあ、あんたもあまり言いふらさないほうがいいかもしれないよ、自分が疑われちまうじゃないか」

おばあさんが言うことは、もっともだった。

刘莲さんは釈然としないまま、帰宅した。

「いったい、どこの誰が私たちを助けてくれたのかしら」

眠るときに、つい考えこんでしまい、目がさえてしまった。

「困ったわねえ、眠れなくなってきたわ……」

もぞもぞと寝返りをうっていると、部屋にすっと、月の光がさしこんできた。

「あっ!」

その時だった。

玄関口の前に、人影がぽつんと立っているのを、窓越しに見つけたのだ。

きょろきょろとあたりを見回し、頭をかきむしると、人影はていねいに、練炭を積みはじめた。

「あなた……!」

刘莲さんは、飛び起きて、玄関の戸を開けた。

しかし、人影はすうっと、北風に吹き消されるようにして、いなくなってしまった。

「頭をかきむしったり、あたりを見回すしぐさは、忘れようと思っても忘れられられないじゃない?好きで夫婦になって、息子もいて……」

その仕草は3年前に亡くなった、ご主人とそっくりだったそうだ。

「幽霊でも構わないから、会いたいと思ったわ。だから、息子を寝かせたあと夜中にひとり、玄関口で正体を見ようと隠れていたの。主人に会いたい。会って、ありがとうと言いたい。それだけのために」

山奥で野犬がうおおん、と遠吠えをするころ、練炭を抱えた人影が、玄関口にやってきた。

「あなた!」

人影は、立ち上がった刘莲さんに気がつき、練炭をまき散らして逃げていってしまった。

「あなた、待って!」

呼びかけもむなしく、人影はまた北風に吹き消されるように、見えなくなってしまった。

「……ありがとう、私とあの子を、守ってくれて」

刘莲さんは深々とお辞儀をして、散らばった練炭をひとつずつ拾い上げた。

「幽霊は恐ろしい、忌まわしい存在ばかりだと思い込んでいたけれど、それだけではないこと、亡くなってもなおどこかで見守ろう、助けてあげようという気持ちを持つ幽霊もいることを、身をもって知ったのよ」

ただ、練炭はどうやらおばあさんの家から拝借したようだった。
いくら助かるとはいえ、与えられるまま使うわけにもいかない。

そこで、ご主人のかわりに自分が、おばあさんへ返しに行った。

今までのいきさつを話すと、おばあさんはいたく感動し、「ある時払いの催促なしでいいからね」と、商売を始めるためのお金を貸してくれた。

「それで私は息子を連れて、屋台でおせんべいを焼いて売ることにしたの。息子には『お母さんのおせんべいは、世界でいちばんだね』なんて、自慢じゃないけどほめられたりするし。おかげで、おせんべいはたちまち売れてね、血を売らなくても、貧しい生活から抜け出すことができたわ」

練炭を買うお金もできて、不自由なく暮らせるようになると、ご主人は姿を見せなくなってしまった。

「きっと、安心したんでしょうね。責任感が強い、素敵な人だったから」

刘莲さんは今日も、おせんべいを焼く。

イイハナシダナ-
以下原文。

原文转自:鬼姐姐鬼故事
管理人:鬼姐姐
作者:穿过地狱的风

刘莲是五个孩子的妈妈,丈夫在三年前出了意外死了。只剩下他们母子相依为命。刘莲带着五个孩子也无法出去工作,因此生活过的及其困苦。
为了孩子们能有足够的营养,她甚至经常出去卖血。本来就身体不好的她更加的面黄肌瘦,可是她依旧要紧了牙挺着。
这个冬天比往年更冷,刘莲很担心她和这些孩子能不能平安的度过。
不过很快她就发现这个担心是多余的,因为他一早起来竟然发现不知道什么人给他们送来了煤,虽然不多,但暂时是不用担心了。


刘莲虽然穷却是个有志气的人,她以为是村里给的救济,就去问村干部是不是给她家煤了村干部否认了,说她家是困难可是村里也没钱,实在是顾不了她。
刘莲去问了村里平时和自己有来往的姐妹,大家也都说没有。
她觉得有人也许是做了好事不留名,既然这样她也就心安理得地接受了,待到以后回报对方吧。
煤虽然不多,不过刘莲却惊讶地发现,她烧了一个月居然一点都没见少。难道是神可怜他们孤儿寡母的?
刘莲是很高兴,可是隔了一条街距离的王奶奶就不那么高兴了,她家的日子在村子里数一数二,每年冬天也数她家买的煤最多。可是王奶奶最近发现她家的煤没怎么烧就空了一大截。怀疑有人偷煤,他儿子守了好几天也没发现有贼。可是煤还是不断地少。

刘莲晚上开始醒睡,她想知道是谁在帮自己。
在一个月光明亮晚上,她终于发现了一个人影,在往煤堆上扔煤,她赶紧跑出去。可是那人一下就消失了。刘莲看这人的背影像一个人,就是他死去的老公。可是那怎么可能呢?
不过这个人引起了刘莲的好奇,她有了一个计划,那就是盖条被子就睡在煤堆旁,看看这个人到底是谁。
功夫不负有心人,在一个伸手不见五指的黑夜,他终于看清楚了这个人,他就是自己死了的丈夫。
刘莲喊了一声老公,那人正要走,却停住了 然后转过了身。刘莲扑了上去想抱住他可是他的身体居然是虚无的。

老公很难过的告诉她,他是鬼。人鬼殊途,他们已经不可能了,他只是放不下她和孩子们,才会帮他们的。

她问他这些煤都是哪里来的。他说是自己偷王奶奶的。
刘莲说我们穷但是要穷的有骨气,她让她把煤给还回去。
刘莲的老公听了她的话,把煤给王奶奶还回去了,第二天她亲自登门对王奶奶说了这个偷煤贼是自己的丈夫,求她原谅。
王奶奶听了这个故事被刘莲的人品感动了,借了一笔钱给她做个小买卖。刘莲拿着这钱带着她的孩子们在小学门口支了个煎饼摊,很多人买她的煎饼,慢慢地她的生活好了起来。她把钱还给了王奶奶,还给了利息。
他的老公再也没有出现,刘莲想或许他再也不用担心她们母子的生活了吧。