今日の読書は






村山由佳さんの″二人キリ″


実際にあった阿部定事件の被害者の妾の子

吉弥が加害者の関係者に話を聞きながら

事件を調べていく


好きな村山さんの作品だからと

迂闊に手を出してはいけなかった

500ページ近い本の分厚さに

読むのをためらったのもあるけど

二人の愛が濃厚すぎて

見てはいけないものを見てしまった


自分が自分じゃなくなるくらい

自分を抑えられなくなるような相手に

出会えることは幸せなのかな

そう感じるのは

そこまでの愛を持てない人の

妬みなんだろうか


実際にどういう経緯があって

二人がその時どういう気持ちを持って

事件が起きたのかは二人にしかわからない

部外者だけどやっぱり

本当のところはどうなのか

気になってしまいます