男も女も「月(女性性・心・感情)」なくして成功はあり得ない
前回の記事では、男性が成功するには情報収集をして実績を積んでいけば良いと解説しました。そうすることで男性の潜在意識(セルフイメージ・前提・設定)はどんどん変化していくからです。しかし、それは自分の中にある「太陽の力(男性性・力・才能)」だけを使って成功を手にするようなものです。それだけで得た成功は非常に脆く不安定です。男性が成功を確固たるものにするのは「月の力(女性性・心・感情)」が必要不可欠なのですね。具体的に言うのなら、自分の気持ちをしっかりと感じること。「自分は今何を感じているのかな?」 「自分が何が好きなのかな?」 「自分にとっての幸せとは何かな?」こんな風に自分の中にある女性性を敬い、自分の心や感情にしっかりと意識を向けることが大切なのです。これをしていない男性は心や感情を蔑ろにするため、仕事などでも人の気持ちを無視した独善的な行動をしてしまいがちです。いくら才能のある人でも、それではいつか崩壊してしまうのは目に見えていますよね。また、自分の中にある女性性(心・感情)を蔑ろにする男性は、実生活でも女性を蔑ろにする傾向があります。女性というのは感情の塊のような存在だからです。先にも触れたように、「太陽の力(男性性・力・才能)」だけを使って得た成功は非常に脆くて不安定です。なぜなら、男性の潜在意識というのは、良くも悪くも書き換えやすいから。つまり、たとえ成功したとしてもちょっとしたことで簡単に崩れてしまうのです。 失業して肩書きを失った 受験に失敗した 会社の株が暴落したこうした「出来事」に遭遇して地位や肩書きが変わった時、男性の潜在意識は簡単に書き換えられてしまうのですね。女性は感情がなければ潜在意識が書き換わりませんが、男性は情報(事実・数字)さえあれば簡単に潜在意識を書き換えられてしまいます。「失業した=自分には価値がない」というようになってしまいがちなのです。現実は潜在意識の投影なので、こんな風に潜在意識が書き換えられてしまうと、ますます現実も思うように進まなくなってしまいます。しかしそんなとき、周りに女性がいると違うんですね。女性の潜在意識は情報ではなく感情で書き換わります。つまり女性の場合は男性ほど「出来事」や「状況」に左右されないのです。よく、女性の方が環境の変化に強いと言われるのにはこうした所以もあるのかもしれませんね。そしてここが重要なのですが……男性は、周りにいる女性からも「情報」をもらっています。 彼女が幸せそうに笑っている 彼女に「大丈夫」と言われた 彼女が自分を信じて付いてきてくれているこうした「情報(事実)」があると、たとえリストラされたとしても会社が倒産したとしても、男性のセルフイメージ(潜在意識)はギリギリのところで保たれるのです。つまり、男性が自分の女性性(心・感情)を敬えば、周りに自然と女性が集まってくる。そしてその結果、男性も女性的な強さを持つことができるのです。そういう意味で、男性にとっても「月(女性性・心・感情)」は非常に重要です。月の光があれば暗い夜道を歩くこともできるけれど。真っ暗で何も見えなければ、そもそも自分が何者なのか、どこへ行けばよいのかも分からないのです。だからこそ、男性も「なんだか上手くいかない」と感じるときには、自分の月(女性性・心・感情)と向き合ってみると良いのです。すると、たとえお金も仕事も何もかもを失ったとしても、自分は大丈夫なのだと思えるようになります。これは潜在意識にストッパーがかかるような状態ですね。月が安定すると、不安や焦りやエゴに振り回されることが減ります。そして本当の意味での「幸せな成功」を手にすることができるのです。via月と太陽の成功法則〜男と女の幸せの鍵の見つけ方〜 Your own website, Ameba Ownd