数日後・・・。
学校・・・。
この日はいよいよ推薦入試の合格発表当日だ。
朝のホームルームで近藤先生は説明している。
どうやら放課後に個別に伝えていくそうだ・・・。
柾鷹(・・・それはわかったけど・・・)
柾鷹は疑問に思っていた。
何故なら個別に呼び出し伝えていく・・・。
だが、その場所は教室・・・ではなく渡り廊下だった・・・。
柾鷹(・・・何でだよ・・・)
そして放課後・・・。
柾鷹は呼ばれる順番を待つ間、
教室でチャマと祐平と喋っていた。
チャマ「どうだよ?今の心境は?」
柾鷹「別に何でもない・・・。」
チャマ「と言いながら緊張してる柾鷹。」
祐平「そうそう。」
祐平は頷いている。
柾鷹「してねーよ。それよりさ、お前ら帰らなくていいのか?
もうすぐだろ?公立の一般入試。」
チャマ「ん?いいよ少しの時間ぐらい。
俺達気になってるしな。」
祐平「そうそう。」
柾鷹「・・・受かってるかわからないしさ・・・。」
柾鷹はチャマ達から目を逸らした。
チャマ「・・・まっ、やるだけやったんだろ?
結果に悔いはないと思うぜ。
それは新開だって同じなはずだぜ。」
そう言うとチャマと祐平はニヤニヤしている。
柾鷹(・・・そういや・・・新開さん
・・・2人ぐらい前に呼ばれたはずだけど
・・・戻って・・・きてないよな・・・)
柾鷹は教室を見渡している。
すると・・・。
教室の入口から柾鷹の前に呼ばれた女子が入ってきた。
女子クラスメイト「滝雄くん。順番だよ。」
柾鷹「わ、わかった。」
柾鷹は椅子から立ち上がる。
チャマと祐平は柾鷹を見て頷く。
それを見た柾鷹も頷いた。
先程、教室に入ってきた女子は他の女子に囲まれていた。
どうやら結果を聞かれているようだ。
柾鷹(・・・どうだったんだろ・・・)
柾鷹は気にしながらも教室を出ていく・・・。
祐平「大丈夫かな?」
チャマ「・・・。大丈夫だろ。」
そして柾鷹は・・・ゆっくりとした足取りで渡り廊下に向かった・・・。