それから数日後・・・。
千鳥は病院を退院し、再び学校に戻ってきていた。
しかし、他の生徒達には千鳥が関わった噂が広まっており、
千鳥は学校・教室などでは孤立していた・・・。
だが、千鳥は1人でも逆境にめげず、
黙々と受験勉強に取り組み、
見事に志望校への合格を決めた・・・。
そして卒業前のある日・・・。
保健室はまだ修復中で、
佐々木先生は違う教室を仮の保健室として使っていた。
その場所に千鳥が訪れていた。
千鳥「佐々木先生。さっき聞いたんですけど、
この学校辞めるって・・・。」
佐々木先生「・・・あら。もう聞いたの?」
千鳥「何でですか?
あたしが関わったからですか?」
千鳥は必死に佐々木先生に問いかけてくる。
佐々木先生「稲葉さんのせいじゃないわ。
あたし自ら責任をとっただけ。」
千鳥「でも・・・。あの時あたしが・・・。」
佐々木先生「稲葉さん・・・、無闇に自分を責めるのはよくないわ・・・。」
千鳥「でも・・・でも・・・。」
佐々木先生「・・・あれから・・・おかしな事はない?」
千鳥「・・・あたしに何があったんですか?
教えてください!?
わかってるんです!
何となく自分が変だってことに・・・。」
佐々木先生「今は無理よ・・・。」
千鳥「え?」
それから時間は刻一刻と過ぎていく・・・。
時間は夕方を迎えていた。
千鳥「わかりました・・・。
またその時に真実を話してくれるんですね?」
佐々木先生「・・・ええ。」
千鳥「でも・・・あたしこれからどうすれば・・・。」
佐々木先生「・・・自分を強く持ちなさい。」
千鳥「・・・。」
佐々木先生「・・・それが今のあなたにできること・・・。」
千鳥(・・・自分を・・・)
そう言い残した佐々木先生・・・。
そして千鳥はその後日、中学を卒業していった・・・。
佐々木先生が赴任の前日・・・。
学校で佐々木先生は身の回りの片付けをしていた。
千鳥の母「あの・・・佐々木先生・・・。」
千鳥の母が佐々木先生の元を訪れる。
佐々木先生「・・・稲葉さんの?どうしたんですか?」
千鳥の母「話しておきたいことが・・・。」
佐々木先生「・・・。」
千鳥の母「実は・・・。」
佐々木先生「・・・。」