おはようございます。
安心感のある丁寧な対応と豊富な経験で、あなたの理想を叶えるお手伝いを。
旅するヘアメイクアーティスト「AimBle」の小川敬子です。
年末が近づくにつれ、街の空気も少しずつ落ち着きを帯びてきました。
華やかなイベントが続いた12月も、気づけば新しい年へのカウントダウンが始まっていますね。
この時期になると、
（今年はどんな時間を過ごしてきたのだろう）と、ふと立ち止まってふり返りたくなります。
私はクリスマスに母とランチをしたり美容室で見た目を整えたりと、心をゆるめるような時間を大切にしていました。
あなたはこの12月、どのようにお過ごしでしょうか。
そのようなおだやかな気持ちで迎えた12月、少し早めのクリスマスイベントとして、ホテルで開催されるランチショーに出席する機会がありました。
おいしいお料理と音楽、そして「なにを着て、どのようなヘアメイクで出かけるか」を考える時間もふくめ、特別感のある一日に。
今日は、そのランチショーと当日の装いについてご紹介します。
演歌のランチショーに出席｜豪華なクリスマス忘年会
12月21日。
この日は日曜日でしたが、お休みをいただいて、演歌歌手・水木ケイさんと高山竜一さんのランチショーへ出席させていただきました。
水木さんのパンフレットに使用されている写真のヘアメイクは、今年7月に発売された新曲「裏なんばブルース」のCDジャケット撮影で、私がヘアメイクを担当させていただいたものです。
こうして作品に関わらせていただいたご縁から、今回のような場に足を運ばせていただけたことをとてもありがたく感じています。
写真や音楽がさまざまな場所で息づいていく様子を目にできるのは、この仕事ならではの喜びです。
大阪のホテルランチショーに選んだ服装とヘアメイク
会場は、大阪・千里中央｜千里阪急ホテル。
ランチショーということもあり、「きちんと感」と「華やかさ」のバランスを意識して、服装とヘアメイクを考えました。
この日は朝から雨模様だったため、ヘアセットと着替えはホテルの更衣室を利用しました。
天候を気にせず支度ができるのは、とても助かります。
服装はホテルのふんいきに合わせて、ノースリーブのオールインワンにジャケットを肩がけしました。
かしこまりすぎず、それでいて場にふさわしい装いを意識してみました。
ヘアスタイルは、雨の日でも崩れにくいタイトなシニヨンに。
髪は巻かず、毛先を三つ編みにしてルーズに崩してからまとめています。
巻いていないぶんストレートアイロンでしっかり髪を伸ばし、浮き毛が出ないよう下地づくりをていねいに行いました。
メイクは、乾燥しやすい季節でもツヤ感が出るよう、保湿力の高い下地とモイスチャライザーを使ったベースづくりを重視。
アイメイクはゴールド系を中心に、全体を少しシックな印象にまとめました。
食事があっても安心｜落ちにくいリップメイクの工夫
そしてこの日のメイクでとくにこだわったのが、リップメイク。
食事があるので、「落ちにくさ」と「ツヤ感」の両立がポイントです。
マットな質感のティントは食事をしても色持ちは良いものの、ツヤが出にくいのが難点。
そこで今回は、
この2本を重ねて使用しました。
これが大正解。
ベルベットティントは口紅が落ちにくいので、予定がある日や仕事の日に欠かせないお気に入り。
その上から重ねたハニーメルティングリップは、プランパー効果と濡れたようなツヤを出しながら、口紅の色をほんのりピンクに替える優れもの。
色持ちの良いティントでベースを作り、その上からツヤと血色感を足すことで、食事前の仕上がりもショーが終わったあとの状態も、どちらも満足のいく仕上がりになりました♪
「食事に行くけれど、メイク崩れが気になる」という方に、口紅の重ね使いはとてもオススメです。
歌声に包まれる｜あたたかなランチショーの時間
マネージャーさんが撮影されたお写真です。
ご掲載許可をいただいております。
食事のあとは、いよいよ歌謡ショーがスタート。
水木さんの歌声から始まり、高山さんへとバトンが渡されていきます。
途中、水木さんが歌われた桑田佳祐さんの「白い恋人たち」は、思わず手拍子を忘れて聴き入ってしまうほど印象的でした。
おふたりがテーブルを回りながら歌われる場面では、会場全体がグッと近くなったような温かいふんいきに包まれていました。
フィナーレに向けて高山さんの優しい歌声が響き、最後は水木さんによる「裏なんばブルース」へ。
明るいテンポの楽曲に、会場が一気に華やぎ心に残る締めくくりとなりました。
演歌や歌謡曲が今の時代に響く理由
ここ数年、昭和や平成の歌謡曲を取り上げる番組が増えています。
心を揺さぶる歌詞と、その言葉に寄り添うメロディーが、世代を超えて人の心に共感をもたらしているのだと感じます。
今回のランチショーで水木さんが歌われた母親を思って作られた曲は、胸に込み上げてくるものがあり、思わず涙が出そうになりました。
会場内でも目頭を押さえている方が多く見受けられ、歌の力の大きさをあらためて感じた瞬間でした。
熱い言葉と共感性を持つ楽曲は、今の若い世代の方々にも、きっと届いているのだと思います。
水木さんと高山さんのステキな歌声をたくさん拝聴し、時間はあっという間に過ぎていきました。
演歌や歌謡曲の魅力にふれ、今年の締めくくりにふさわしい時間を過ごすことができ、本当に良かったです。
水木さんとのご縁がなければ、決して体験できなかったこの特別なひととき。
おふたりの優しい想いにあふれたすばらしい時間に、心より感謝いたします。
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