おはようございます。
大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
わたしはブライダルヘアメイクだけでなく、
・イベント
・雑誌や広告
・メイクレッスン
と、ありがたいことにいろいろなヘアメイクを担当させていただいています。
フリーランスとして活動をしているので現場にはわたし1人で入ることが多いのですが、ときに人出が必要となり、仲の良いヘアメイクさんに仕事を依頼することもあります。
先日のブライダルヘアメイクもいつもいっしょに現場入りしていただいているヘアメイクさんにお願いしたのですが、彼女のおかげで仕事が滞ることなく終了し感謝するばかりです。
わたしには彼女のほかにも頼れるヘアメイクさんが2人いて、定期的に会ってはいろいろな近況を話しながら楽しい時間を過しています。
そのときに彼女たちの仕事や現場のことについて話を聞くのですが、ときになんとも言えない気持ちになってしまいます…。
わたしは完全に独立して個人で仕事を請け負っていますが、ほかのヘアメイクさんたちはヘアメイク事務所に籍を置いていたりとさまざまな場所で働いています。
わたしとちがい彼女たちは、直接クライアント様と交渉や相談をすることはしなくも良い環境にいますが、強いストレスを抱えることがとても多いように思います。
仕事をいただいているのでそれ以上の仕事やパフォーマンスを行うことはもちろん大切なことですが、対応がきびしいのはちょっとちがうように思ってしまいます。
わたしは基本的に仕事をお願いするヘアメイクさんには、
・すばらしい技術を持っている人たちなので、尊敬と信頼の気持ちを持って接する
・対等な立場で接する
・自主性を持って自由に動ける環境を作る
ということを大切にしています。
ブライダルヘアメイクを2人体制にしているのは、限られた時間を2人で分担してヘアメイクをすることで、よりクオリティの高いヘアメイクをご提供するためです。
そのため当然のことながら、わたしと同等以上の技術を持っている方に入っていただく必要が出てきます。
そのような人にえらそうにしたり、指図をするのはぜったいにやってはいけないことだと思いませんか？
またほかの仕事よりもわたしの仕事を優先して現場へいっしょに入ってくれているわけですから、感謝の気持ちも忘れてはいけないと思っています。
そして技術だけでなく人としても信頼できる方たちなので、わたしの顔色を伺ったり気を使ったりするのではなく、自主的に伸び伸びと仕事ができるよう楽しいふんいきや関係性を作ることも大切だと思っています。
わたしは雇用される側の立場ですが、ときに雇用する側にもなります。
でも雇用する側だから「えらい」とか、不要な仕事をさせて良いとはまったく思えません。
仕事を1件とることはほんとうに大変なことだということはとても実感しています。
その大変な1件の仕事から賃金をお支払いするわけですが、えらそうにしたり不要な仕事までさせるのであれば自分が入れば良いと思います。
自分が取ってきた仕事なんですから。
自主性を重んじ、納得のいく仕事内容とギャランティをお渡しすることで、わたしの現場はいつも笑い声の絶えないとても楽しいふんいきになっていると実感しています。
また本来はわたしがすべき仕事を率先してしてくださったり気づいていろいろと動いて片づけてくださっていたりもするので、業務もとてもスムーズに終えることができ感謝するばかりです。
主従関係ではなく、おたがいに信頼し助け合い、楽しく良い結果を出せる関係性をこれからも大切に仕事をしていきたいです。
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