おはようございます。
大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
8月8日に立秋を迎えましたが、秋の気配を感じることができないほどの暑さが続いています。
連日のニュースでも熱中症対策や熱中症への注意喚起が伝えられていますし、亡くなる方の報道には悲しい気持ちになります。
2年ほど前からこのようなことを耳にするようになりました。
救急車を呼んだのでだいじょうぶでしたが、すごくあせったことがありました(苦笑)
じっさいにわたしも知り合いのカメラマンさんからこの話を聞いたのですが、
(お客様もすごく心配されたのでは…。
水分補給とかできなかったんかなぁ。)
と、さまざまなことが頭をよぎりました。
さいわい搬送されたヘアメイクさんは、軽い熱中症だったためすぐに退院できたとのことでほんとうに良かったです。
先日美容室へ行ったときに公私で仲の良い美容師さんとこの話になったのですが、彼女は、
「それってプロとしてどうなんやろうなぁ。
アテンドに付いたりメイクを直す人が倒れたらめちゃ困るやん。
こまめに水を飲んだりできへんもんなん?」
と、最後に質問をされてしまいました(苦笑)
わたしの見解としては(とてもきびしい言い方をすれば)、美容師さんといっしょでプロとしてあってはならないことだと思います。
お客様の一番近くにいて介添えについたり髪型やメイクを直さなければならない立場なので、そのわたしたちが倒れてしまっては、撮影自体がとどこおったり最悪の場合写真のクオリティがとても残念なものになってしまうからです。
とはいえロケーション撮影に入ってしまうと自分のことは2のつぎ・3のつぎになってしまうことも確か。
熱中症は気づいたときには症状が重くなっていることが多いと聞くので、スタイリストが倒れてしまう状態になってしまうのかもしれません。
またわたしたちヘアメイクアップアーティストの服装は、「黒」が基本であるため太陽の光と熱を吸収しやすくなっています。
そしてブライダルヘアメイクは、基本的にスーツの着用を求められることが多いため熱中症にかかるリスクも高いのだと思います。
わたしのようにフリーランスであれば、結婚式や成人式の前撮りなどロケーション撮影は軽装にして熱中症対策に備えることができますが、事務所などに所属をしていると軽装で臨むことはむずかしいように感じます。
とはいえ熱中症は命に関わる事態を引き起こすことがあるため、仕事よりも命と仕事を完遂させることを優先的に考えなければなりません。
わたしも何度も真夏にスーツを着て前撮りに同行していますが、
・つねに日傘を差す
・撮影中は扇子を使う
ようにしています。
「事務所に所属していたらそんなのできなくないですかぁ?」
と言われそうですが、あらかじめ撮影前の段階でお客様に、
「熱中症予防のため、合間で水分を補給させて頂くかと思います。」
と一言添えておくと差し支えありません。
むしろこれだけの暑さなのに水分補給を却下するお客様はいらっしゃいません(笑)
日傘については紫外線を防ぐ意味でも必須。
ヘアメイクを直すときはたたんだ方がしやすいですが、それ以外はサッと日傘を差し出せるように待機しながらわたしも日傘に入るようにして日よけをしています。
ハンディファンを持っている方が多いですが、ハンディファンよりも扇子の方がバッグにサッと出し入れしやすいので、お客様にはハンディファンを、自分は扇子を使うようにして涼をとるようにしています。
それでも暑さに耐えきれないときは、ジャケットを脱いでしまうかもしれません(笑)
年々ひどくなる暑さ。
わたしがブライダルヘアメイクに入り始めたころとは気温がまったくちがうので、命を守ることを最優先にしなければならないと思います。
そしてそれがお客様への安心感と仕事のクオリティを高め、良い仕事へとつながります。
今年だけでなく来年以降もこの暑さはつづくので、わたしも熱中症対策をおこたることなく仕事をしていきたいと思います。
☆
☆
☆
”美容サロンがあなたの玄関先へ!”
結婚式や結婚式前撮りのブライダルヘアメイクを承っております。
上品で華やかながらも派手ではない、自然な美しさを演出するヘアスタイルと
清楚で品を感じるメイクで大人の女性らしい上品なスタイルをご提供しております。
またお母様やご友人様のヘアメイクも承っております。
ブライダルヘアメイクのメニューやくわしい内容については下記よりご覧くださいませ。
結婚式・成人式やプロフィール撮影、オンラインヘアメイクレッスンのご依頼は
下記画像のクリックよりお願いいたします。
ご質問もお気軽にお問い合わせください。
LINEアカウントID:@cep8118C