おはようございます。
大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。
今日は以前少し触れながらご紹介できていなかった、免許証の写真に自信が持てるメイクのコツについてご紹介したいと思います。
免許証や身分証明書の写真について
わたしは運転免許試験場が自宅からとても近いのでそちらで撮影をしています。
ただ運転免許試験場での撮影は、目をつむっているなどではないかぎり撮り直しをしてもらうことができないため毎回とても緊張します。
ちょうど今年免許証の更新があって新しいものへ切り替えをしました。
前回の写真をとても気に入っていたので更新したくなかったのですが致し方ありません…。
そこで今年も気合いを入れてメイクをしたのですが、身分証として提出をするときに自信を持って出すことのできる写真写りになってホッとしています。
免許証や身分証明書の写真に自信が持てるメイクのコツについて
自信を持って身分証として提示できる証明写真が撮れるようになるまで少し時間がかかりましたが、前回の撮影から良い写真写りで免許証を更新できるようになりました。
そのメイクのコツについてお伝えしていきます。
アイメイクはいつもよりも少しだけ濃くする
たとえば上の写真のアイシャドウを使っているとします。
この中から目のキワ(二重になる部分)に真ん中の淡いブラウンのアイシャドウを入れているのであればその色を使うのではなく、左下の濃いブラウンを目のキワにのせます。
濃さが気になる方は濃いブラウンと淡いブラウンを混ぜて使ってください。
このときの混ぜる割合としては、濃いブラウンが少し多くなるようにチップやブラシに取ってください。
なぜ1トーン濃い色のアイシャドウをつけるのかというと、淡い色のままでは撮影用のライトで色が飛んでしまい、目元の印象がとてもうすいスッピンのような写真写りになってしまうからです。
アイライナーについてですが、ふだん茶色を使っている方は黒に近い茶色のアイライナーを使うと目のりんかくが引き立つため、ぱっちりとした目の印象の写真写りに仕上がります。
またふだん茶色のアイライナーを使っている方が黒のアイライナーを使うととてもメイクが濃くなったように感じてしまいますが、黒に近い茶色のアイライナーであればそこまで違和感を感じることはありません。
メイクは自分自身に自信をつけるためにするものでもあるため、
「メイクが濃くないかなぁ…。」
という不安が少しでもあると良い写真写りにはなりません。
いつもよりも少し濃いけどこれなら大丈夫、と思える濃さで撮影にのぞんでください。
チークは濃いめ、リップは控えめに
チークは血色を表すと同時に顔の骨格を引き立たせる役目も持っています。
発色のポイントとしては、ほんのりと赤みを感じるていどに入れてください。
あまり発色させすぎると熱が出ているように見えてしまいます。
反対にチークがうす過ぎるとお顔全体がのっぺりとしたメリハリのない印象に仕上がったり、しんどそうに見えてしまいます。
運転免許試験場での撮影も小さいながら照明が当たるのであるていど色が飛びます。
そのためいつもよりも少し濃いめの発色でちょうど良い写りぐあいになります。
反対にリップメイクは控えめにするのがオススメです。
血色感を感じさせる口紅やリップグロスがとても流行っていますが、リップが濃いとけばけばしい印象に写ったり、色によっては毒々しいふんいきを感じる仕上がりになってしまいます。
20代の若い方であればナチュラルな発色をするピンクやオレンジ系、30代~40代くらいの方であればベージュがかったピンクやオレンジ系、肌のくすみが気になる方やご高齢の方は少し赤みがあったり強めの発色をするピンクやオレンジ系がオススメです。
ハイライトやシェーディングを入れて骨格にメリハリを出す
もしあなたがハイライトやシェーディング用の化粧品をお持ちであればぜひ活用してください。
ハイライトを入れることで肌にツヤが出るため若々しくハリのある肌に魅せることができます。
また白くツヤやかに発光するので骨格に高さを出すことができ、立体感を顔全体にもたらします。
運転免許試験場の撮影では照明用のライトが正面から当たります*。
*試験場によってちがいがあるかもしれません。
そのため顔の影が飛びやすく、そのままではとてものっぺりとした写りになりやすいです。
このことからシェーディングを使って顔周りやノーズシャドウを軽く入れておくことで顔に影が入り、立体的な顔立ちにすることができるだけでなく、お顔も一周り小さく魅せることができるようになります。
眉は眉尻をしっかりと濃く描く
目安としては髪の色もよりも少し暗めがオススメです。
まとめ
運転免許試験場での撮影は写真スタジオやプロのカメラマンさんの撮影とはちがい、照明器具が1台しかなく正面から当てられています。
そのためお顔全体の影が飛び、丸顔に写ったりのっぺりとした平面的な顔立ちに写りやすくなります。
証明写真をキレイに撮るポイントとしては、
・ハイライトやシェーディングを使って骨格を立体的に引き立たせる。
ことです。
この内容が、いつもキレイに証明写真が撮れないと気落ちされている方のお役に立てましたらとてもうれしいです。
ぜひ試してみてくださいね。
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