おはようございます。

わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。

 

 

 5月も下旬に入ると、30℃近い気温になる日が増えましたね。
わたしも少し前まで長そでの服を着ていましたが、すっかり半そでの服に変わりました。

 

 沖縄や鹿児島県の方では梅雨入り宣言が出ましたが、本州もそろそろ梅雨入り宣言が出そうな気配を感じています。
梅雨入りすると一気に湿度が高くなるので、より体感温度も高く感じるようになりそうです。

 

 今くらいの季節から、寒い間は髪を下ろしていた方もアップスタイルにしたり、髪をショートスタイルにしたりと、イメージチェンジをする方が増えます。
このブログを読んでくださっているあなたもそうではないでしょうか。

 

 わたしも先日15cmほど髪をカットして、ひさしぶりに長めのボブスタイルにイメージチェンジをしてみました。
気分も変わりますし、アップスタイルにもできる長さなので、とても便利でカットして良かったと実感しています。

 

 

 でも、今のくらいの季節からよく耳にするようになるのが、ヘアアイロンによるやけどです。

 


 

今日はヘアアイロンを使うときのやけどの防止方法についてくわしくご紹介していきたいと思います。

 

 

 ヘアアイロンでやけどをすることはとても痛いですし怖くなりますが、髪を巻くのと巻かないのとではオシャレ度やかわいさが大きく変わってくるので、髪を巻かないという選択はしづらいですよね。
 

 わたしもヘアメイクさんになりたてのころは、自分の髪をアレンジするときに耳の上をやけどしてしまうことがありました。

 

 ではどのようにすればやけどを防ぎながら、ヘアアイロンを上手く使えるようになるのか。
その方法についていくつかご紹介していきたいと思います。

 

 

対処1.ストレートアイロンを使う

 まず1つめの対処方法としてお伝えできるのが、ヘアアイロンではなくストレートアイロンを使うという方法です。

ヘアアイロンとストレートアイロンの一番の大きなちがいが、熱の出ているプレート部分がむき出しになっているのかいないのかという点です。

 

 ヘアアイロンは熱の出ているプレートに髪をクルクルと巻きつけてカールをつけていきます。
そのため髪を巻き込みやすいようプレート部分が円形になっていて、むき出しの状態になっています。

 

 

 ですがストレートアイロンは、真っ直ぐになっている板状のプレートをカバーするような構造になっています。

 

 

 そのため万が一肌にストレートアイロンが当たっても、カバーしている部分が先に当たるため、やけどをすることがありません。

 

 また家電量販店で販売されている最近のストレートアイロンは、前髪の毛先や外ハネスタイルが作りやすいよう、上の写真のようにプレートをカバーする部分に丸みを持たせているものが多いため、クルンとした丸みのあるカールがとても作りやすくなっています。

 

 わたしも髪をカットしてからは毛先を外ハネにしていますが、すべてストレートアイロンで作っています。

 

 

 美容室で使われている本格的なストレートアイロンとちがってとても使いやすく、わたしの髪のように、ヘアアイロンで巻いたかのようなカール感を作ることもできるのでとても便利です。

 

 ちなみにわたしはサロニアの20mmのストレートアイロンを使用しています。

 

 

 

 ストレートアイロンを使って毛先に丸みを持たせることで、おでこや首・顔まわりのやけどを防ぐことができるようになります。

 

 

対処2. 利き手と反対の手に手袋をはめる

 意外な方法ですが、この方法であれば耳や手のやけどを防ぐことができます。

手や指のやけどは、一般的にはヘアアイロンを持つ利き手とは反対の手に多く起こりがちです。
 

 わたしはあわてていて、利き手で熱の出ているプレートの方をにぎってしまったことがあるのですが…(涙)
このようなことはごくまれだと思います(汗)

 

 利き手と反対の手だけに手袋をはめることで、とっさにヘアアイロンをつかんだり触ったりしてしまっても、やけどをすることがなくなります。
手袋をしていても、ずっと熱の出ている部分を触っていればべつですが…。

 

 また耳のあたりや顔まわりの髪を巻くときも、髪をヘアアイロンで巻いてから、耳やフェイスラインに手袋をはめた方の手を添えておけばやけどをする心配がなくなりますし、指や手のやけどを気にする必要がなくなると、耳やフェイスラインにヘアアイロンが当たらないよう意識を集中して巻くことができるので、やけどをする確立がグッと減ります。

 

 ただ、手袋は夏場に使うと暑かったり、冬もののお洋服といっしょに収納しているばあいがあるため、100均などで販売されている夜のハンドケアに使う白い手袋が使いやすくてオススメです。

 

 

対処3. 大きめのタオルを使う

 ヘアアイロンで髪を巻くまえに、大きめのタオルを首や肩に巻きつけて、クリップで留めてタオルがずり落ちないようにしておいたり、ショートパンツを穿いているときであればタオルを足にかけておくことで、太ももや首・肩のやけどを防ぐことができます。
 

わたしが手に持っているのが大きめのタオルです。

 

 タオルを使うことで、あやまって手がすべって肩や首にヘアアイロンが当たってしまったり、太ももに落としてしまったりしてもやけどをする心配はありません。

 

 わたしも仕事のときにはかならず大きめのタオルを持参しているのですが、やけどから身を守るだけでなく、スプレーやワックスなどが服につくことも防ぐことができるのでとても便利です。

 

 過去にわたしの知り合いの女性があやまってヘアアイロンを鎖骨のあたりに落としてしまい、大きなやけどを作ってしまわれたのですが、もしタオルを巻いていたら、このような事態が防げたのではないかと思うととても残念に思います…。

 

 夏はとくに首や肩など、肌の出るお洋服を着ることが増えてくるため、タオルを使ってヘアアイロンを使うことをオススメします。

 

 

 やけどをしてしまうと痛いことはもちろんですが、治るまでに時間がかかるだけでなく、おでこなどの目立つところにできてしまうと気持ちが大きくふさぎ込んでしまいます。

 

 ヘアアイロンのやけどを防ぐ1番の方法は、しっかりとアイロンを持って、肌に当たらないように意識を集中して巻くこと。
これに尽きます。

 

 ヘアアイロンは持ち手の部分だけでなく、一番上のゴムの部分(写真のヘアアイロンの一番先にある黒い部分)は熱が入らないので触ることができます。

 

ということは、「ここも持って巻きましょう」ということ。

 

 ヘアアイロンで髪をはさんだら、上の黒い部分を利き手と反対の手で持ちながら、髪を巻きこんでいくのが正しい使い方です。

ただ慣れていないばあいや巻きにくいばあいは、髪を巻き終えてから黒いゴムの部分に手を添えて、ヘアアイロンがぶれないようにしっかりと持つのも方法の1つです。

 

 ヘアアイロンでやけどをしないように気をつけながら、巻き髪やアップスタイルを楽しんでくださいね。

 



 

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