おはようございます。
わたしは大阪・堺市でヘアメイクアップアーティストとして活動をしている、「エマブール」の小川敬子です。

 

 

 わたしがフリーランスになってから6年ほどお世話になったヘアメイク事務所があるのですが、そこで知り合ったヘアメイクさんと約1年半ぶりに再会しました。

 

 彼女はわたしよりも15歳ほど年下の若いヘアメイクさんです。

おたがいの年齢はとても離れていますが、とても気の合う大切な友人です。

おなじくらいの時期に籍を置いていた事務所との契約を終了したのですが、その後わたしは完全なフリーランスに、彼女はカナダへ移住することになりました。

 

 妹のように想っている子なので、なかなか会えなくなることがとてもさみしく感じられましたが、時間のあるときに時差を越えて(笑)、ビデオ通話で話したりしてやり取りをつづけていました。

 

 

 その彼女から、

お母さん「来年(2022年)、日本に帰国します!

   小川さんに会えることを楽しみにしています♪」

という連絡が入りました。

 

 カナダで映画のヘアメイクにたずさわりながら生活をすると聞いていたので、帰国の連絡を聞いたときは何が何やらという状況でした。

 

 

 ほんとうは先月くらいに会いたかったのですが、大阪のコロナ感染者がとても増えている時期だったので、まん防が解除されたこのタイミングでやっと会うことができました。

 

 

 ランチをしながらまず最初に聞いたのが、もちろん帰国の理由です。

映画撮影のヘアメイクにたずさわるという彼女の夢を手放してまで,、帰国する理由が分からなかったからです。

 

 彼女の話によると、カナダはアメリカの政策につづく形でワクチン接種の義務化や、それにともなう海外への出入国への厳格化などのきびしい措置をとつぜん決めたのですが、ビザの申請や日本にいるご家族の病気の発覚など、いろいろなことがかさなって帰国する方を選んだそうです。

 

 彼女はその話をしながらすこし涙目になっていました。

それはそうですよね、目の前に迫った夢を手放さなければならなくなったのですから…。

 

 話を聞いていて思ったのが、今はまだ映画撮影の現場でヘアメイクをする時期ではなかったのではないか、ということでした。

 

 わたしも過去に彼女と似たような経験をしたことがあります。

重なるときはほんとうに無理やり理由をつけたかのように、夢や希望をかなえられなくなるようなことが立てつづけに起こるんですよね…。

 

 そのようなときに、お世話になっていたお寺の奥様からこのようなお言葉をいただきました。

 

「物事がスムーズに行くときは今がそのタイミングだけど、スムーズに行かなかったり、いかなくなるような理由がいくつも重なるときは、今はそのタイミングではないということ。

 大丈夫。
 なにごともタイミングがあるので、あきらめなければかならず、せき止められた水がサラサラと流れるように物事が動いていきますよ。」

 

 

 その言葉のとおり、それから数年後にわたしは独立をしたり、エアブラシの技術を習得することができるようになりました。

 

 もしあのとき言葉をいただけていなかったら、まだフリーランスになっていなかったかもしれませんし、無理やりにでもエアブラシの技術を習得しようとして心が折れていたかもしれません。

 

 

 教えていただいた言葉をヘアメイクさんに伝えると、

お母さん「そうですよね!

   機会が来たときにすぐにカナダへ行けるよう、日本で力をつけていきます!」

と笑顔で言ってくれたので安心するばかりでした。

 

 

 日本への帰国もとても大変だったようです…。

 

 カナダから帰国する前に、メキシコで観光をしようとホテルや観光ツアーの予約を入れていたそうですが、カナダエアーが、

「日本への帰国は搭乗できますが、観光でメキシコへ行くための搭乗は行っていません。」

と言われ、結局メキシコへは行けなかったそうです。

 

 しかもこれはカナダ政府の取り決めではなく、カナダエアーの会社による規定とのこと。

メキシコはコロナによる観光客の受け入れを拒否したりなどはしていないので出入国はできるのに、会社の規定で搭乗させてもらえなかったそうです。

それもフライト当日に空港で言われたので、メキシコ旅行の費用は全額キャンセルになってしまったそうです…。

 

 それならそれで連絡があってもいいものですが、

(海外的な対応だなぁ…。)

とおどろくばかりでした。

 

 

 (コロナさえなければ…。)

というようなことを、あなたも多かれ少なかれ経験されているかと思いますが、ヘアメイクさんの話を聞いていて、つくづくパンデミックへのやるせない気持ちを感じずにはいられませんでした。

 

 第7波なんていう言葉もちらほらと見聞きすることも出てきはじめていますが、ほんとうに早く収束してほしいです。

 

 

 とはいえ、しばらくは日本に拠点を置いて彼女も活動するようなのでまた会えることがとてもうれしかったりもします♪

プライベートだけでなく、仕事でもいっしょに会える機会を作るべく、わたしもがんばります。

 

 

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